こんにちは~♪
セブ島・岡本家のタクです。
「クロスロードの幼児用学習コース『親子留学コース』の内容は、どんな感じ?」
「どんなスタッフさんたちがいるのかな?」
という質問をよくいただきます。
そこで今回は
のお二人にインタビューしていきたいと思います。
※今回は、僕が完全にフレームアウトした、珍しい動画になっています。
動画でご覧になりたいかたは、こちらからご覧くださいませ。
ミユ「まずは、るりこさんのご紹介をしますね。」
るりこさん一家は
の4人家族。
5月に、るりこさん家族はそろってセブ島に移住してきました。
るりこさんは、元々は、コロナ前に、クロスロードの親子留学で来てくださっていた生徒さん。
『せっかくのタイミングなので、キッズのサポートをしてもらえませんか?』
とお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
るりこさんのお子さんたちはキッズのグループクラスに所属していましたが、小学校が8月4日から始まったので、現在は、うちの息子と一緒に、セブ島の地元の小学校に通っています。」
タク「忙しかった夏も終わったので、今回は打ち上げ的な感じで、楽しくインタビューできればな、と思っています。
じゃあ、さっそく、もうビールを開けてしまいましょう!」
イエーイ♪
タク「じゃあ・・・」
かんぱーいヾ(*´∀`*)ノ
タク「じゃあ、僕もいただきまーす♪」
タク「じゃあ、まずはミユさんの方から、僕たち夫婦が運営している、セブ島のクロスロードの親子留学の特徴について、軽く説明していただけますか?」
ミユ「クロスロードの親子留学の特徴としては、3歳から小学校6年生のお子さんはグループクラスに入って過ごすことができます。」
ミユ「クロスロードの1つ目の特徴は、グループレッスンです。
ほかの語学学校ではマンツーマンクラスのほうが多いんですけど、クロスロードではグループクラスなのが特徴です。
しかも、座学中心ではありません!
アクティビティを中心に
などを行っているので、楽しく、生きた英語が身に着きますよ。
大きい子なんかは、
『今週はおやつに何を食べたい?』
っていうのを、英語で話し合うところから始めます。
「ピザを作りたい!」
「タコスを作りたい!」
「ハンバーグを作りたい!」
それ、主食じゃないの?
と首をかしげてしまうメニューも飛び出しますが、みんな活発に、自分の意見を発表していますよ。
ところまでを、レッスンの中で行っています。」
ミユ「クロスロードの2つめの特徴は、生後半年のお子さまから受け入れているところです。
グループレッスンとは別に、3歳未満のお子さんは、ベビーシッターさんと一緒に過ごすことができるんです。
親子留学でセブ島にいらっしゃったお母さん・お父さんは、赤ちゃんをクロスロードに預けて、安心してご自分のレッスンに専念することができますよ。」
ミユ「クロスロードの3つめの特徴として、現地の幼稚園をご案内&通学などをサポートしています。
夏休みの最初の週などは、幼稚園児さんが多かったので
を受講する生徒さんが多かったですよ。
小学生も、長期留学で、年度の最初に入学なさるかたについては、現地校にご案内できます。
しかし、日本とは違って、そもそもセブ島では『転校』という制度がないので、短期の受け入れはなかなかしてもらえないのが現状です。
『夏休みに、1~2週間、親子留学したい。』
という方は、現地の小学校ではなくて、朝8時から午後の5時まで、クロスロードのグループクラスに所属していただいています。
お母さんやお父さんは、お子さんがクロスロードでグループレッスンを受講している間に、マンツーマンクラスを受講することができますし、レッスンを取らずに、自然豊かなセブ島でバカンスを楽しんでいただくこともできますよ。」
ミユ「クラスロードの中には
があります。
は、地元の小学校に、朝の8時から3時まで通っています。」
タク「ここから、夏休みを振り返っていこうと思うんですけど。
どうでしたか? 率直に。」
るりこ「夏休みに入った瞬間、ぱっ!て、一度にたくさんのお子さんたちがクロスロードに留学に来てくれましたね。」
