今日からフィリピンでは、大型連休に入りました。
その名も『ホーリーウィーク』
ホーリーウィークとは!?
国民の80%以上がカトリックのフィリピンではとても大切な1週間のようです。
皆さんはどうお過ごしですか!?
大型連休というのに何の予定もない寂しい男=インターンの”84”ことヤッシーです。
今回は、先日訪れた『何もなくて豊かな島』で有名な、カオハガン島で自分が感じた事を記事にしていきたいと思います。
カオハガン島!?
何処にある島!?
ココでーす!!
セブの玄関口、マクタン空港のある島、マクタン島からボートで30分〜40分のところにある島です。
なんとこの島は日本人オーナーが所有する島なのです。
個人的にこの島が大好きになりました。
って言うのも、本当にこの島には良い意味で何もありません!!
電気・水道はもちろん、wifiやテレビも無いとの事。
一般の人が泊まれる宿泊施設は島の中に1つだけありました。
この宿泊施設には雨水を地下に貯めていてるタンクみたいなものがあります。
この島で唯一の真水が使える場所です。
他の場所の溜め水は海水を利用していました。
しかも、その水を使って小さな子供達が公衆トイレの排水と、利用した人の手を洗う手伝いをしています。
実際、この島には500人〜600人ぐらいの人が暮らしているそうです。
パッと見は、ここにはのんびりとした時間があり、何にも縛られない自由がある様に見えました。
しかし、自分がこの島に滞在した時間は、たかが数時間でこの島のリアルが分かるはずもありません。
もし体調が悪くなっても、この島にはしっかりとした診療所もありません。
緊急の場合でも、ヘリコプターが降りられるスペースもありません。
もしそのスペースがあってもヘリコプターを呼べる経済力はないとの事。
僕は以前、旅している時もそうだったのですが、様々な環境で育った子供達を見ると何故か自分の生まれ育った日本の環境、今まさに日本で生きている子供達と比べてしまいます。
そこから、この子供達はどういう大人に育って、どういう選択肢が生まれるのだろうかと想像してしまいます。
皆さんはこういう現実を見た時、どう考えてどう感じますか!?
本当の豊かさとは何なのでしょう!?
何でも手に入り、お金が自由を生み出していると言われている先進国
日本!!!
自分達はそんな環境で、当たり前に育って来たからこそ、普通にある物が無くなった時に不安・不便を感じます。
それに依存しているのでしょうか!?!?
時に便利が息苦しくなり、自分を不自由にしてしまう事もあります。
元々、持っていてそれが無くなる生活。
元々、それが無いのが当たり前の生活。
もしも無くなった状況に強いのはどちらなのでしょう!?
何でもそこに有るのが当たり前の感覚を、たまにはそれが無いのが当たり前の感覚にする時間も大切なのかなと・・・・
~Simple is the best~
この言葉の意味を大切にしたいです。
物やこだわりは、本当に大切なものだけで良い。
あまりにそれを持ち過ぎちゃうと自分の重荷になり、いざ動こうとした時に邪魔になる。
本当に大切なものは少しで良い。
この島・ここCxR(クロスロード)に来て強く思う事の1つ。
短い時間でしたが、そういうことを改めて考えて感じる時間でした。
皆さんもここカオハガン島に来て、何も無い環境で自分と見つめ合ってみてはどうでしょう!!!
きっと素晴らしい時間になるはず。。。
>>カオハガン小学校