「夢」のかなえ方〜自分があきらめなければ、いつか夢は必ずかなう〜 - フィリピン留学・セブ留学|英語学校 - CROSSxROAD
2018.12.18

「夢」のかなえ方〜自分があきらめなければ、いつか夢は必ずかなう〜

どうもこんにちは〜

インターンスタッフの"326"ことみつる氏です!

 

 

今回は"「夢」のかなえ方"について生徒のトシさんがワークショップを開催してくれました!

めちゃくちゃ気になるその方法...

 

ということで、早速その模様をお届けしたいと思います!!

 

 

まずスライドのトップにドーンと映し出された日本酒の写真。

これは"夢"というお酒で、"自分の夢を飲む"という意味も込めて毎年12月ぐらいの寒い時期になるとトシさんはこれを飲んでいるそうです。

 

味もネーミングも気に入っているそうなのですが

トシさんらしい素敵な習慣なだけに、その飲んでいる様子を想像するだけでこちらもなんだかホッコリした気分になりました。

 

 

優しく語りかけるように始まった今回のワークショップ。

トシさんは、まず今回のワークショップを開こうと思った経緯を話してくれました。

 

 

なぜ、僕がクロスロードで自分の経験を話そうと思ったか

僕は今、50歳代も半ばのおじさん。

でも、旅もするし、クロスロードにもまた来れたし、これからも、やりたいことは全部やるつもり!

でも、日本の僕のまわりには、そうでない人がほとんどだ。

また、前回、クロスロードに来た時に、「これから世界一周で〜す!」と明確な夢を実現しようという人たちがたくさんいた中で、「自分は卒業したらどうしよう・・」と未来に漠然とした不安を感じている人も少なからずいた。

僕は、いつも、自分の人生は、「夢」をもって、それに向けて自分でコントロールしなくちゃいけないと思っている。

もし、今、将来が見えず、戸惑っている人がいたら、役に立つかはわからないけれど、おじさんの「夢をかなえてきた方法論」を伝えたいと思った。

 

 

トシさんは、「参加してくれた生徒さんのうち、一人でも、何かヒントになるようなものが見つかってくれればそれだけで嬉しい」と上のメッセージの下線部を強調しながら話してくれました。

 

 

「夢ノート」との出会い

 

そんなトシさんは、学生から社会人を経て結婚をし、その頃はやりたいことがパッと目の前にあってそれに向かって突き進むような感じで人生を生きていたそうです。

 

30歳を過ぎた頃、中山庸子「『夢ノート』のつくり方」の本に出会ったそうです。

 

その中でのキーワードは、

  • 「なりたい自分」に必ずなれる!
  • 願いを言葉にすることから始めよう!
  • 知らず知らず「夢」がかなうノート

→「好きなこと」をもう一度見つけたい

→「夢」を具体化、視覚化する

→かなったらマークをつける

 

夢を全部書き出して、具体的なイメージをすると、ワクワクした気持ちになる。

夢を実現するたびに、印をつけていくと、夢実現にはずみがついてくる。

「やっぱり、夢はかなうんだ!」を実感。

 

 

そしてトシさんは、自身の夢ノートの一部を紹介してくれました。

そこに書かれていたのは...

 

 

 

 

目標:世界征服

 

 

 

 

参加者一同、爆笑。

でも、これは世界を征服するという意味ではなく、「世界中の自分の行きたいところに行く」という願いを込めて書いていたそうです。

 

他には、「オホーツクに流氷を見に行きたい」だったり

行きたいところの地図が具体的に手書きで書かかれていたりと...

 

とにかくトシさんの夢ノートにはこういった旅行関係のことだけではなく、ここで紹介しきれないほどの様々なジャンルの夢がびっしりと細かく書かれていたのです。

 

このようなノートを作ると何が良いのかというと...

