こんにちは~!
岡本家のタクとミユです。
今回は「英語学習の効果を10倍アップさせる方法」をご紹介します。
セブ島で英語学校をトータル9年ほど経営している私たちが、明らかに留学で伸びる人の特徴をお伝えしていきます。
「英語初心者だけど、何から始めればいい?」
「せっかくセブ島留学するなら、最大限英語を伸ばしたい」
と思っている方は、ぜひチェックしてみてください。
事前学習のやり方次第で、10倍以上英語の伸びが変わります。
限られた時間を有効活用するために、やるべき事前学習と、やらなくていい事前学習を徹底解説。
この記事をご覧になっていただければ、セブ島留学の効果を何倍もアップさせることができますよ。
※動画でご覧になりたいかたは、こちらをどうぞ
セブ島留学の特徴といえば「マンツーマンレッスン」です。
フィリピン人講師のマンツーマンレッスンをたくさん受けられることが、最大の特徴かなと思います。
僕ら自身も身を持って体験してるんですが、マンツーマンで教えてくれるので「自分のレベルに合わせて学習を進めることができる」「たくさん会話ができる」のがいいです。
あとは本当にフィリピン人は優しいのと、講師自身もネイティブではなく自分で努力して学んできた経験があるので、それを踏まえて教えてくれるのはすごくいいかなと思います。
また「セブ島留学自体が他の国に留学するよりも安い」「アクティビティマリンスポーツができる」「様々な人たちの出会い」などもセブ島の魅力だと思います。
マンツーマンレッスンがたくさん受けられることで「会話力の向上」がすごく見込めるというのがセブ島留学の大きなメリットです。
会話力を向上させるためには、先生と英語を話す量と質を最大化させることが重要だと私たちは考えています。
そのために必要になってくるのが「中学校レベルの基礎文法・基礎単語」。これさえマスターしておけば、最初から先生と会話をすることができます。
一方、本当に英語力ゼロで来てしまうと、先生を前にしても何も話すことがないということになってしまいがちです。
せめて単語が出てくれば、先生が「こういうこと?じゃあそれを言うにはこういう文章ですね」と教えてくれるんですが、何も出てこないと無言の時間が過ぎてしまいます。
ある程度たどたどしくても構わないので、最初から英語の文章を伝えることができれば、先生はそれに対してここが間違ってるよと解説してくれます。
「中学校レベルの基礎文法・基礎単語」レベルのところまで英語力を上げてくると、英語力ゼロでくる場合より、喋る量が5倍10倍と変わってきます。
やっぱり喋った量だけ伸びていくので、スタートラインを上げてくることで、留学に入ってからの伸びが全然変わります。僕らも身をもって感じているところです。
ちなみに第二言語として語学を学ぶ時に、インプットが7、8割・アウトプットが2、3割が望ましいと言われています。アウトプットするためには、その何倍ものインプットがないとできません。
貴重な留学の時間をインプットや暗記することだけに使わずに、よりたくさん話す時間に当ててもらえると、とても充実した英語留学になるんじゃないかなと思います。
日本での留学後の学習効果も大きく変わってくるので、ぜひ事前学習をしてきていただければと思います。
事前学習をしてくると、留学中に様々なことを経験できる機会も大幅にアップするというメリットもあります。
先生とより仲良くなれるし、現地での出会いも増えたり、出会った人とより密なコミュニケーションがとれたりするので、どんどん楽しくなります。
より深いコミュニケーションをとることで、深く人と付き合うことができるという意味でも、ある程度英語を話せるという状況を作れると、すごくセブ島留学が充実すると思います。
皆さんお忙しいと思うので、限られた時間の中で、どういう風に事前学習してくればいいかという方法をお伝えしていきます。
ぜひやってきてもらいたい事前学習は2つ。「基礎英文法」と「基礎英単語」です。
中学校の英文法を理解することがまず大事なんですが、理解した上で口から出す練習をして使いこなすレベルまでやってきてもらえるとすごくいいかなと思います。
英文法を理解しているというのは、例えば英文法の中学校のテキスト見たときになるほどこういうことだなとわかる、もしくはテストに答えることができるというレベルです。
一方、使いこなすというレベルは、英文法を自分の使いたいように適用して文章を作ることができるというレベルになります。
例えば「日本で一番背が高い山は何ですか?」という日本語を聞いたら「What is the highest mountain in Japan?」とパッと出てくるというレベルです。これは、中学校2年生で習う最上級という英文法を使った文章です。
このような形で「口頭英作文」できるようになってるとすごくいいかなと思います。
英文法を理解するためのおすすめのテキストは『中学英語で簡単英会話』です。理由は、絵がたくさんあってイメージで理解しやすいこと、小さくて薄いこと、中学校の英文法がこれ1冊で学べることです。
英文法を使いこなすためのおすすめのテキストは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』です。
大ベストセラーで、15、16年前に発売されたけど今もAmazonでずっと1位を取り続けているすごくいいテキストです。
左のページが日本語で、右のページが英語になっています。日本語を見た瞬間に英語の文章を作れる状態になるために、とにかく繰り返し繰り返し英作文にして口から出していく練習ができます。
