【フィリピン・セブ島親子移住】月●●万ないと生活できません!海外子育て事情の本音 - フィリピン留学・セブ留学|英語学校 - CROSSxROAD
2024.04.08

【フィリピン・セブ島親子移住】月●●万ないと生活できません!海外子育て事情の本音

こんにちは~!

岡本家のタクとミユです。

 

セブ島親子移住したいけど、
生活費はどれくらいかかる?」
「円安だけどフィリピンの物価はどう?」
と不安に思うことってありますよね。

 

今回は「セブ島の生活費」について、海外子育て事情の本音を含めてお伝えしていきます。

 

私たちは、2012年より英会話スクール『クロスロード』を運営しています。コロナで一時休校した期間もありましたが、セブ島で子育てもしながらトータル10年ほど生活しています。

 

3年ぶりにセブ島に戻って来た今「円安&セブ島の物価の上がり方がやばい」と感じているので、
「現実的に移住を考えている」
「リアルな生活費が気になる」
という方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

※動画でご覧になりたいかたは、こちらをどうぞ

 

セブ島親子移住でかかる生活費

 

家賃

 

 

今回は、ママと小学校低学年ぐらいのお子さんと、2人で来たのをイメージして計算してあります。

 

まず家賃ですが、物件にもよるかと思うんですが、我々としては今回6万円(2万5000ペソ)くらいと考えています。

 

イメージ的には、ITパークやアヤラ付近の都心のところで、学校も近くにあって、スタジオタイプというよりは1LDKぐらいかなという感じです。

 

マクタンニュータウンの方で借りられた人も、やっぱり1LDKでそのぐらいかかると言ってたので、妥当なところかなと思います。

 

ただ、住む場所をもうちょっと都心から離せば、5万円とか4万5000円ぐらいまでは節約することは可能です。

 

日々住む場所なので、暗くて天井低くてじめっとした場所みたいなところは避けた方がいいかもしれません。

 

 

住む場所を決めるにあたって、親子移住や教育移住を考えているのであれば、お子さんの通う学校を決めて、その近くに住むのがおすすめです。

 

学校から遠いとストレスがかかりすぎるし、毎日送り迎えが1時間かかったり、タクシー費用も結構かかったりします。

 

費用の面も、時間やストレスの面も考えると、やっぱり学校を決めてから、その近くに住むという形にした方いいと思います。

 

水道光熱費

 

 

水道光熱費は、ちょっと余裕を持って1万2000円(5000ペソ)くらいと考えています。

 

水道代は多分1000ペソいかないですが、光熱費はもしかしたらちょっと足が出るぐらいかもしれません。

 

電気代がとにかく高いんですよね。日本より高いと思います。

 

効率の悪い火力発電で電線網もすごい悪いので、それくらい高くてもしょうがないかなと思います。

 

エアコンを使わなければだいぶ抑えられるので、扇風機で大丈夫な場合だったらもうちょっと安くなるでしょう。

 

昼間お家にいないとか、エアコンを使いませんとなると、もうちょっと安く済ませられます。

 

ただ、夜も結構暑かったりするので、季節によっては夜エアコンつけっぱなしにすると、やっぱりエアコン代がだいぶかかってきます。

 

光熱費は「エアコンをどれだけ使うか」によって、結構節約できるかもしれないです。

 

うちは子供たちが暑がったりすることもあり、エアコンをつけっぱなしなので、1万2000円くらいはいきます。

 

 

インターネット代

 

 

インターネット代は、4000円くらいかと思います。

 

うちの場合はPLDTというプロバイダーを使っていて、いいプランに入ってはいるんですけど、それでも2300ペソぐらいなので6000円ぐらいはしてます。

 

一般家庭だったら、もう少しプランを落として入れると思うので、4000円くらいが目安です。

 

安い方のプランだと、サクサクと進んでいかない感はありますが、動画とか見るくらいなら十分かなと思います。

 

日本と比べてすごく安いというわけではなくて、日本並みにするかなという感じです。

 

食費(1日3食自炊を前提)

 

 