るりこ「3つのクラスに分けて授業を行ったんですが、私は一番ちっちゃい子たち(3歳~幼稚園児のクラス)を担当させていただきました。
るりこ「幼稚園児たちは、午前中は現地の幼稚園に通って、お昼に
『ただいまー♪』
って帰ってくるんですよね。
私も、毎日、ダーッ!って走って迎えに行って
『おかえりー♪』
ってハグしました。
本当にかわいい。
かなり癒されました。
ちっちゃい子たちは、とにかく遊ぶのが大好き。
アクティビティを中心に、1日楽しんで過ごしてもらっていました。」
るりこ「おっきい子のクラスは、私はあまり見れていないんですが、お昼ご飯は全員で一緒に食べていました。
大きいお兄ちゃん・お姉ちゃんたちは、ちっちゃい子の面倒を見て、みんなで大家族のように、一緒にご飯を食べて過ごしていましたよ。」
るりこ「大きい声は小さい子に癒され、ちっちゃい頃はお兄ちゃん・お姉ちゃんたちに可愛がってもらって、お互い、いい関係が持ててたような気がします。」
ミユ「お昼の時間は『休憩時間』って感じで、先生が抜けて、スタッフと子供たちで過ごしているんですよね。
お気に入りのお姉ちゃん・お兄ちゃんのお膝の上に、こてん♪って寝ちゃう子とかもいてね。
めっちゃ可愛かったですね。」
ミユ「毎週金曜日には
もやるんですけど、子どもたちはスピーチもすごく頑張っていましたね。」
るりこ「一番小さい子は3歳の子から、大人の方まで、ほぼ全員、スピーチに参加されていましたよね。
全然英語をできない子が、まずは自分の自己紹介から始まって、どんどん、どんどんスピーチの量が増えていって。
それを、どんどん、どんどん覚えていって。
自分のものにして、みんなの前で立ってしゃべる。」
ミユ「うん。」
るりこ「スピーチの内容を全部覚えてきた子もいれば。
最初は原稿を見ながらでも恥ずかしくて大変だったのに、みんなの前に立ってやりきった子もいるし。」
ミユ「毎週、その子の成長が見れましたね。
最初はね、
『自分はやらない!』
って言ってた子が、次の週には、ちゃんとそこに立ってて。
でも、すごいちっちゃい声で、なんか聞こえないぐらいで終わってしまったのが残念!
って思っていたら、次の週には、みんなに聞こえるぐらいの声で喋ってたりね。
人前でしゃべる機会を得て
『成功できた!』
っていう自信を持って帰ってもらえたらな、って願っています。」
るりこ「お友達が頑張ってやってるのを見ると、どんどん意欲がわいてくるんですよね。」
ミユ「頑張ってる我が子を見るお母さんの表情が、またね。
『心配だけど、愛おしい!』
みたいな顔が、本当に素敵ですよね。」
るりこ「スピーチが終わった後、すごい嬉しそうでしたよね。
お子さんも、親御さんも。」
るりこ「親御さんたちは、普段の授業の風景は見れないので。
ああいう発表の場がある、っていうのは、親子で一緒に英語学習を頑張っている方は特に、すごくいい勉強方法だと思います。」
ミユ「クロスロードの伝統で、卒業証書の文章は、一人ひとり違うんですよね。
っていうのを書いた卒業証書なので、号泣ですよね。」
るりこ「なんなら読んでる方もね、思い出して泣いてしまいますもんね。」
ミユ「私たちが言うのも変ですけど、多分一生の宝物になるんじゃないかな、っていう、みんなが、涙・涙の卒業式もありました。」
タク「夏休みは、忙しくて、でも楽しかったと思うんですけど。
『ここが良かった』
っていうトップ3を教えてもらえませんか?」
ミユ「第3位は、お買い物系のアクティビティかな。」
るりこ「ほぼ毎日、どこかへお買い物に行っていましたね。」
ミユ「近くに、『サリサリストア』っていう個人商店…日本でいう『駄菓子屋さん』みたいなお店があって。
午前中のおやつは、だいたいどこのチームも、10ペソのコイン(25円~30円ぐらい)を、学校の方から渡して、それを握りしめて、自分で作ったエコバッグを持ってお買い物に行くんですよ。
『3つで5ペソのものを、6つ買うといくらになるのかな?』
『どうしても12ペソのお菓子がほしいけど、どうしたらいいんだろう』
どうしても欲しいから、子どもたちは真剣に悩みます。
『これいくら?
