こんにちは~♪
セブ島・岡本家のタクです。
『海外移住した日本人家族を巡る旅』第4回目の今回は、マレーシアの首都・クアラルンプールからお届け。
『ルシュエット』の創業者・中村タエコさんにインタビューをしていきます。
『ルシュエット』では、教育移住する親子のために、全部で150校あるマレーシアのプライベートスクールの中から、それぞれのご家庭のお子さんにぴったりの学校をご案内したり、住居の相談なども受け付けています。
僕たちがセブ島で運営している英会話スクール『クロスロード』と似たような感じですね。
そこで、こんな疑問が…
「教育移住をするなら、マレーシアとセブ島、どちらがおすすめ?」
「マレーシアでは英語以外にもたくさんの言語を習得できるって聞いたけど、本当?」
「そんなにプライベートスクールがあるなら、どうやって探したらいいの?」
この記事では、それらのご質問を、ルシュエットの創業者・中村さんが丸っと解決してくれますよ。
また
についてもおうかがいしているので、これからマレーシアへの移住を考えていて、『マレーシアで活躍する日本人』について知りたい方にも、ぴったりの内容となっていますよ。
それではさっそく、お話をおうかがいしていきましょう。
※動画でご覧になりたいかたは、こちらからどうぞ
目次
ミユ「まず最初に、簡単に自己紹介をお願いしてもいいですか?」
中村「はい。
中村タエコと申します。
マレーシアには11年在住。
『ルシュエット』という会社を設立し、主に、日本からマレーシアにいらっしゃる皆さんのために
など、各種サポートを行ったり、英語を教えたりしています。
また、日本語の学習塾も開校しようと思っています。」
すごい!
いろいろと、幅広く手掛けていらっしゃるんですね。
これから
「マレーシアに移住しよう」
とお考えのかたは、ぜひルシュエットにご連絡してくださいませ。
↓ ↓ ↓
中村さんが創設した『ルシュエット』について、どのようなことを行っているのか、もう少し具体的に教えていただけますか?
中村「私は、マレーシアに親子留学しようと考えている方たちに、学校選びのお手伝いをしています。
10年くらい前までのマレーシアは
『リタイアメント(定年)後に、のんびりする場所』
みたいなイメージで、結構人気の場所だったんですけど。
コロナ後は、マレーシアに親子留学なさる方がすごく増えてきたんですよ。
実はマレーシアには、どこに通ったらいいのか頭を抱えるほどたくさんの、インターナショナルスクールがあるんです。
私たち『ルシュエット』では、お客様のリクエストの1つ1つに丁寧に耳を傾けて、それぞれのお子さまに合ったインターナショナルスクールをご提案させていただいています。
あとは、春休みや夏休みなど、長期休みに
『旅行に行くついでに、本格的に英語を勉強したいな』
という方のために語学学校を開催したり
『せっかくだから、学校も見学したいな。』
という方のサポートなどもさせていただいております。」
マレーシアに移住することになったきっかけを教えてください。
中村「実は私は、もともと
『海外に住もう』
なんて全く思っていなかったんですよ。
私は名古屋出身で…」
えっ、僕も名古屋出身ですっ!
中村「ええぇっ!」
中村「日本が一番いいよね、って思っていました。
英語も話せなかったので、まさか海外に移住することになるなんて、全く想像もしていなかったんですよ。
でも、東京で会社を3つぐらい経営している間に、
「今の事業を大きくするために、ちゃんとビジネスを勉強しよう!」
と思って。
30歳後半で、MBA(大学院で経営学を学んだ人に与えられる学位)を取りにいったんです。
海外の成長率や、税金関係などを勉強していくうちに
「あれ?