食費は、1日3食自炊を前提に置いて、親子2人で1ヶ月4万2000円と考えています。

 

外食費用は別で計算しているので、家で食べるご飯代です。

 

内訳は、1人あたり朝ご飯150円、昼ご飯250円、夕食300円を想定しています。1日3食で1人700円、2人で1400円ですね。

 

日本と同じようにしっかり品揃えをして食べようと思うと超えるけど、親子2人だと簡単でいいかと思ったらさらに安くできるかもしれません。

 

 

小学生なら基本学校に通っているならお昼ご飯はお弁当になるかと思います。お弁当を日本で作ってあげてるみたいに、彩りよく入れてあげようと思うと結構コストがかかります。

 

近所のスーパーマーケットで材料は買ってくる形になると思うんですけど、マーケットなどで地元で手に入る食材を使ってやれば安くできます。

 

 

ミニトマトやきのこを入れてあげたいとなると、日本より高くなることも多いです。鶏肉や豚肉は日本よりちょっと安いですが、牛肉は結構高いです。

 

野菜は、地元で取れるものであれば日本より安いし、夏野菜は美味しいです。輸入したものだと日本より高くなります。

 

物によるところもありますが、平均すると食費は日本並みと考えておいた方が無難でしょう。

 


教育費用

 

 

教育費用は、1ヶ月1人2万5000円(1万ペソ)くらいと考えています。

 

インターナショナルスクールや公立の学校ではなくて、地元のプライベートスクールといって、フィリピンのお金持ちさんとかが通うような学校をイメージしています。

 

プライベートスクールの中でも安く置いてる感じになるかもしれません。これプラス教材費とかユニフォーム代とか、課外活動費みたいなものも、ちょこちょことかかってくる感じです。

 

インターナショナルスクールで英語教育をさせようと思ったら、下手するとこの10倍とかかかってきてしまうので、そう考えるとフィリピンでの英語教育はだいぶ割安で通わすことができるのかなと思います。

 

交通費(タクシーで子供送り迎え)

 

 

子供をタクシー送り迎えする時の交通費ですが、往復500円ぐらいで20日間、タクシーで15分20分ぐらいの場合で、1万円くらいかと思います。

 

お買い物や遊びに行く時まで全部タクシーを使うとなると、もっとかかります。1万5000円とか下手すると2万円いくかもしれません。

 

人によって違いますが、地元のジプニー(乗合バス)とかバイクタクシーを使ってらっしゃる方もいて、その辺を使いながらでもトータルで月1万円ぐらいかかるんじゃないかなと思います。

 

 

バイクタクシーは、バイクの後ろに2けつでヘルメットを借りて乗るものですが、それだと安いし早いです。

 

セブはだいぶ渋滞が激しいので、平日の朝と夕方はかなり混むので時間もかかるということもあって、お子さんはなるべく家から近い、できれば徒歩で通える学校を選ぶのがベストかなと思います。

 

ビザ延長費用

 

 

ビザの延長費用は、1ヶ月1万6000円と考えています。

 

結構見落としがちな費用なんですけど、これは絶対にかかるので、最初から入れておかないといけません。

 

月によって金額が変わってくるんですが、大体1人あたり1ヶ月8000円ぐらいです。2人分で1万6000円。

 

これはもう節約のしようがないですね。

 

外食及び交遊費用

 

 

外食及び交遊費用は、4万円と考えています。外食や遊ぶ時の費用、習い事などの費用もここに入れてあります。

 

例えば恐竜展に行った時は、1人1000円くらいで、家族2人だとそれだけで2000円かかるし、交通費や食事を含めると1日遊んで7000円くらいになります。

 

 

映画は日本と比べるとだいぶ安いかなと思いますが、土日に1泊2日でカオハガン島に行ったり、シュノーケリングしたりすると結構な金額かかるので、4万円くらいは考えておいた方がセブでの生活を楽しめるかなと思います。

 

使わないで抑えることもできますが、せっかくセブに来たら遊びたいというのはありますよね。

 

この中に外食の費用とかも入てるので、現実やっぱり結構かかります。とくに外食しようと思うと、日本並にはかかると考えておいた方がいいでしょう。

 