私、10ペソしか持ってないの。』
って、10ペソを見せながら日本語でお店の人に伝えてると、たまにお店の人が
『いいよ、10ペソで』
って、おまけしてくれることもあって。
『欲しいものを手に入れたい』
という気持ちから、クロスロードで習ったばかりの英語を、頑張ってしぼりだす。
『How much is this?(これはいくらですか?)』
『I only have 10 pesos.(10ペソしか持っていないんです)』
っていう言葉が出てきて、それがお店の人に伝わって、ほしいお菓子を手に入れた時の子どもたちの顔って、本当に最高ですよ!」
るりこ「普段、英語を使い慣れてない子供たちが、初めてフィリピンのセブ島に来て、初めて習った英語を、実際に使って自分でものを買う!
って、日本ではやっぱり、なかなかできない体験ですものね。
それができるクロスロードの環境って、すごい良いな、って思いました。」
ミユ「マクドナルドとか、ジョリビーとか。
ファーストフードのお店も、自分で買う。
『自分で英語で言わないと買えない』という状況の中、子どもたちは勇気を出して英語を使ってみる。
それができた時の、子どもたちの嬉しそうな顔や、自信に満ちた顔を見ると、
『本当に、クロスロードをやっててよかったな』
って、しみじみと思いますね。」
るりこ「『夏休み親子留学』ここがよかった! 第2位は、カオハガン島のお泊りです。」
ミユ「最高でしたね。」
るりこ「すっごい天気が良かったんですよね。」
ミユ「今は雨季で、結構雨も降る時期なのですが、カオハガン島に旅行した1泊2日はね、とっても晴れて。
夕焼けは、なんかみんな、シャワーに一生懸命なってて見れなかったんですけど、夕日が沈むところを見ることができました。」
るりこ「でもね、すごい綺麗なお空は見えましたね。」
ミユ「るりこさんは、その頃、ヘッドマッサージを受けてたんですって?」
るりこ「そうなんですよ!
夕日と海を眺めながら、そこで取れたココナッツオイルを使ってヘッドマッサージをしてもらったんです。
でも、気持ち良すぎて、もう一瞬で寝てしまったんです。」
『夕日が見れて、ヘッドマッサージも受けられて、一石二鳥!』
って言ってたけどw
るりこ「そうなんですよ・・・(´・ω・`)
でも、すごく、すごくいい気持ちでした♪」
タク「子供たちはどうでした?」
ミユ「子供たちは
などをしていましたよ。」
るりこ「たくさんのアクティビティーに参加しましたね。」
ミユ「日本とは違って、最先端の道具を使わないのが面白かったですね。
糸に針金で作った針がくっついた釣竿に、ちっちゃいヤドカリを石でカンッ!って割ったものをエサにして。
船の上からピューって自力で遠くに投げて、リールを使わず、自分の腕力を頼りに引っ張る!
