なぜ私たちはフィリピン・セブ島で英会話スクールを始めたのか?コロナ後再開させたのか? - フィリピン留学・セブ留学|英語学校 - CROSSxROAD
2025.01.09NEW

なぜ私たちはフィリピン・セブ島で英会話スクールを始めたのか?コロナ後再開させたのか?

こんにちは~!

岡本家のタクとミユです。

 

今回は、私たち岡本家がフィリピンセブ島でクロスロードを始めた理由と、コロナで日本に帰っていた後にセブに戻ってきて学校を再開した理由や想いについてお伝えします。

 

クロスロードがどんな学校かについてもご紹介するので、セブ島留学や英会話スクールに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

 

※動画でご覧になりたいかたは、こちらをどうぞ

 

現在のクロスロードの学校コンセプト

 

 

元々僕らは、これから世界に飛び出していく個人や家族に向けて「英語を学んで世界に飛び出してほしい」「世界を広げてほしい」という想いでクロスロードを作りました。

 

当初はコロナ前で、僕らが旅をした後に作った学校でもあったので、旅人やワーキングホリデーをここからスタートしてほしいというコンセプトで学校を始めました。

 

 

今は親子さんを中心に受け入れをさせていただいています。というのも、私たちが今10歳と6歳になる子供たちをセブで育てていて、クロスロードの環境が子育てに向いていると感じているからです。

 

私たち親が飛び出して世界を広げることで、子供たちの選択肢も広がると思うので、今度は「家族で世界に飛び出したい人を応援したい」ということで、今は再開して親子さん向けにやっています。

 

まさにこの場所で学校を運営していて、今夏休みに入ったところなんですが、たくさんの親子の生徒さんに来ていただいてます。

 

クロスロードを始めた経緯

 

 

元々僕らは日本で会社員として仕事をしていました。タクは公認会計士としてコンサルティングファームで働いていて、ミユは不動産のマンションデベロッパーの開発部門にいました。

 

僕は高校時代からどうしても旅がしたくて、その夢を叶えたのが2011年の4月に2人でセブ島に3ヶ月留学して、ある程度英語をできるようにしてから世界を回る旅に出たというところがスタートになります。

 

 

ミユ「ちなみにタクさんがその旅で得たものは?」

 

タク「旅してたら本当にいろんな人がいて、僕らが強く思ったのは、世界中で好きなことをしながら好きに生きてる人たちがたくさんいたので、自分たちもそうやって生きていけるといいなって強く感じました。ミユは?」

 

ミユ「私はどこでも生きていけるなっていう自信がついたので、じゃあ好きなことをして生きていきたいなって初めて思えるようになったかな。」

 

なので僕らはこのセブ島で、旅人たちとかワーホリの人たちが最初に集まれる場所としてクロスロードを作ったという形になります。

 

コロナ禍のクロスロード、岡本家について

 

 

タク「一方で、コロナがあってすごく大変だったよね。」

 

ミユ「大変だった。急に学校開いてはいけません、レッスンをしてはいけませんって決まったからね。」

 

それが2020年の3月になるかなと思います。なので僕らはセブの学校の中では休校を決めたのが早い方で、生徒の皆さんに日本に帰っていただいたうえで後始末をして、日本に帰るという形になりました。

 

 

日本に戻ってからは愛知県にあるタクさんの実家にお世話になりました。ちょうど上の子が1年生だったので日本の小学校に入れて、下の子は幼稚園に入れさせてもらって、日本の学校に通っていました。

 

2年間はそんな形で愛知県の実家にいて、その後岐阜県の郡上市にプチ移住して、そこで1年間過ごしました。

 

 

クロスロードの方も、先生たちはお仕事が急になくなった状態だったので、セブの学校は全部オンライン化して細々とやっていく形を取ってました。

 

その中でクラウドファンディングをして、オンライン化をする時に皆さんからご支援をいただいたりとかそういうありがたいこともありました。

 

 

郡上市の生活は本当に楽しくて、すごくいいところでした。本当にいいところで、まず川があって水が豊かな地域なので、夏休みはずっと川で子供たちと泳いだり、鮎の掴み取りができる場所に行ったりしてました。

 

冬はスキー場がたくさんあって、郡上市民だとすごく安くスキーができるので、毎週のようにスキー場に通う生活をしていました。

 

クロスロード再開について

 

 

ただ、どうしてもゼブに戻りたいという思いもあって、2023年の2月に家族でセブ島に戻ってきて、クロスロードを再開する準備をして、2023年の間に再開するという流れになりました。