"脳にインプットされる"、すると"自然に必要な情報が入ってくる"

ということで、自分の行動もどんどんそれに向かって加速していくそうです。

 

 

「マイ・ゴール」で自分探し

 

次に、リチャード・H・モリタ「マイ・ゴール」の内容を元に話を続けてくれました。

 

今、この瞬間の判断、アクションは過去の記憶、経験から決められている。

自分の過去をしっかり思い出して記憶の棚卸しをすることで、本当の自分、未来の自分らしい「マイ・ゴール」がつかめる。

自分史(世界史)を作成する。

〜「出来事」、「感謝の記憶」、「謝罪の記憶」、「悔しさの記憶」・・エピソードから心の内面まで掘り下げていく〜

「自分は何に喜びを感じるのか?」、「自分ってどんな人?」

※本当に自分がやりたいことって何?

 

 

こういうものをキッカケに自分の過去を呼び覚ましながら、様々な出来事や想いを少しずつ棚卸ししていくこと。

そうしていくと「自分はこういうことを実はやりたかったんだ」などと再認識することができるそうです。

 

 

大前研一や大橋巨泉に触発されて

 

大前研一「やりたいことは全部やれ!」

大橋巨泉「セミ・リタイヤのすすめ」

アタッカーズ・ビジネス・スクール(ABS)でのワークショップ

 

家族も仕事も遊びも、やりたいことは全部やれ!(大前)

若いうちにめちゃくちゃ仕事をして、早期リタイヤして、やりたいことをやって過ごそう!(巨泉)

家族で実現したいこと、夫婦で実現したいこと、仕事で実現したいこと、自分自身が実現したいこと・・

「全部、実現したい!」

 

自分が描いた将来に、今の行動は関連づいているか?(ABS)

今の会社で一生懸命働いても、自分の夢には届かないと気づく。

 

 

やっぱり頭の中では"自分の出来ること"を考えてしまいがち。

「これだったらできるだろう」と、自然に制限がかかってしまい「こんなことって今からじゃ無理だろう」と考えていた時に上で紹介した本に出会ったそうです。

 

 

自分はいろいろな役割の中で生きている「7つの習慣」

 

スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」

 

この本で紹介されている、7つの習慣の内の一つ「原則中心の生活」をトシさんは詳しく説明してくれました。

 

 

「お金、仕事、所有物、遊び、友達、敵、宗教、自己、配偶者、家族」すべての事柄を原則に判断する。

→ミッション・ステートメントを書く

 

いろいろな関係性の中で生きていて、それぞれの役割を担っている。その役割における生き甲斐、責任は何か。

→役割ごとに目標とスケジュール

 

夫として、父親として、長男として、社会人として、友人として、社会貢献、趣味・人生を楽しむ

 

※やりたいことは、すべての関係性の中で成立する。

それぞれの役割の中で自分が何を果たすのか、実現するのか。

 

 

例えば"仕事""遊び"

「遊びたいんだけど仕事があるから遊べない...」と普通ならこういう判断をしてしまう。

 

"お金""遊び"においても、「旅行に行きたいんだけどお金がないから行けない」と考えがちなのですが、そうではなく"自分の中に原則を持つ"という考え。

上に書いた図のように、原則に従って"お金も使うし、遊びもするし、仕事もする"というのがこの本の中での考え方だそうです。

 

お金がないから遊べないのではなく、遊ぶためにはこれらのバランスをあらかじめ考えて決めておくというのが大切になってくるそうです。

 

 

夢実現のための行動は「緊急でないけど重要なこと」から

 

そして、「7つの習慣」でもう一つ言っていることが、

これから強化してかなくてはいけない行動は、"緊急でないことだけど重要でもないこと"

 

一番、夢実現のためにやっていかなくてはいけないのは

"緊急でないことだけど重要なこと"の時間を増やすこと。

 

ここに一番時間をかけるためには、"緊急だけど重要でないこと"と、"緊急でないことだけど重要でもないこと"の時間を削っていくことなんだそうです。

 

  緊急 緊急でないこと
重要
  • 締め切りのある仕事
  • クレーム処理 etc.
  • 人間関係作り
  • 健康維持 etc.
重要でない
  • 突然の来訪
  • 多くの電話 etc.
  • ひまつぶし
  • 単なる遊び etc.

