ブログ

【完全ガイド】家族でセブ島移住を成功させるロードマップ5ステップ|費用・ビザ・学校を解説

こんにちは~!

岡本家のタクとミユです。

 

今回は、親子でセブ島移住完全ロードマップということで、年内に下見に来ていただいて、7月に学校へ入学するイメージで親子移住を成功させる具体的なステップをお伝えします。

 

この記事を読めば、入学までの流れをイメージできて、セブ島移住のやることリストが手に入るので、ぜひ最後までご覧ください。

 

※動画でご覧になりたいかたは、こちらをどうぞ

 

家族でセブ島移住を成功させる5ステップ

 

 

各ステップの流れは以下のとおりです。

 

  • Step1【年内】:渡航前の下見 – 学校見学と情報収集
  • Step2【1月〜3月】渡航直前の準備 – ビザ手続き・必要書類と引越し計画
  • Step3【4月〜6月】渡航– 語学研修と学校入試
  • Step4【6月~7月】入学手続き・住居選定
  • Step5   学校生活開始

 

Step1【年内】:渡航前の下見 – 学校見学と情報収集

 

 

なぜ下見が必要なのかに関してですが、日本とセブとで教育のシステムが全然違うためです。

 

日本は4月にどこの学校も一斉に始まりますが、セブでは6月に始まる学校もあれば8月終わりに始まる学校もあります。そこが見えていないと、何に合わせて何をしたらいいのかが全然わからないので、一旦現地の学校の様子を見ていただいて、自分たちはどこの学校が1番で、そこがダメだったら2番目3番目をこうしていこうと目処が付きます。

 

1番早い学校がいつからかわかったら、それに合わせて計画を立てることができます。親御さんが不安だとお子さんも不安になってしまうので、親御さんが目指すところを明確にしておくとすごく安心かなと思います。また、その間に英語学習をしたり、行きたい学校がどのくらいの英語力が必要なのかがわかってくるので、そこから入学試験までに何をしたらいいのかが見えてきますし、お子さんたちの英語に関するモチベーションも上がっていくと思います。

 

 

全体的なステップのイメージがつくと準備もしやすくなると思います。ちなみにセブ島に下見に来る期間は2週間ぐらいあると良いです。1週間だとバタバタしすぎるかなと思います。下見が目的とはいえ、この時間を子供たちがいかに楽しく過ごせたかというのがすごく重要なので、学校を見るだけではなく、英語の学習をしたり、地元のアクティビティーやアイランドホッピングに行ってみたり、ローカルな生活をちょっと味わってみたり、そういうことができる時間を考えると2週間あるといいですね。

 

とはいえ、なかなか2週間休みを取ったり、子供の学校を休ませたりするのは難しいケースも多いと思うので、そういう場合は1週間でもいいんじゃないのかなと思います。事前にがっつりご相談いただいて、アポイントメントを1週間につめられればいけます。

 

現地の生活のどういうところを見た方がいいかというと、生活をするので、お買い物や食生活がどうなのか、自分で自炊をしたときにどういう生活になるのかなどです。公共交通機関を使って移動することになるので、地元の乗り物やグラブの使い方を体験できると良いかなと思います。

 

とはいえ、子供たちが楽しいセブで暮らしたいと思ってくれるような時間を過ごすのが1番大事なんじゃないかなと思います。

 

学校見学7つのチェックリスト

 

 

①入学時期

 

6月の初旬に始まる学校もあれば、8月の終わりに始まる学校もあるので、自分の行きたい学校がいつ始まるかは必ずチェックしてください。

 

②必要な英語力

 

学校さんの方ではこれだけあれば絶対に受かるよみたいなのは教えてくれないんですけど、ちょいちょい探りを入れてどのくらいあったらいいのか、ある程度目星をつけておくといいと思います。学年が上がるほど英語力は求められます。

 

③学費の総額

 

授業料の他に入学金や制・教科書代、雑費、その他イベント費など、総額でどのくらいかかるのか確認しておきましょう。セブは物価が上がっているので、毎年5%から10%の学費のアップがあります。年内に聞いたものから5%から10%上がる想定で考えておくといいと思います。

 

④教育方針

 

行く前にわかっているかなと思うんですが、モンテッソーリの教育をしているとか、フィリピンの学習要領に沿ってやっているとか、宗教の授業があるとか、フィリピン語の授業があるとか、その辺もチェックしておくといいと思います。

 

⑤設備や安全面

 

お子さんによっては冷房がないと辛いという場合もあるので、冷房が完備されているのか、そうでなくてもいいのか、図書館があるのか、音楽室があるのか、ご自身が大事にしていることができる施設があるのかを見ておくと良いかなと思います。

 

⑥日本人比率

 