もしかしたら、日本よりも海外に出た方が、いろんなチャンスがあるかもしれない!」
っていうことに気がつきました。
それでもう
「思い切って、1回海外に出てみよう!」
と思って、シンガポールとマレーシアを見に行ったんですよ。
シンガポールの物価は、東京とあんまり変わらないか、ちょっと高いくらいでした。
でも
『マレーシアは、すごいコスパいいじゃん!』
って思って、移住することにしたんです。」
それは、いつぐらいのお話ですか?
中村「11年前です。」
ミユ「先ほど、ちらっと教えていただいたんですけど。
ビジネスの内容について、もうちょっと詳しく教えていただけますか?」
中村「私が起業した『ルシュエット』では、長期留学なさるかたを対象に
を行っています。
大学や、ナーサリー(保育園)もご案内していますよ。
また
などの長期休みを活かして、マレーシアに旅行に来ていただいたついでに、英語を学んでいただくプログラムも行っています。
それ以外にも、これから
「インターナショナルスクールに通おう」
と思っているお子さんが英語に困らないようにサポートしています。
あとは逆に、親子留学しているかたで
『日本語がちょっと大変』
っていうご家庭もあるので、今後は、日本語の学習塾も手掛けようとしているところです。」
めちゃくちゃ幅広いですよね。
ミユ「うんうん。」
起業のサポートも行っているんですよね?
中村「はい。
のビザが出るんですけど、もう片方の親御さんのビザが取れなくて、結構、ご相談をいただくんですよ。
その場合、いろんなビザの種類が取れるんですけど。
その中でも
「せっかくなら、起業して、マレーシアでも1つ事業を成功させたい。」
と思っていらっしゃるお父さんのかたのために
などのサポートを行っております。」
すごいですね。
中村「ありがとうございます。」
次に、マレーシア全般について、クアラルンプールも含めて教えていただきたいんですけれども。
中村「マレーシアはですね、意外にも、14年連続で
『住みたい国NO.1』
に選ばれたことがありまして。」
はい、知ってます♪
中村「実は私は、マレーシアに来る前は、まさか、マレーシアがこんなに都会だなんて思ってもいなかったんですよ。
なんか、勝手に
『マレーシア = 山やジャングルがあって自然豊かなイメージ』
って感じちゃっていたんですよねw
でも、来てみてびっくり!
すごい都会でした。」
まさにコンクリートジャングルですよね。
中村「そうw」
中村「マレーシアには、4つ魅力があると思います。
マレーシアの一番の魅力は、なんといっても住みやすい気候です。
ずーっと夏!
なので、洋服代をかけなくてすみます。
もちろん、暑い日もあれば、暑い時間もあるんですけどね。
『日本の猛暑よりは暑くなくて過ごしやすい』
っていう感じですよ。
フィリピンもそうですよね。
夜や朝方なんかは、クーラーも全然いらなくて、ファン(扇風機)だけで生活したりとかしています。
マレーシアの2つめの魅力は、天災が少ないことです。
安心感を求めて移住されてくるかたも多いんですよ。
日本と違って地震が起きないので、私としては、すごく安心して生活できます。
台風の被害もありませんしね。
マレーシアの3つめの魅力は、お子さんや女性にすっごい優しい国だということです。
たとえば、店内でお子さんが泣いちゃったりすると、店員さんが大急ぎで来て、抱っこして、あやしてくれて。
その間に、ご飯を食べてていいよ、って言ってくれたりするんです。
お店の駐車場も、すっごく便利。
横づけできるような便利な場所に『女性や、お子さん連れのご家族専用の駐車場』があるんです。
女性が1人で買い物に来ても、そこにパッと車を停めることができて、重い荷物などを遠くまで運ばなくてもいいようになっています。
女の人にとっては、マレーシアって、すごいハッピーな国なんじゃないでしょうか。」
中村さんは、マレーシアに11年も在住しているんですよね。
ちなみに、お子さんはいらっしゃるんでしたっけ?