そういう、わりと原始的な釣りをやりましたね。
るりこ「釣れたお魚は、ホテルに戻ってからすぐに素揚げにしていただいて。
命の大切さを学ぶ体験もできましたね。
るりこ「満点の星空の下、子どもたちは
『あれ天の川じゃない?』
ってはしゃいでて。
そんな中、大人たちはお酒を片手に夜空を見ながら、いろいろお話ししましたね。」
ミユ「私は、うっとりと星をながめて
『気持ちいいなぁ』
って思っているうちに、いつしか爆睡しちゃってましたw」
るりこ「すごい心地の良い風も吹いていましたしね。
とってもいいタイミングにカオハガン島に行けて、ラッキーでした。」
タク「【夏休み親子留】ここがよかった!TOP3。
栄えあるナンバーワンは何でしょうか?」
ミユ「夏祭りです!
今年初めて開催しました。
クロスロードの子どもたちは、3つのグループに分かれているんですけど。
私が入らせてもらっていた、一番大きい子たちのグループ(小学3年生から…6年生まで)のパイナップルチームが夏祭りを開催して。
残り2つのグループに、お客さんになってもらいました。
イベントを通して、お金のお勉強をしてもらうのもいいな、と思ったんです。
タクさんは公認会計士なので、まずはじめに日本語で
『簡単ビジネス講座』
を開いてもらいました。
『ものを売るってどういうことかな?』
この3つだけを子どもたちに学んでもらったんです。
次に、先生やスタッフと一緒に
「夏祭りに何を出そう」
って、話し合いながら決めました。
チームでもいいし個人でもいいから、お店を出そう、って。
それから、2週間かけて、ちょっとずつ、夏祭りの準備をしました。
などをして。
最後の金曜日に、夏祭りを開催しました。
生徒さんは日本人なので、日本語を使う場面もたくさんあるんですけど。
それだけだと何も進まないので、英語で先生に確認して買い物に行きました。
買い物に行った時も、先生は助けてくれないんですよ。
「英語でなんて言って質問したらいいのか」
っていうのは、もちろん先生が教えてくれるんですけど、商品がどこに置いてあるのか分からない場合でも、先生は見守るだけで、手出しはしません。
「自分で買わないと、屋台が出せないよ。」
って先生に言われて、みんな、必死に頑張って英語を話して、必要なものを買って
準備しました。
喧嘩をしちゃうグループもありましたけども(^^;
それでも、当日には、ちゃんとお店を開くことができましたよ。
夏祭りのお客さんは
です。
『自分のお店のゲームをしてほしい。』
『これを買ってもらいたい』
っていう時にも、英語で説明しないといけません。
多分、生徒たちは無意識なんだと思うんですけど、一生懸命英語でコミュニケーションをとろうとしていて、見ていてすごく感動しました。」
タク「るりこさんのお子さんたちも夏祭りに参加してましたけど、どうでしたか?」
るりこ「夏休み期間中に『夏祭り』をするってうかがっていたので、
『これはチャンス!』
とばかりに、日本から浴衣を持ってきてたんですよ。
当日は娘たちに浴衣を着てもらました。
小6の娘は、的あてゲーム屋さんの担当でね。
もう、娘は何週間も前から張り切っていましたね。
毎晩毎晩
『打ち合わせしよう!』
って。」
ミユ「2人でペアを組んでゲーム屋さんをしてたからね。」
るりこ「『ああした方がいい。』
『こうした方がいい。』
って、すごくアイデアをぶつけあっていて。
もちろん、夏祭り当日も、お客さんを呼んで張り切っていましたよ。
彼女にとって、すごくいい経験ができたな、って、本当に思いますね。
息子は学年が下の『マンゴーチーム』だったので、夏祭りに参加して遊ばせてもらう側だったんですけど。
同い年ぐらいの男友達と3人でチームになって、必死になって的当てをしていましたよ。
ジョリビーのハンバーガーが1個、景品に余っていたので、余計に必死になって。
3人で協力して頑張って、ついに、ハンバーガーをGETできたんです!
『やったぁ~♪
ジョリビーのバーガーGETしたぁっ♪』
って、息子たちは大喜び!