クラスに何人ぐらいの日本人がいるのか、ゼロが良い方が日本人がたくさんいるところに行くと不満になるでしょうし、逆に1人も日本人がいないところなんて嫌だとなっちゃう場合もあるので、日本人がどのくらいいるかというのは確認しておきましょう。

 

⑦宿題

 

家庭の好みなんですが、宿題があるという事は、おそらくお子さんだけではできなくてお母さんのサポートが必要になるので、自分でできない子がたくさん宿題を持って帰る学校に行くとちょっとしんどいとなるかもしれないです。

 

せっかくなら、生活圏や学校住む場所の治安も同時に確認したほうがいいですね。学校の周りも家の周りもここの学校に行ったら、大体この辺に住むという周辺を、できれば昼間と夜確認しておくと良いかなと思います。

 

スーパーや病院、学校がどのくらいの距離にあるのか、徒歩圏内で選ぶ方が多いと思いますが、車に乗って通われている方も中にはいらっしゃいます。その場合、どのくらいの時間とどのくらいの費用がかかるのかを見ておきましょう。学校の近くに住むということが前提なので、学校の場所と住む場所を同時に見ておくといいと思います。

 

Step2【1月〜3月】渡航直前の準備 – ビザ手続き・必要書類と引越し計画

 

 

最初に航空券を取りましょう。早ければ早いほど安いことが多いです。パスポートがフィリピンは6ヶ月以上の残存期間があることという条件があるので、切ってしまいそうなら早めに更新をかけておきましょう。

 

チェックポイントとしては、ビザと入国条件を確認しておきましょう。フィリピンの場合はビザの事前申請は不要です。現地で観光ビザを更新していきます。30日以内にフィリピンを出国するチケットが必要になりますので、移住の方はそれを超えて滞在することになるので、捨てチケットと呼ばれるフィリピンから他の国に出る1番安いチケットを買ったり、キャンセル可能なチケット、日付の変更が可能なチケットを取っておくと良いです。

 

学校に入学するとSSPという学習許可証を取る必要があります。こちらは学校の方が申請してくれます。ビザ周りでは事前にこっちで何かやっておく必要は特にないです。

 

学校入学のための必要書類の準備

 

 

どこの学校でも必要になるのが、英文の成績証明書アポスティーがついたものと、バースサーティフィケートという戸籍謄本の英語版みたいなものと、パスポート、証明写真、その他に学校によってグッドモラル卒園証明書のようなものが必要になります。グッドモラルとは、この生徒は集団生活の中できちんと生活ができる生徒ですよという推薦書みたいなものです。ステップ1で学校見に行った時に必要書類を聞いて準備することをおすすめします。

 

英文成績証明書とアポスティーの補足ですが、成績証明書は3月の3学期が終わってからでないと出ないです。アポスティーユ認証は外務省に提出して取得してからになるので、飛行機のチケットを3月末とかに取ると間に合わなくなる可能性があります。4月中旬くらいで取るのがいいかなと思います。

 

公的手続きと保険

 

 

住民票はそのままにされている方が多いです。海外旅行保険はお子さんがいると必須だと思いますが、クレジットカード付帯の保険を利用されている方が多いので準備しておくといいと思います。家族特約のついたカードをローテーションしていくのが費用を安く抑えるコツです。家族3人いたら下手すると30万円以上変わってくるので要チェックです。

 

荷造りリスト

 

 

日本から持ってきた方が良いものとしては、常備薬や肌に触れるもの、パソコンとか機械類が挙げられます。セブで買うこともできるけど、日本の方が結構安いです。セブで買う時は壊れたら仕方なく買うという感じです。 

 

日本語の教育をこちらでもしたい場合は、教材を持ってくると良いです。スマイルゼミやチャレンジタッチ、ドリルなど、そういうサービスは、日本で申し込んだり買ったりしてこないと使えないです。

 

家具や家電系は現地調達で充分です。基本的にこちらの住まいには家具が付いているので、その辺は心配しなくていいと思います。

 

Step3【4月〜6月】渡航– 語学研修と学校入試

 

 

英語学習としては、日常会話ができることと考えておくといいです。基本的に入試で面談があるところがほとんどで、どこから来たの?何歳?何が好き?などの質問は一番最初の入りにされます。日常会話ができないとまだ試験受けるの早くない?という話になってしまうので、簡単な日常会話はマストでやりましょう。

 

あとは読み書きです。こちらではフォニックスができるのが当然となっているので、アルファベットが書ける読める音が出せるというのをベースに読み書きはやっていくといいと思います。ちなみに、親御さんの英語ができなくていけなかったということはなくて、基本的にはお子さんの英語力です。でも実践英語としてある程度の英語力ができるに越した事はないです。

 