 

 

夢とその実現を見える化する「夢に日付を」

 

渡邉美樹「夢に日付を!」

 

その本からのメッセージ:

「イメージできるならば夢は実現する」

「あきらめなければ夢は必ずかなう」

「緊急じゃないけど大切なこと」

「今、何をすべきかを逆算して割り出す」

「スケジュール帳やカードで繰り返しイメージする」

「終わった予定は、赤えんぴつで消し込む」

 

トシさんは、日付を入れるという具体化する意味で「夢ノート」を充実させていました。

でも、イメージだけで具体性があまりなかったそうなんです。

そんな時にこの本に出会い、上に書かれていることをエッセンスとして取り入れていったとのことです。

 

 

現在の僕の夢をかなえる方法

 

  • 夢の長期計画を作成する。
  • 中期で計画を具体化・詳細化する。
  • 来年1年間の予定を確定させる。
  • さらに月別の計画に落とし込む。
  • 手帳に記載して予定日を確定させる。
  • 実行したらマーカーで塗りつぶしていく。
  • 月別計画を棚卸しする。

→実施は朱書き、追加実施は青字で追加、予定も随時見直す

  • ライフライン・チャートと自分史を更新。

 

 

この表には、やりたい項目がビッシリと書かれていて、達成した項目とそうでない項目が分かるように文字色が変わっています。

 

年ごと、ジャンルごとに細かく纏められている内容に参加していた生徒さんたちから「おぉ〜!!」と大きな声が上がりました。

こういった感じで視覚化すると、満足感や達成感があり、同時に達成できていない自分の夢を明確化できるんですね!

 

 

実現した夢、どんどん広がる夢

 

実現したこと(例)

【父親】育児、キャンプ etc.

【家族】家族の健康、両親の世話 etc.

【趣味】海外旅行、国内旅行 etc.

【仕事】ITプロジェクトのマネジメント実施、会社設立・経営 etc.

【財務】所得・売上、不労所得

【その他】スポーツカーに乗る、主夫になる etc.

 

 

若いみんなに伝えたいこと

 

  • 自分があきらめない限り、いつかは夢は実現できると信じる。
  • 自分が本当に求めているもの、好きなものを再認識する。
  • 夢をできるだけ具体化して、実現を明確にする。
  • 繰り返し、繰り返し「夢」を脳に覚えさせる。
  • 夢を計画に落とし込む
  • 小さなことでも達成できたら、それを視覚化する。
  • ゴールが明確であれば、けっして近道じゃないかもしれないけど、いつかは必ずたどり着く(人それぞれにルートは異なる)。
  • 人は一人で生きていけない。関係性、役割、その中での自分の役割を明確にする。
  • 20代、30代、40代、そして50代と続けた分だけ道(夢)は広がる。

 

 

トシさんが紹介してくれた「夢」のかなえかた。

 

誰もが大小関わらず、また、知らず知らずのうちに「夢」をかなえているとみつる氏は思っています。

その行為自体に意識を向けることで、その「夢」実現までのスピードやかなえた時の達成感、そして新たなる「夢」が作られ、人生がより豊かになっていくのではないかなと思っています。

 

そしてみつる氏は、生徒さんたちの「夢」が生まれる瞬間をこれまでに何度も見てきました。

そんな「夢」が見つかるクロスロード、やっぱり面白い学校ですね!

この記事をかいた人

CROSSxROADのスタッフ。 夫婦で約2年間の世界一周の旅を終え「英語」「海外」「出逢い」の環境がそろった念願の地へたどり着く。 セブの暑さよりも暑苦しい男、日々奮闘中です。