3人で上手に分けて、みんなで食べてて。
みんな可愛かった。
大成功だったと思います!」
ミユ「ねぇ。すごい盛り上がりましたよね。
『儲かった売り上げから、コストを引いた『利益』は、そのチームにあげますよ』
っていうご褒美があったので、本当にみんな真剣でしたね。」
るりこ「うん!
お金が絡むと、子どもでも、あんな目つきになるんですね。
お店が終わってから、目を皿のようにして必死にお金を数えてて、面白かったですね。」
ミユ「道具を使う時とかも、英語で言わないと道具を貸してもらえないんで。
途中から本当に、自分が何語を話しているか、全然わかっていなかったと思います。
そのくらい、みんな、ちゃんと英語を話せていましたよ。
一番儲かった子は、その1日(2時間ぐらい)で、2,000円ぐらい利益が出ていました。
でも、残念ながら、赤字になってしまったグループもいました。
っていうのも、たくさんのお客さんに来てほしいあまりに、最初の10分ぐらいからセールを始めちゃっていたんですw」
るりこ「それも含めて、なんかみんな可愛いですよね。」
ミユ「すっごいかわいかったー。」
るりこ「あと、ハウスキーパーさんや先生がたも、お客さんとして来てくれて。
当てものとか、くじ引きとか、子供よりもはしゃいで夢中になっていたのが印象的でしたね。
お目当ての商品をGETするために、つぎ込んで、つぎ込んで。
商品に対する執念というかw」
ミユ「賭け事が好きだった、っていうねw」
るりこ「びっくりしましたねw」
ミユ「でもね、やっぱり、片隅に
『英語をみんなに学んで欲しい』
っていう気持ちは、ちゃんと持っててくれてるんで。
先生達も、英語でたくさん話しかけてくれて。」
るりこ「そうですね。」
ミユ「毎年の、『クロスロードの夏休みの風物詩』みたいにしたいな、と思いました。」
タク「大成功だったんですね。」
ミユ「大成功だったし、どの子も、とっても可愛かったです。」
るりこ「そうですね。
ちっちゃい子チームも、もちろん楽しかったし。
大きい子チームは売る側の目線から、すごい楽しめたし、学べたし。
先生も、親も、大人も楽しめましたね。」
ミユ「大きい子チームとか、マクドナルドに行って
「日本のマックと何が違う?」
とかやりましたね。
売っているものも全然違いましたが、金額を比較したら、
「えっ!?
まさか、この商品は日本の方が安かった!!!」
っていうのを、私が気付く前に、子どもたちが発見して。
その日に気づいたことは、それぞれ英語で日記みたいなのを書いて、あとで先生に英文を直してもらっていましたよ。
振り返ると、あれもあった、これもあった、ってね。」
るりこ「ありましたね。」
ミユ「いろんなところでお話ししてるんですけど、やっぱりセブ島にいられる期間が、1週間、2週間って限られているので。
『英語力を、限られた期間で爆上がりさせよう!』
っていうのは、やっぱりちょっと無理な話があるかな、と思うんです。
けど
『実際に英語が通じた!』
『英語が使えると楽しい!』
っていう体験は、一生の宝物です。
『セブ島や、クロスロードに行ったことがすごく楽しかったから、また戻ってきたい』
って、なんか、おばあちゃんの家みたいに、2つ目とか、3つ目のマイホームになれたらいいな、って。
『いつ戻ってきても、自分はここで受け入れいれてもらえるんだ』
って安心できる居場所でありたいな、と思っているんです。
『また来年も来たい』
って言って、今年の夏休みに帰ってきてくれた子が多かったのが、嬉しかったですね。」
るりこ「女の子、男の子問わず、同い年のお友達と、毎日
ずっと一緒にいるので、やっぱり距離感も、短期間で、すごい、グッと近くなって。
その分、お別れする時がね。
とにかく寂しい。
『もうお別れなのね・・・』
『でも、きっとまた会えるよね。』