文法項目ごとに並んでいるテキストなので、まず『中学英語で簡単英会話』で英文法を理解した上で、使いこなすために『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』で、日本語から英語に口頭英作文を瞬間的にやるという練習をしていただくとすごく効果的だと思います。
さらに『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』の上位バージョン『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』という緑の本は、文法項目ごとではなく順不同に並んでいて、後ろの方に行くとより複雑な文章が出てくるので、そこまでやり終えてくると、セブに来てレッスンで先生に会った時に文章が言えます。
そうすると、ここが違うよと教えてもらえたり、そこから話が弾んだりと、得られるものがグッと上がります。
僕らも『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』を何回もやってすごく役に立ちました。
この中で使われる英文法の項目を使って単語を入れ替えすれば、留学したてでも先生との会話がある程度成立するので、本当におすすめです。
クロスロードに入学される生徒さんにもおすすめしてるんですが、これをやってきた人はかなり伸びます。
これをやらずに留学すると、書くのはできるのに全然口から出てこないという状態が続いてしまいもったいないです。
英文法を理解して使いこなすところまでやった上で来ていただけると、すごく充実した留学になると思います。
事前学習の具体的な方法の2つ目は「基礎英単語」です。
単語は暗記になってくるんですが、単語を暗記する方法は「回数×インパクト」が鉄則です。
何回繰り返したか、もしくはすごいインパクトがあったかで覚えられるようになります。
日常生活で英単語を覚えていく時は、なかなかインパクトがある状況で覚えるのは難しいですよね。
そのため、英単語帳を使って回数をたくさん回すことが大事になってくるかなと思います。
おすすめの単語帳の選び方は、知ってる単語が4割5割入ってるものを選ぶことです。7割8割知らない単語になってくると、できないやめたと投げ出したくなりがちです。
本屋さんに行ってみて手に取って、これ楽しそうだなやれそうだなという単語帳かつ、知ってる見たことある単語が4割5割入ってるものがおすすめです。
会話する際は、日本語を見てパッと英語で口に出せるようにしておく必要があります。意味がわかるだけでは喋ることができません。
日本語から英語、英語から日本語、どちらもできるようにしておく必要があります。
本当に初心者で、知らない単語が多すぎるという場合は『中学英語で簡単英会話』『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』に出てくる単語を覚えるだけでも、まずは大丈夫かなと思います。
優先順位が高い単語が載っているので、ここに出てくる知らないものを覚えていく、そして余裕があれば単語帳をやるってというくらいでも大丈夫だと思います。
「文法なんてやらなくてもいいよ」という人もいますが、定型文くらいは話せるようになっても、自分の考えを伝えたいという時には文法がないと話すのが難しいです。
ある程度理解していないと、英語レベルが頭打ちになってしまうので、中学レベルで構わないので「基礎英文法」と「基礎英単語」をやってきていただけると、すごく充実した留学ライフになるんじゃないかなと思います。
TOEICのための学習は、限られた時間のなかでの優先順位的には低いです。
会話ではなかなか使わないようなだいぶ難しい単語や、文法の細かい知識を問われるものだからです。
もちろん無駄ではないですが「基礎英文法」「基礎英単語」をやった上で余裕があればやってきていただければいいかなと思います。
また、リスニングに特化した事前学習もしなくていいのではと個人的には思っています。
もちろんできた方がいいですが、セブ島に留学したら死ぬほど先生と会話するのでリスニングできます。
また、そもそもこちらから話さないと先生も返してくれないので「発話量を増やす」ためにも「基礎英文法」「基礎英単語」の方が優先度が高いといえます。
同じ理由で、リーディングについてもそこまで事前学習してくる必要はないのではと思います。
発音については、自分が出した音をチェックしてもらわないとわからないので、発音こそセブで先生に見てもらうのが1番いいと思います。
「発音・リスニング」はセブで「スピーキングの準備」は事前学習でやった方がいいでしょう。
セブ島留学の目的は「会話力の向上」で、先生と英語を話す量を最大化することが最も大切です。
せっかく時間とお金を使ってセブに来るわけなので、最大限得られるものを持って帰ってほしいというのが、セブ島で英語学校を経営している我々の思いになります。
よく生徒さんにお伝えしていますが、留学の英会話レッスンは、スポーツでいう練習試合で、その先に実際の会話があります。
練習試合をするためには、その前にルールを知っておく筋トレをやっておくというのと一緒で、英語も文法を知っておく基本的な単語 を知っておくというのが大事なことになってきます。
みなさんお忙しいと思いますが、勉強する時間が取れるのであれば、「基礎英文法」「基礎英単語」から始めていただけたらなと思います。