Hola, buenas tardes.(やぁ、こんにちは)
スタッフの"326"ことみつる氏です!
キューバを離れる...
うん、やっぱり各地の"カサ"(日本で言うところの民泊ってやつ)でキューバ人の家に泊めてもらいながら一緒に過ごしたことが一番の思い出だったかな。
そしてトータルで一ヶ月間キューバを旅したんだけど、以前にも言った通りこの期間はWi-Fiを一切使わなかったんだよね。
飛行機に乗り、メキシコのカンクンに戻り宿のWi-Fiに繋いでみると、各SNSの未読の数が凄まじかった 笑。
そういえば実家の親からの連絡もたくさん入っていた。
LINEが一向に既読にならないから心配したとのこと。
そりゃそうだよね!笑
一ヶ月繋がらなくなることを言うべきだったんだけど、すっかり忘れていた。
家族に対しての申し訳なさもあったが、それよりも一ヶ月もの間、外部からの情報が一切なかったことにドキドキしながら普段は滅多に見ない日本のニュースサイトを覗いてみた。
でも自分が思っている以上に日本も、世界も変わっていなかった。
「もっと何かが変わっている」と思っていたんだけどね。
Japan → Australia → USA → Mexico → Cuba → Mexico
カンクンはキューバに飛ぶ前にも寄っていたから土地勘はすでにあるし、やっぱり快適な場所だった。
まだ時間があったので、この辺りで有名なグラン・セノーテという透明度が尋常じゃない地下水が溜まった天然の井戸に潜ってみたり、マヤ文明の後期に栄えていたトゥルム遺跡なんかを観光した。
戻った宿で、階段下に置かせてもらった少しホコリが被ったバックパックを見つける。
ちょうど一ヶ月前にキューバへ行く時に、荷物を整理して不要そうな荷物をまとめて置いていったんだよね。
当たり前に、この紙を書いてバックパックに貼り付けた時はこの後のキューバがこれほどまでに楽しく想い出深いものになるとは想像もしなかった。
それに加えて、改めてこういうことを考える時間もまた楽しい。
さて、カンクンに数日滞在した後、バスで20時間かけて次なる目的地のサン・クリストバル・デ・ラス・カサスへ向かった。
名前が長すぎるから旅人の間では「サンクリ」と略しているんだけど、この街に行きたかったというよりも、次に紹介する宿に行ってみたかったのです。
CASA KASA(カサカサ)って名前の日本人宿。
今現在は、サンクリには旅人に人気な宿がカサカサ以外にも存在するんだけど、この当時からカサカサは有名だった。
何をもって人気なのかは上手く説明できない...というか、とにかく直接行って肌で感じてほしい。
気になるところへはどんどん顔を突っ込むのもありだと思うなぁ。
僕たちも旅を進めて行く中で「カサカサめっちゃ良いらしいよ〜」そんなワードを聞けば、「じゃあ行ってみる?」そんなライトな感じでルートを決めていた。
僕らはメキシコを北から南にかけて下っていたんだけど、同時に南から北上してくる旅人にも出会うんだよね。
そこで情報交換をしたり、既に通過した国で余っていたお金を交換することも多かった。
ちなみにカサカサへは一切コンタクトを取らずに予約なしで行ったんだけど、ギリギリセーフだった 笑。
すでに部屋はいっぱいだったんだけど、リビングで仮設のベッドでもいいなら...とオーナーの方に提案してもらった。
公式サイトやFacebookから予約できると思うんだけど、正直宿を予約していったことってあまりなかったかなぁ。
こういった日本人宿は難しいけど、現地の人がやっている宿に泊まる時は予約をしていかない方が料金交渉がしやすくなるんだよね。
交渉するのも旅の醍醐味の一つ。
でも、「この宿、絶対に泊まりたい」って思うところが事前にあったのならやっぱり予約して行くことが良いかもね。
カサカサに到着すると、中からアサラト(アフリカのパーカッション楽器)の振る音が聴こえてきた。
その音にすぐに反応するこのみさん 笑。
そして僕たちはアサラトを振っていた男の子とすぐに仲良くなり、その楽器を持ってサンクリの街へ繰り出した。
ちなみに宿のインターンホンを押してドアを開けて出迎えてくれたのは、一つ前のカンクンやキューバで会っていた顔なじみのあるバックパッカーの友達だった。
久しぶりの再会に話は弾むし、すでに宿の雰囲気はめちゃくちゃ良い感じだった。
オーナーさんも独特の雰囲気を持っているんだけど、これがまた良い。
名前はタケシさんと言うんだけど、とにかく凄く広いアイディアや考え方を持っていて、なんというか...生命力の塊。とにかくキラキラまたはギラギラしている感じ。
宿のオーナーとしてのホスピタリティも最高だし、何と言っても見た目とのギャップが良い。
旅中に出会ったオーナーさんの中で、ズバ抜けて男らしさやカッコ良さを感じる方です。
このタケシさんがいてのカサカサ。
この宿があってこそのサンクリとこの時に思いました。
僕らの場合だけど、旅の各地での印象は「誰とどう過ごしたか」が重要なんだよね。
宿も、その街も、その国も、すべてはそこで決まる。
「あの街のあれが美味しかったんだよね!」
「あそこのあれが可愛くてね!」
これもきっと一つの理由だし、それぞれの旅だから、それぞれの理由がある。
でも僕らの場合は、改めて旅の各地での想い出を呼び覚ましてみると、浮かんでくるのは「人の笑顔」や「誰かと一緒に過ごしている光景」でした。
こんなこと旅の途中では思わなかった気がする。
思う暇すらなく、刺激的な日々が続いていたというのもあったんだけど、こうやって思い返すことでも「旅」って楽しめちゃうから素敵なんだよね。
ってことでね、えーっと...
サンクリのこと全然書けなかった 笑。
どうしても文が長くなってしまう。
このままだと永遠に序章のままなので今回は潔くシメます。
誰かブログを完結に書く方法を教えてほしい!...って思ったんだけど、これが自分の味でもあるから良いか〜と思いました 笑。
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(ってことを考えたり書いたりしているから長くなるんだなーと実感)
つづくっ!!(無理やり)