中村「はい、9歳の娘がいます。」
うちには10歳と6歳の子がいるので、結構、歳が近いですね。
中村「マレーシアの4つめの魅力は、日本との時差がたったの1時間しかないことです。
日本にいる家族に連絡を取ったり、たまに日本でお仕事をするときでも、全然、時差を感じることなく進められるので助かっていますよ。」
僕らはフィリピンのセブ島に移住して、英会話スクール『クロスロード』で、親子留学の生徒さんたちを受け入れているんですけれども。
今回、マレーシアで『海外移住した日本人家族を巡る旅』をしてみて思ったのは、
『マレーシアは住み心地がいいなぁ。』
ということです。
中村「よかったぁ♪」
セブ島も、もちろんいいんですけど
『比べちゃうと、なんかね…』
みたいなところがありますねw
中村「ほんとですか? 嬉しいなぁ。」
ミユさんはどうですか?
ミユ「街が整っている感じと、あと、何回も言っちゃうんですけど、食事が美味しくてね。」
中村「そう! 食事は美味しいですね! 本当に。」
物価も、セブ島と同じぐらいか、むしろマレーシアのほうがちょっと安いかな、っていう印象を受けました。
中村「えっ、ほんとですか!?
それはびっくりしました!
たしかに、食べるものをちゃんと考えていけば、かなり生活コストを抑えられるかな、と思いますね。
だと、めちゃくちゃ食事代が高くなってしまいますけどね。
などをすれば、かなり食費を抑えられると思いますよ。」
9歳の娘さんと一緒にマレーシアで生活なさっているなら、住むところって大事じゃないですか。
家賃の相場を教えていただいてもいいですか?
中村「そうですね。
マレーシアのコンドミニアムは、日本で生活をするのとはちょっと違う、リッチな感じに見えますよ。
というのも、マレーシアのコンドミニアムには、いろんな施設がいっぱい入っているのが当たり前なんです。
まず、ほとんどのコンドミニアムに
がついています。
シュミレーションゴルフなどが入っているコンドミニアムもありますよ。
しかも、家賃はそんなに高くないな、と思います。
私たちのオフィスがあるモントキアラっていう場所は、マレーシアの首都・クアララルンプールの中でも、日本人が多く住んでいて、どちらかというと高級住宅街のエリアになるかな、と思うんですけど。
ここ、モントキアラで、
の物件の相場は、9万円くらいかな。」
えっ、そんなに安いんですか!?
いいですね。
セブ島と比べても、だいぶ安いと思います。
中村「えっ、本当ですか!?」
はい。
中村「へぇ~…
モントキアラでは、
なお家でも、30万円ぐらいとかで住めたりするんですよね。
これ、東京に住んでいる人がみたら
『桁が1つ違うんじゃない!?』
ってびっくりなさるでしょうね。」
そうですよね。
中村「しかも、モントキアラはマレーシアの中心地なので、母子でマレーシアにいらっしゃるかたにはおすすめなんです。
という環境なので、この環境でこのお家賃なら、まぁ、安いのではないでしょうか。」
そうですね。
だいぶ安いかな、と思います。
マレーシアは、安全性とかも結構しっかりしてそうですね。
中村「そうですね。
マレーシアの治安は、悪くない方だと思っています。
『シンガポールの次に治安がいい国』
と言われているんですよ。
とはいえ、日本ほど治安がいいわけではありません。
日本では、場所を取るために携帯や服を置いたりすると思うんですけど、マレーシアではしないほうがいいと思います。
でも、例えば、携帯をタクシーに忘れちゃったりしたときは、結構、届けてくれるケースが多くなりましたよ。昔は、もしかしたら盗られることもあったかもしれませんけど。
スリも、いないことはないんですけどね。
女性が1人で夜に外を歩いていても、全然危なくないですよ。
あとは、1番のおすすめポイントは、コンドミニアムのセキュリティーが強固なことです。
お友達のコンドミニアムに遊びに行くのに、パスポートとかIDを持っていかないといけないんですよ。」
えっ、入るのに?