っていう感じでお別れするんですが、ここで仲良くなったお友達と会えるのを楽しみにしながら
『また、それぞれ頑張ろうね』
っていうね。
子どもたちには、たくさん、いろんなことを、ここで学んでもらいたいです。」
タク「はい、それでは、『ここが大変だった! TOP3』を教えてください。」
ミユ「全体的に、めっちゃ大変でした(^^;
私たちスタッフは、トータルでどのぐらい寝てたんだろう…って思えるくらい、睡眠時間が取れなくて。」
るりこ「想像を超える大変さでしたね。」
タク「大変だったことTOP3。 3位はなんですか?」
ミユ「毎週のようにお子さんが入れ替わることです。
もちろん長い方もいらっしゃれば、1週間の方もいらっしゃるので、毎週、お子さんのメンバーが変わっていったんですよ。
しかも
もわからないので
『みんなが楽しめるカリキュラム』
を年齢層別の3グループ分作る、っていうのが大変でした。
しかも、せっかく用意したのに、その通りに進まなかったりして。」
るりこ「そうですね。
『今日はこれをしますよー』
って言うけど、子供たちが
『えー! 嫌ー! 今日はそんな気分じゃないっ!!!』
って、一切興味を示さなかったら、もう終わりなんですよね。
特に、ちっちゃい子は、全く見ないし、何も耳に入らなくなるんですね。
それはもう、英語はもちろん、日本語で言っても
『今は、こっち!』
ってなっちゃうんで。
でもそこは、ちょっと臨機応変に、うまく遠回りしながら
『こういうのも面白いよ』
ってうながしていた感じですね。
なので、事前に用意したカリキュラムの時間や内容は、その通りにうまくいかないこともありました。」
ミユ「るりこさんのカラマンシーチームは
『そろそろ集中力が切れるな』
っていうタイミングで、いかに次の手を打てるかが勝負ですよね。」
るりこ「これはどうだ?
これはどうだ?
じゃあ、これは?
みたいな。
じゃあ、もう好きにしな!
って、最後はなっちゃってましたけどねw
でも実際
『これで遊びたい』
っていう子供たちのアイディアを活かして、
『じゃあ、こうやって遊んだら面白いんじゃない』
みたいに変えたほうがうまくいくことが、意外と結構たくさんあるんですよ。
『子どもたちが、大人とは違う目線で見て、そこから、子どもたちが楽しいことを自主的に見つけていってた』
っていうのは、なんかすごく、こちらがお勉させてもらうことができました。」
タク「大変だったことTOP3。
第2位は何でしょうか?」
るりこ「子ども同士のケンカですね。
年齢の同じぐらいの子たちが集ると、どうしてもケンカは避けられませんからね。」
ミユ「でも、グループによって、ケンカする内容が違って面白かったですね。
ちっちゃい子達は、物の取り合いとか。」
るりこ「そうですね。
大人から見るとかわいいケンカでしたけど…」
ミユ「私が見てたチームは、もう思春期にさしかかっているので、
男子 vs 女子
みたいな。
まぁ、そんなに激しいものじゃないんですけど。
お互い、やっぱりちょっと気になるんですよね。
『男子が…』
とか
『女子が…』
とか、どうしても気になってしまうけど、気になりつつも、うまくみんなでやっていくいけるように工夫しましたね。」
タク「どっちが強いの?」
ミユ「明らかに女子だよねw」
るりこ「あははwww」
ミユ「それは、みんな、わかるでしょう。
女子が強いんですよ。
嫌いだからケンカする、っていうよりも、男子が気になる女子をからかいたくて、ついついちょっかいを出してしまうんです。
で、女子にガツン!とやられる、と。
大人の目線から見ると
『ああ、可愛いな。』
っていうくらいの感じでしたけどね。
ケンカがはじまると、クラスがね。」
るりこ「そうですね。
ちょっと、止まっちゃうんですよね。
ケンカを一旦しずめてから、話し合いをする時間を取らないといけないので、先生はその間、やっぱりちょっとポカンってなっちゃいますよね。」