 

ミユ「正直郡上市の生活は楽しかったし、不便なことも全然なくて食べ物も美味しくて、一生ここにいてもいいんじゃないかって私は思ったぐらいだけど。」

 

タク「僕は、郡上市はすごく良かったんですけど、ずっと郡上市だけだと時々物足りなくなる時もあったので、理想はセブと郡上市を行ったり来たりするような形で、子供たちも両方の学校で学びながら生活していくのがいいかなと思って、今はセブ中心ですが、時々日本の学校に戻って入れたりしていて、それを今後も続けていきたいなと思ってます。」

 

ミユ「きっと私タクさんがいなかったらずっと郡上市にいたと思う(笑)」

 

タク「ねー(笑)でもセブに戻ってきてどう?」

 

ミユ「結局戻ってきてやっぱり良かったなって。私ここでクロスロードをやるっていうことが好きなんだな、楽しいなっと思って。

 

いた場所がすごく良くて、そこから出る時はエネルギーがやっぱりいるので、億劫になったりとかしたんですけど、動いてみるとやっぱりその先の世界が広がるなというのは今回のことでも身にしみて思いました。

 

 

タク「学校を再開するにあたって、ありがたいことに元々クロスロードで一緒にやっていたハウスキーパーさんや車のドライバーさん、先生たちも多く戻ってきて、なんとか学校を再開して今は楽しくやっています。」

 

ミユ「再会と同時に、コンセプトを親子さんに向けて変えました。それはなぜかというと、私の中でやっぱりセブでの子育てが最高で、さらにクロスロードでの子育てが最高だなと思っているからです。それはお母さん1人で子育てをしなくていいという点が大きいです。

 

タクさんも日本にいる時から子育てをすごくやってくれてましたけど、たくさんの先生とかハウスキーパーとか、ここにいらっしゃるママさんパパさんたちが、これできたねとかこんなこともできるんだというのを客観的な目で見て伝えてくれるのがすごくありがたいです。

 

自分の子供にイライラすることも少なくなるし、彼らは彼らで愛情たっぷりで生活できるので、なんていい子育てなんだって思います。」

 

 

タク「本当に我が子たちにとってもセブの環境ってすごくいいなと思っていて、やっぱり海とか緑が豊かですし、ミユさんが言ったみたいにうちの子供たちも自己肯定感高く生活していけるのもいいですね。あとは英語も日本語も喋れるようになるっていう環境はすごく素晴らしいなと思って戻ってきました。

 

学校休校中からすごく親子留学や親子移住の問い合わせも増えたので、ニーズにお応えできるのもありがたいというところもあって、今僕たちはフィリピンのセブ島に戻ってきてクロスロードを再開しています。

 

僕らみたいに親子に特化した学校が比較的少ないなっていうのもあったので、ぜひセブに来てもらえると嬉しいなと思っています。」

 

現在のクロスロードの特徴

 

 

現在のクロスロードの特徴は、親子留学に特化した学校であることと、子供のレッスンでアクティビティを中心としたグループレッスンを提供していることです。オプションでマンツーマンのレッスンも取ることができます。

 

グループレッスンは、勉強を通して身につけるのではなく、お買い物に行ったりクッキングをしたり、普段の生活とか遊びの中からどんどん英語を吸収していく形です。

 

人前で喋る機会も意識して作っているので、みんなの前で英語を喋れたという自信も一緒に育まれていると思います。お子さんのレッスンでマンツーマンレッスンを提供してる学校が多い中、クロスロードではちょっと変わった教育方針でやらせていただいてる感じになります。

 

 

生後6ヶ月からお預かりをすることができるので、私たちの子供2人の面倒見てくれていたハウスキーパーやベビーシッターがついてくれて、お預かりしてる間にお母さんが勉強できたり、上のお子さんが勉強していて下のお子さんがベビーシッター預かりでお母さんは自由な時間が持てたりするところも特徴かなと思います。

 

さっきも赤ちゃんたちを面倒見てくれてるハウスキーパーさん見てきたんですけど、数字を教えたりとか子供たちに対してしてたので、赤ちゃんにとっても英語を学ぶ、もしくは英語に触れるいい機会だと思います。

 

 

校舎がコンドミニアムというのも特徴の一つです。マンションタイプやホテルタイプではなく、ヴィレッジタイプの校舎です。ヴィレッジっていうところに戸建てを借りて校舎にしています。イメージ的にはちょっとした高級住宅街みたいな感じです。