中村「そうなんです。
住宅街に入るには
①ガードマンに自分の身分証明書を見せる
②会いたい人にガードマンが連絡をしてくれる
③エレベーターも、ガードマンに押してもらわなきゃいけない
など、セキュリティシステムが3~4つくらいあるので、不審者はたやすく侵入できない仕組みになっているんです。
そういう意味では、結構日本よりも安全性が高いような気がします。」
ミユ「ママさんが気になる、物価とお買い物事情についても教えてください。」
中村「物価は、コロナ前よりは、結構上がったと思ってるんですよ。」
上がりましたね。円安も含めてね。
中村「それでも、日本から来られる方から
『マレーシアはすごく安い!』
って言ってもらえます。
タクシーも初乗り料金が上がったんですけど、200円しないぐらいだと思います。
初乗り料金で、結構行けますよ。
たとえば、空港からモントキアラまで約1時間ぐらいあるんですね。
日本でタクシーを1時間乗ったら、すごく高くなっちゃうと思うんですけど、こちらでは2,000円ぐらいで移動できちゃいますよ。
ただ、なかには物価が高いものもあるので要注意!
とかだと、日本にいるときより、食費が高くなってしまいます。
その辺のバランスを考えれば、結構、安く住めると思いますよ。」
僕の考えでは、家賃に関して言うと、もうセブ島と比べたら、マレーシアはめっちゃ安いですね。
同じクオリティで考えた時に、めちゃくちゃ安いです。
食も、ちょっとだけセブ島のほうが高いかな。
中村「そうなんですか?!」
ただ、人件費とかは、フィリピンのほうが、だいぶ安いんですよ。
だから、マッサージなどのサービス系は、たぶん、フィリピンのほうがだいぶ安いのではないでしょうか。
交通の話が少し出たんですけども、タクシー以外にもいくつか選択肢がありますか?
中村「電車も、路線が伸びて、結構便利になってきていますよ。
いろんなところに行きやすく、アクセスもすごく便利な感じです。
あとは、ほとんどの人が、『Grab(タクシーの配車アプリ)』を使っています。
料金が安いので便利ですね。
あとは
に、車を購入するかたも、最近は増えてきています。」
ミユ「レジャーや、週末のお出かけとかはどうですか?」
中村「結構、たくさん遊ぶところがありますよ。
とくに小さいお子さまがいらっしゃるご家族は、楽しめると思います。
たとえば、キッザニア(遊びを通して職業体験できる施設)もマレーシアにあります。
しかも、日本とは違って、長蛇の列に並ばなくても楽しめるのが魅力です。
こないだ、うちの子が行ってきたんですけど、半日ぐらいで13個も体験できました。
『やよい軒(定食屋さん)』も入っていて、お寿司を作る体験ができましたよ。
などの巨大レジャー施設に遊びに行ったりもします。
あと、映画館もめちゃくちゃ安いんですよ。
すごい高いシートを買うと、すごい立派なソファーで、ゆったりと寝ころびながら映画鑑賞を楽しめます。
日本だと、子どもがうるさくすると
『うわっ、ちょっとすいません…』
って恐縮してしまいますけど、マレーシアの場合は、ちっちゃい子が見るような映画は、スクリーンの前にプレイグラウンドがあるんですよ。
なので
『ちょっと、うるさくなりそうだな…』
と思ったら
『遊びに行っといでー』
って子どもを送り出して、大人はゆっくり映画を楽しむことができるんです。
マレーシアではじめてその光景を見たときは、すごくびっくりしましたね。
あとは、マレーシアから、いろんな場所に旅行に行きやすいですよ。
マレーシアの中にも、たくさん島がありますし。
シンガポールも1時間で行けますし。
など、2~3時間あれば、いろいろな国に行けます。
なので、結構皆さん、週末には、国内旅行をする気軽さで海外旅行をしているようなイメージがあります。」
いいですねぇ。
なんかちょっと、セブ島負けてるから…w
ミユさん、セブ島のいいところを言っていただけませんか?