学校に出願して実際入試をしていくということになります。入学試験代で500〜1000ペソの費用を支払って、試験を受けます。面談、面接、算数、英語をやる学校が多いです。学校によっては試験というよりもどこまでできているかを見ますよという形で、落とされることのない学校もあります。例えば幼稚園児とか小学校低学年だとハードルは低いですが、学年が上がるほどハードルが上がってきます。入ってから苦労するので、ある程度日本で準備されてきたほうがいいです。

 

 

この期間で私たちのような英会話スクールクロスロードに来てもらうのも1つの生活の基盤を作ったり、英語学習の基盤を作る上での良い選択肢になるんじゃないかと思います。具体的には入学までのサポートもできますし、英語学習はもちろんできます。子供たちは楽しいレッスンの中で、日常的な表現をどんどん使っていくし読み書きもします。先輩ご家族さんもいっぱいいるので、いろんな情報が集まってくるというのはすごく良いと思います。家族だけで暮らす事前の準備として来てもらうと、安心して子供たちも楽しいなと思って、新学期からの生活を進めていくことができるんじゃないかなと思います。

 

何がどこで買えるとか乗り物はこうやって乗るとか一通り体験できるので、それによって自信を持って自分たちだけで暮らしていけたり、おいしいものをどこで買えるかもわかるのでQOLが上がります。かつ節約もできるのでぜひご検討ください。

 

Step4【6月~7月】入学手続き・住居選定

 

 

入学手続きは必要な書類の原本を全部提出するというくらいです。残りの学費を全部支払います。制服の採寸に来てくださいとか、新学期から必要なものはこれですよとお知らせが、多分ギリギリに来ます。

 

学校も決まっているわけなので、住居を選びましょう。家賃の相場は1 LDKで25,000ペソくらい、場所によっては35,000ペソのところもあるし、2 LDKや広い部屋になると高くなって40,000ペソとかになっていきます。必ず見に行ったときには設備を見てほしいです。ちゃんと冷房があるのか効くのか温水が出るのか、インターネットは既に引いてあるのか、設置されている家具がどうかなどもしっかり見た方がいいです。

 

水シャワーが一般的なので、お湯のシャワーが付いているかはきちんとチェックしたいところです。内覧時にここの設備つけ足してほしいななどがあれば、オーナーに交渉するともう家で泊まってくれるんだったらつけますよという感じで、オーナーが用意してくれるケースもあるので、契約前に忘れずにやるといいかなと思います。

 

家の契約の流れについては、基本的にセブでは敷金が1ヵ月か2ヶ月のところが多くて前家賃を払って入居できるというような形です。1ヵ月の前家賃を払うという形ですけど、礼金は無いです。英語の契約書になってしまうんですけど、今はChatGPTとかもあるので活用してしっかり確認しましょう。契約内容は入居後に不具合があったり、契約を見ていなかったことによって何か不利益が生じても、契約後の対応はなかなか難しいことになるので注意してください。

 

新生活のセットアップについてですが、細々とした足りないものは周りで買ったりとかフィリピン版アマゾンみたいなのもあるので、そこでも買えます。せっかくこちらに来るのであれば、ハウスキーパーさんの手を借りたいよという方もいらっしゃると思うんですが、ハウスキーパーさんの面接をしたりとか、そういうところも必要になってきます。自宅にインターネットを引きたい方がいらっしゃれば、PLDTやグローブなどのプロバイダーに契約する必要があるので、この辺の作業もやっていきましょう。

 

Step5   学校生活開始

 

 

いよいよ現地校デビューです。学校が決まってドキドキの入学になります。日本と違って入学式や始業式がないので、当日行ったらもう始まるみたいな感じです。ポイントは期待値をできるだけ下げておくことです。

 

日本のように連絡がきちっと回ってくることを期待していると、当日の朝5時に先生から何持ってきてくださいとか言われたりするのでびっくりするかもしれません。すごくきちんとしてそうな学校でさえそうなので、フィリピンの学校はこういうものだというのを穏やかに受け止めて、諦めてしょうがないなと思って過ごしていくのが楽しむコツかなと思います。

 

 

でも、我が子や友達のお子さんなど、子供たちを見ていると学校に行くんですけど、楽しかったよと言って帰ってきて適応する子たちの方が多いので、お子さんを信じて見守ってあげたらいいんじゃないかなと思います。

 

まとめ

 

 

いかがだったでしょうか?今回は親子でセブ島移住完全ロードマップということで、学校に入学の半年くらい前からの流れを見ていただきました。

 

全体の流れをつかむことで、安心して移住の計画も立てられますし、余裕を持って準備することもできると思います。この記事を見ていただくことでやることリストが手に入ったかと思うので、1つ1つセブ島移住の準備を進めてほしいと思います。

 

ページトップ