その他予備費

 

 

その他の予備費ということで、2万円を置いてあります。

 

例えば、怪我や病気、学校のイベント、ものが壊れた時の修理代など、突発的に発生するような費用ですね。

 

電化製品が必要になったり、欲しいものがでてきたりすることも考えると、1ヶ月2万円ぐらいあると無難かなと思います。

 

生活費トータル

 

 

セブ島での生活費トータルすると、22万9000円。23万円ぐらいですね。

 

計算してみて、やっぱり結構かかるなと個人的には思いました。なんとなく20万〜25万円というイメージはありますね。

 

安く済むという情報もあったりしますが、10万〜15万だと親子2人はなかなか厳しいと思います。

 

本当に切り詰めて、住む場所とかも工夫して安いところにして落とすことはできるかもしれないですが、それなりの覚悟が必要です。

 

 

何年前かであれば、1/2とか2/3の15万円ぐらいでもいけましたが、3年4年前からすると円安の影響もあり1.5倍になったので、2023年の9月時点でいくとやっぱり23万円ぐらいが妥当かなと思います。

 

1人暮らしでも15万円ぐらいはみておく必要があるでしょう。

 

慣れていくにつれて削れる部分も見えてくるかもしれませんが、最初に来る時点では15万円ぐらいと考えておかないとストレスのかかる生活になってしまうかと思います。

 

セブ島の生活費を節約するポイント

 

海外旅行保険はカード付帯のものに加入する

 

 

生活費に計上していない費用として、海外旅行保険があります。

 

損保ジャパンや三井住友海上などで入ると、2人で1年30万円以上かかりますが、クレジットカードの保険を使うことで数万円に抑えることができます。

 

海外旅行保険付帯のクレジットカードは、年会費さえ払えば、家族までみんな入れる保険もあるので節約になります。

 

年間費1万円2万円で入れたりします。ただ、基本的に保険の期間が3ヶ月です。なので、カードによってうまく繋ぐことで、海外旅行保険1年間2人をカバーすることは可能かなと思います。

 

学校は徒歩圏内がおすすめ

 

 

住む場所は、やっぱり学校の近くに住めばタクシー代や時間も含めて節約できるので、学校の近くかつ安いところを探されるのが、コストを削減する上ではいいかなと思います。

 

タクシーが捕まらないとか、学校がお休みになったりとか、雨がひどいのでお迎えに来てくださいとかいうこともあるので、近いにこしたことはないです。

 

教育費用は学校によって予算が変わる

 

 

今回はリーズナブルな学校で計算しましたが、インターナショナルスクールに入れるとなると、平気で年間100万円プラスアルファかかることもあり得えます。プライベートスクールでも100万円近くかかるところもあります。

 

どこの学校に入れたいかで教育費用は全然違ってきます。また、今の英語力でどこの学校に入れられるかというのもあるので、学費は学校によって予算が大きく変わってくるかと思います。

 

やっぱり自炊は節約になる

 

 

生活費のなかで大きな割合を占めるのが、家賃と食費です。ここをいかに切り詰めるのかが節約ポイントでしょう。

 

当然ながら、自炊するとだいぶ安く上がるけど、結構外食を毎日するとなるとだいぶコストが上がります。

 

外食でもフィリピン料理のカンティーンと呼ばれる食堂みたいなところならそんなにかからないですが、イタリアンや日本食を食べたいとなると高いです。

 

ラーメン屋さんの普通のメニューでも1500円くらいします。節約するなら、なるべく外食を控えて自炊することをおすすめします。

 

 

まとめ

 

 

セブ島の生活費は、以前より上がっているとはいえ、他の国と比べれば物価も安いです。

 

日本から近いし、リーズナブルな金額で英語教育を受けられて、リゾート地であることも大きな魅力ですよね。

 

セブはビザの件とかもハードルが低いので「初めての海外移住」「海外で子育てしたい」という方には、おすすめの場所です。

 

海外移住を考えている方は、ぜひ検討してみてくださいね。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。