ミユ「セブ島には…
海がありますw」
中村「マレーシアもありますw」
あと
『ハウスキーパーさんを、お手頃価格で手軽に雇える』
っていうのが、セブ島の魅力ですかね。
中村「いくらぐらいで雇えますか?」
ミユ「個人で雇うなら、多分、1ヶ月で1万5000円ぐらいから雇えると思います。」
中村「すごい! 1ヶ月で!?」
そうですね。
まぁ、ちょこちょこ人件費も上がってきていますけど、安ければそれぐらい。2万円ぐらいが相場ですね。
中村「実はマレーシアでも、やっぱり、フィリピンのメイドさんに来ていただくことがめちゃくちゃ多いんですよ。
だいたい、皆さん週に2~3回入ってもらっています。
1時間で650円~750円くらい。」
ああ、そんなもんですね。
中村「住み込みだと7万円ぐらいですね(ビザの費用は、別途必要)。」
次に、マレーシアの教育事情についてお聞きしたいと思うんですけど。
ここらへんは、中村さんはプロ中のプロということで。
専門家からのご意見としてもお聞きしたいんですけれども。
まず、子どもたちの学校は、どういう風に探していけばいいですか?
中村「『マレーシアには、インターナショナルスクールが150校以上ある』
っていう風に言われていて。」
マレーシアで150校? それとも、クアラルンプールで?
中村「マレーシア全体で150校以上です。
あまりにもたくさんあるので、どうやって選べばいいのか分からないかたが多いですね。」
ミユ「150校もあるんだもんね。」
学校の数が桁違いすぎて、普通じゃ選べないですよね。
セブ島だったら、そこまでは選べないので、まだ自力で学校を探そうと思えば探せますけど。
クアラルンプールに集中しているでしょうからね。
中村「そうですね。
まぁ、でも
『日本人に人気のインターナショナルスクール』
っていうのは、ある程度絞られているので、だいたい、それらのインターナショナルスクールの中から選んでもらうことが多いんですけどね。
とっても熱心にリサーチなさっているお母さんのなかには、私たちでもあんまり聞いたことがないようなインターナショナルスクールの名前をあげて
『ここ、どうですか?』
ってお問合せしてくださるかたもいらっしゃいますよ。
私たち『ルシュエット』では
など、いろんな角度から、本当に1つ1つ丁寧にお話をうかがって、それぞれのお子さんにあったインターナショナルスクールを見つけていきます。」
ミユ「セブ島の場合は
①学校をまず決める
②そこの近くで住居を探す
っていう流れが多いんですけど、マレーシアではどうですか?」
中村「マレーシアも同じですよ。
お子さんの教育移住でいらっしゃる場合は、やっぱり、まずは1番最初に、お子さんの学校を選んでもらって、合格を勝ち取る。
で、その後に、住居を探します。
学校のすぐ近くに住む方もいらっしゃいますが、
などの便利な場所に住みたい場合は、そこのコンドミニアムにスクールバスが停まるかどうかをきちんと確認することが重要になってきます。
ちゃんとスクールバスが停まるところを選ばないと、どこかのコンドミニアムまで歩かなきゃいけなくて、毎朝大変ですからね。」
ミユ「スクールバスがないもんね、セブ島は。」
中村「あっ、そうなんですね!?」
なくはない…とは思いますけどね。
時々、走っているのを見かけるので。
でも、セブ島の場合は、親子さんが連れていかなくちゃいけないケースが多いので、余計に、学校の近くに住まなきゃいけないんです。
中村「なるほど!
マレーシアでは、ほとんどのインターナショナルスクールから、スクールバスが出てますよ。
ドライバーさんに個人でお願いしている方もいらっしゃいます。」
ちなみに、授業料の相場はどのくらいですか?