ミユ「でも、『ケンカができるほどの友達』っていうのも、すごいですね。」
るりこ「うん。」
ミユ「自分たちでちゃんと解決できるので、私たちは見守っている、っていう感じですね。」
タク「大変だったことTOP3。
第1位は何でしょうか?」
ミユ「お子さんの体調不良ですね。
集団行動なので、すごく気を使って過ごしているんですけど、1人病気になると感染しやすいので、大変でした。」
るりこ「授業中に、いろいろと、できる対処はしていましたね。
『手を洗いましょう』
『アルコールしましょう』
『ちょっと咳が出る子は、マスクをしましょう』
とか、いろいろと。
でもやっぱり、どうしても、環境が違うので体調を崩しやすいんですよね。」
ミユ「なので、海外旅行保険は必ず入ってからセブ島に来てください。」
タク「では、最後に1人ずつ、しめをお願いします。」
ミユ「私が全体のカリキュラムを決めています。
すごくいろいろ考えながら作成しているので、どうしてもカリキュラムが出来上がるのは、ギリギリのタイミングになってしまうんです。
ギリギリのタイミングでるりこさんにお渡しして、そこから、るりこさんがマネージしてくださるんですよ。
なので、るりこさんは、本っ当に大変だっただろうな、と思います。」
るりこさん「いや、いや💦
ミユさんのほうが大変だ!
と私は思っていましたよ。
でも生徒さんたちは、せっかく夏休みに意を決してセブ島にいらしてくださっているのでね。
『大人も子供も、いろんなことを学んで帰ってほしい!
とにかく楽しいカリキュラムを!』
と思って。
『毎日安全に、楽しく過ごせるように』
って言うのを第一に考えて、夏休みの期間は過ごしていました。
あの時は本当にね、とにかく毎日、子どもたちの笑顔であふれてて。
私たちの頭の中では、ぐるぐる、ぐるぐる、いろいろな考えが巡ってたんですけど。
振り返ってみて、トータル、たくさんの笑顔が見れてとにかく良かった。
笑顔で帰ってもらえて本当によかったです。」
タク「ミユさんはどうですか?」
ミユ「今でも夏休みのいろんなことを思い出して、にやけちゃうぐらい、私にとっては本当に幸せな時間でしたね。
っていうのも、こちらが向けた愛情の分を、生徒のみんなが返してくれるので、私
の自己肯定感も上がるんです。
すごい素敵な時間で、一人一人可愛くて。
レッスンの中で
『あっ! この子、今、変わったな!』
っていう瞬間を見ることができたのも嬉しかったです。
恥ずかしくって、なかなかマクドナルドで食べたいものを注文できなかった子が、
食べたいものを、勇気を出して英語で注文したんですよ!
その瞬間、なんか吹っ切れたみたいで。
ずっと英語を話すのをためらっていたのに、
『ストローが欲しい!』
って、自分にレジまで言いに行ったんですよ。
でも、セブ島のファーストフード店では、ストローを廃止してるんですよね。
「じゃあ、シェアするためのコップが欲しい!」
って。
こっちがヘルプしなくても、また自分に言いに行って、もらってくることができたんです。
その子は、そこから、どんどん積極的に話すようになれました。
まさに、人生の分岐点!
『クロスロード』ですよね。
みんなの人生の、分岐点になれた!
っていう瞬間が、すごくいっぱいあって、それを見させてもらった。
一緒に経験させてもらった、っていうことが、幸せです。
たぶん、来年もしんどいけど、頑張れるかな、って思います。」
タク「ありがとうございました。
今日は、お子さんたちがクロスロードにたくさん訪れてくださった2023年の多忙な夏を乗り越えた
にお話を伺いました。
お二人のお話を聞いて、スタッフたちの熱い思いが、少しでもみなさんにお届けできたら嬉しいです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。」