 

ヴィレッジは周囲を壁に囲まれていて、24時間セキュリティの人がいてくれる環境なのでとても安心で安全な場所かなと思います。戸建てを借りているので、居室には自分の家族しか住まないけど、リビングに降りると誰かがいるというシェアハウスを想像してもらえるといいかと思います。

 

 

そういう生活スタイルになるので、生徒さん同士・他のご家族との距離もすごく近くて、そんな風に子育てしてるんだとか、これからこういう風にしようとしてるんだっていうのを、みんないつも話してて、そこからセブの移住は全然興味なかったけどできるかもって言って決めちゃう人も最近増えてます。

 

できないと思ってたことが実はできるんだ、やってる人がいるんだって知れることや、同じ悩みを持ってて大変だよねと話せることが、すごくいい時間になっています。

 

金曜日の夜以外の平日3食のお食事と、お掃除と毎日の洗濯がついているので、お母さんお父さんが家事をしなくていい点もメリットです。

 

自分の勉強やマッサージに行ったりネイルに行ったりする自由時間にあてられます。ご夫婦でいらっしゃる方は、夫婦で色々なことを話す時間が増えましたとおっしゃってくださるので、すごくいい時間が持てるんじゃないかなと思います。

 

 

あとは、新しく校舎を増やしたんですが、校舎の中にプールがあります。今2時なのであと1時間もすれば、子供たちがプールに飛び込む姿が見れるんじゃないかなと思います。

 

今後クロスロードをどうして行きたいか

 

 

基本的にはこれまで通り、これから世界に飛び出していく家族が英語を学んで海外経験を積む場所として運営していきたいと思っています。

 

あんまり大きくすることは考えてなくて、これぐらいがちょうどいいかなと思っています。これ以上大きくなってしまうと僕たちも皆さんとお話しすることもできないですし、誰がどういう名前かとかもわからなくなってしまうので。僕らは今の中規模までいかない小規模の学校を維持したままこれからもやっていけるといいかなと思います。

 

岡本家としてはセブ島情報を発信し続けていきたいです。セブは親子でもしくは家族連れでくるにはすごくいい場所なので、セブの情報を発信しつつ、一方でフィリピン以外にもどんどん出ていって、他の場所にいる家族の方にインタビューをさせていただいたり生活ぶりを調べたりしてお伝えできればと思います。

 

 

家族旅行のいい機会にもなりますし、僕らの視野と子供たちの視野を広げてくのもすごく良いことかなと思います。あとは私たちの大好きな岐阜県の郡上八幡との二重生活も実現したいですね。子供たちにとってもやっぱり日本は故郷というか大事な場所なので、もちろん日本語もしっかり学んで話したり読み書きしたりできるようになって欲しいですね。

 

もちろん英語はここにいれば身につくんですが、日本の文化や日本人の考え方もしっかりと受け継いてほしいと思ってるので、できればセブと岐阜県郡上との生活を実現したいなと思って準備をしてます。

 

6月に1度2週間帰って小学校に入れていて、夏休みシーズンが終わったらまた余裕ができた時に2週間とか3週間とか子供たちは日本に戻って生活できるような環境を作っていけるといいかなと思ってます。そのために、セブに長くいても日本語が遅れないように教えてもらう仕組みを今作っているところです。

 

まとめ

 

 

今回は、僕たちがクロスロードを再開した思いやスタートのところも含めてお話しさせていただきました。

 

親子留学もしくは親子移住でセブにいらっしゃる方が本当に増えてるかなと思います。今クロスロードにいる生徒さんも3分の1ぐらい親子移住を考えてる感じで、3分の2ぐらいが親子留学で来てる感じです。

 

ますますセブ島に親子・家族連れで来る方が増えるかなと思います。きっと記事を見ていらっしゃる方は親子留学や移住、セブ島に興味があって、私でも大丈夫かなみたいな気持ちかと思うんですけど、意外にパスポートさえあればなんとかなります。

 

中には、最初留学して2、3ヶ月ここに滞在してその間に学校や住む場所を決めたり、セブの生活や英語に慣れたうえでセブ移住をしたりする方も多いです。

 

こういった環境であれば皆さん安心して準備できるかなと思うので、そんなに気負わず、やってみたいなと思ったらちょっと動いてみると、動いた以上に得られるものが自分にとってもお子さんにとってもあると思うので、気になったらちょっと勇気を出して来てもらえるといいかなと思います。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。