中村「年々、少しずつ上がっているような印象なんですけど。
年間60万円ぐらいから400万円ぐらいまでですね。
400万までいくと、もう本当に
トップ中のトップ!
みたいな感じになっていくので、平均すると、150万円くらいですね。」
日本人が選ぶインターナショナルスクールの相場が、そのくらい、ということですか?
中村「そうですね。
150万円くらいのインターナショナルスクールに通わせるかたが多いかな、と思います。」
ミユ「英語力がなくても入れるインターナショナルスクールはありますか?」
中村「はい、ありますよ。
もちろん、ある程度の英語力を求めてくるインターナショナルスクールもあるんですけど。
もう全然
『英語力がなくても、学校の中でしっかり英語力を伸ばしますよ』
って、しっかりサポートしてくれる学校もありますね。
ただ、お子さんの年齢が上がってくると、やっぱり
『とはいえ…』
という感じで。
お友達を作るのが難しくなってしまうし、学校の授業も分からなくなってしまうんです。
なので、移住を検討されている方は、少しでも早く来ていただいた方がいいかもしれませんね。」
ミユ「お子さんが何歳ぐらいまでに移住するのが理想ですか?」
中村「『わが子に何か国の言語を習得してほしいか』
によって、全然違ってきますね。
『英語だけでもいいから、習得させてあげたい』
っていうことなら、ある程度日本の学校でしっかり勉強して、中学、高校、大学から移住しても全然いいと思うんですけど。
ただ
『いろんな言語が話せるようになる』
っていうのが、マレーシアに移住する1つの魅力なんですよ。
第一言語は、英語以外に
第二言語として
とか。
『本当に、いろんな言語を話せるようにしてあげたいな』
っていうご家庭の場合は、少しでも早く移住するほうが方がいいと思います。」
ミユ「学校の様子や、カリキュラムについて教えていただけますか?」
中村「学校のカリキュラムとしては、イギリス系が多いです。
マレーシアは、元々、イギリスの植民地だったので。
それ以外には
など、いろんなカリキュラムから選ぶことができますよ。
それこそ
に合わせて、選ぶことができます。
また
など、またいでいくこともできますよ。」
ミユ「ここまで、マレーシア全般についてお聞きしてきたんですけど。
中村家としては、お子さんの教育方針について、どんな風に考えていらっしゃいますか?」
今、9歳でしたよね。
中村「そうですね。
実は、そんなに深くは考えていないんですけど。
ただ、うちの子は0歳からマレーシアに住んでいるので、我が家の場合は、なるべく日本語を使ってもらうようにしています。」
あえて、日本語を使っているんですね。
中村「そうなんです。
学校に行っている間は、もちろん
というふうに、いろんな言語を学んでもらって。
家にいる間は日本語を話しますし、3時に家に帰ってきた後は、なるべく、日本語で教えてくれる塾とかに行くようにしいます。
あと、小学校のうちに、
を見つけてくれたらいいな、って。
多分、中学校ぐらいからは、マレーシアのインターナショナルスクールでの授業がすごく難しくなると思うので。
将来は、小学校のうちに見つけた、好きなことを活かせる仕事に就いてもらえたら嬉しいですね。
そのために、できるだけ自由に過ごさせています。
今は、このくらいしか考えていません。
なので、この先は未知数です。
もしかしたら日本に帰るかもしれないし、他の国に行くかもしれません。
『子供がどうしたいか』
で決めたいなと思っています。」
ミユ「楽しいものを見つけていく、ってなると、やっぱり、色々と経験する必要があると思うんですけど。
KL(ケーエル。クアラルンプールの愛称)の中で、そういう経験が結構できたりしますか?」
中村「そうですね。
日本の先生が教えてくれる、日本の習い事がいっぱいありますよ。
あと、うちの子が通っているインターナショナルスクールの場合は、200個ぐらいの中からクラブ活動を選べるんですよ。
本当にすごくたくさんありすぎて、毎回、選ぶのにすごく困るぐらいです。
その中で、なるべく、今までやったことがない経験をさせてあげたいなと思っています。
今回は、子ども自身が、アイススケートやタップダンスを選択しました。
(本当にできるのかな?)
と思いながらも、まぁ、でもね、決めるのは本人ですから。
自分がやりたいと思っているんだったら、一旦経験してもらえたらいいなって思っています。」
ミユ「ちなみに、中村さんご自身の今後の展望はいかがですか?」
中村「あんまり、自分の中でも
『絶対にこうしたい』
っていうのはないんですけど。
でも、やっぱり、続けていきたいのは、教育のことです。
日本の中だけで勉強するのもすごくいいと思うんですけど、もしよかったら、マレーシアのことも見てもらいたいし、それこそ、セブ島のことも見てもらって。
いろんな選択肢から、本当に、それぞれのお子さんに一番合った場所が見つかればいいのかなって思います。
なので、私はマレーシアで、そういう環境をこれからも整えていけてたらいいな、って思っています。
それぐらいしかないですね。」
それだけで素晴らしいと思います!
ミユ「最後に
『家族で、これから世界へ飛び出したい』
って思っている方々へ、アドバイスがあればお願いします。」
中村「私は結構、何でも
『やってみたいなと思ったら、やっちゃう』
タイプなんですけれど。
あとから、しまったー!って後悔することもありますけどねw
でも、マレーシアは、結構チャレンジしやすい国の1つだと思っています。
時差も少ないですし、環境も住みやすいですし、生活コストも結構安めなほうなので
『海外に移住したいな』
って思われてる方におすすめです。
もしよかったら、まずはマレーシアに来てもらって、プチ体験というか、1年とかだけでも住んでみて
『あっ、いけるな♪』
って思ったら、ぜひそのまま、マレーシアなど、いろんな国に住んでいただきたいと思います。
せっかくなので、ぜひチャレンジしていただけると嬉しいですね。」
ミユさん。
中村さんのお話をうかがって、どうですか?
ミユ「『マレーシアにいらっしゃる方のお子さんの、将来に関わることだから、しっかり見たい』
っていう風におっしゃっていたのを聞いて
『おおっ! こういう方に相談したい!』
って思いました。
中村さんはこれからも教育に携わっていくっていうことなので、マレーシアでの移住に興味がある方は中村さんに聞いたら安心ですね。」
僕もそう思いました。
中村「ありがとうございます。」
僕はもう、まず中村さんのバイタリティがすごいなって感心しました。
中村「いえいえ…///」
いや、もう、本当に!
あとは、やっぱりセブ島とクアラルンプールを比べながらお話を聞いちゃったんですけど。
クアララルンプールっていいなって思いました。
あの、もちろん、セブ島もいいんですよ?
セブ島には海もあるし、人も優しいし、英語環境でいいなって思ったんですけど。
『クアラルンプールは住みやすいな。』
ていう風に思いました。
中村「この記事をご覧のみなさんには、ぜひ両方の国に行ってみてほしいですね。」
そうですね。
ミユ「『セブ島に移住したら、ずっとセブにいなきゃ』
とか
『マレーシアに移住したら、マレーシじゃなきゃ』
っていうんじゃなくってね。
年齢や好みに合わせて、移動してもいいんだもんね。」
そうですね。
僕らも、なんだかんだ言って、4~5年後はどこにいるかわかんないですし。
中村さんも、そんな感じではありますよね。
中村「そうですね。」
最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
この記事を通して
「セブ島だけじゃなく、マレーシアにも興味がわいてきたな。」
「中村さんにコンタクトをとってみようかな。」
というかたが1人でも増えてくださったら光栄です。
中村さんにコンタクトを取りたい方は、ぜひ、下記のバナーから『ルシュエット』のHPに行ってくださいませ。
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