こんにちは~!
岡本家のタクとミユです。
今回は「セブ島に移住をしてハウスキーパーを雇うことのメリット」をご紹介します。
私たちは、2012年より英会話スクール『クロスロード』を運営しています。コロナで一時休校しましたが、現在は親子留学や親子移住をしたい生徒さんを多く受け入れています。
実際に英会話学校で複数雇っている「ハウスキーパーが優秀すぎる!」と感じているので「費用相場はいくら?」「生活の質はどう上がるの?」という点をお伝えしていければと思います。
あくまで私たちの個人的な意見なので、すべての事例に当てはまるわけではないですが、セブ島移住の参考にしていただければ幸いです。
※動画でご覧になりたいかたは、こちらをどうぞ
目次
『クロスロード』では、いま現在5人のハウスキーパーさんを雇っています。忙しくなったらもう少し増えることもありますが、現状は常時5人です。
5人ハウスキーパーさんは、Nene, Lyka, Amy, Jean, Maimaiです。
Neneは、クロスロードを始めてからの付き合いなので、もうすぐ10年の長い付き合いになります。ご飯を作るのが大好きで、すごく上手です。
子供たちと遊ぶのも大好きで、お掃除、ご飯、洗濯、ベビーシッター、なんでもできます。日本食も美味しいのですごく助かっています。お菓子作りが大好きで、作ったものを売ることもしています。
Lykaも長い付き合いで、もうすぐ10年くらいです。Neneが紹介してくれました。当時はすごく可愛らしい女の子って感じでしたが今は肝っ玉母ちゃんになっています。実際に2人の子供のお母さんでもあります。
お料理はできないけど、それ以外の家事はすごく上手にやってくれて助かってます。フィリピン料理は作れるけど、味付けはNeneがしてサポートはLykaが基本的にしてくれます。すごい器用なので、修理の人とのやり取りとかもやってくれています。
Amyちゃんは7、8年になります。Lykaが紹介してくれました。Amyちゃんは子供の面倒を見るのが大好きで、子供達もみんなAmyちゃんが大好きです。
穏やかでいつも優しく見てくれるので、ベビーちゃんからうちの6歳になる女の子まで、全員が大好きです。
Jeanちゃんは、お料理が得意で、日本食からフィリピン食までいろいろ作ってくれるし、家事も何でもこなすしオールマイティの存在な気がします。
何にしても丁寧にきちんと仕上げてくれます。味付けとかもNeneはちょっと豪快だったりするけどJeanちゃんは優しい味付けみたいな感じです。朝ごはんと昼ごはんをNeneが作ってくれて、夕飯がJeanちゃんが作ってくれてます。
Maimaiは5、6年目で、LykaとAmyちゃんの紹介です。 Maimaiはチャキチャキさんで、よく子供に話しかけてくれるので、ベビーシッターで英語のレッスンはついてないですが、チビちゃんたちが英語で話し始めるなんてことも少なくありません。
以上の5人が、我が家のハウスキーパーさんたちです。
1日のお仕事の流れは、朝ご飯を作ってくれて、キッチンリビングをきれいにしてくれて、その後子供を送って戻ってくると、他のお子さんの面倒を見てくれて、お昼ご飯を作り、キッチンリビングの掃除、また子供の面倒を見て、夕方にも掃除、夜ご飯が終わって8時頃にもう一回部屋が綺麗になっている状態です。
常に部屋は綺麗になっているし、子供の面倒もしっかりみてくれます。僕らがどこかに出かける時も、プラスアルファの料金を払うと遅い時間までみてくれたりするのでとても助かってます。
お弁当箱を洗っておいてくれたり、歯磨きなどもさせておいてくれます。
本当に完璧な存在で、いてくれるのといてくれないのでは全く生活の質が変わってくるぐらい助かっています。
私たちの探し物とかもしてくれて、私たちよりも把握してるみたいな感じです。年齢は娘みたいな年だけど、私たちにとってもお母さんみたいです。
このように、ハウスキーパーさんを雇うと、本当に「QOL=生活の質」がすごく上がるし、ストレスフリーの生活ができます。
こうして学校運営ができるっていうのも、ハウスキーパーさんのおかげです。しかも、フィリピンだとすごく安くハウスキーパーさんを雇えるっていうのも、セブ島に移住してくる大きなメリットです。
食材を買ってもらって料理をしてもらうとか、お洗濯も2人3人の家庭だったら、手洗いでやって綺麗にたたんで戻してくれるので、洗濯機を買わなくてもいいとか、雇ってる以上に節約できてるんじゃないかと思うくらいです。
優秀なハウスキーパーを雇うことで、どれだけ生活に質が上がるか気になるところですよね。
まず、ハウスキーパーを雇うにあたって、ステイインとステイアウトというのがあります。
ステイインというのは、住み込みです。お部屋を一つ渡して、そこに一緒に住んでもらいます。ステイインの良さは、少し費用を抑えられるのと、四六時中いてくれるので夜の対応もできて、急なお休みがないので、仕事があるのにハウスキーパーさんが来ないというような心配がないのがメリットです。
お休みの日は設けているんですが、急に来なかったりすることがないのはすごくいいところです。費用が抑えられるというのは、宿泊場所と食事を提供しているので、少しお給料が安くなります。
一方、ステイアウトというのは、外から通ってもらうので、基本的には時間を決めます。8時から5時まで来てくださいなど決めて雇う形です。
お部屋を1つ渡すっとなると、お家にかかる費用が上がってしまうので、外から雇うことでお給料は少し高いけど毎日通ってもらうというのもありです。
日本の方は海外の人と一緒に住むことに抵抗がある方も多いし、人となりを知るためにも、最初はステイアウトから始めるのがやりやすい方法です。
ハウスキーパーを雇うことの具体的なメリットとしては「掃除・洗濯・食事までハイクオリティにやって くれる」のがすごくありがたい点です。
人によってまちまちなのでいい人に当たればですが、全部ピカピカにしてもらえます。いい人に当たるかは運なところもあるので、最初に何人か雇ってみて、いい人にたどり着くということが多いかと思います。
続いて「大幅に時間を節約して、自分のやりたいことに集中できる」というのもすごく大きなメリットになります。
私たちは自営業なので、基本的に四六時中働いています。子供が家にいる時はどうしても仕事がしづらくて進まないなと思ったりするんですが、ハウスキーパーがいてくれることで、子供と遊んだりお世話したりしてくれるので、私たちは家にいても仕事ができたり、預けて外に行って集中できる環境でお仕事ができたりします。
「子供の面倒まで見てくれる」のも大きなメリットです。0歳児から見てくれたりとか、英語で話しかけてくれたりとか、場合によっ ては夫婦で夜出かけたい場合も子供をみてくれるよハウスキーパーさんもいたりするので、本当に助かっています。
お家でハウスキーパーと子供で待っててもらうこともできるし、お出かけに連れて行きたいけどちょっとやっぱり大変だなって思う時に、一緒にお出かけについてきてもらうこともできます。いろんなところに子連れで楽にいけるっていうのもいいなと思います。
続いて「家事育児のストレスを軽減してくれる」ので、自分のやるべきことに集中してノンストレスで向き合えるというのも大きなメリットだと思います。
最初はすごく抵抗があって、自分の子供なので自分で全部やらなければという気持ちがすごく強かったんですが、お願いしたらその分穏やかな時間が増えるので、子供と楽しく遊べる時間が増えたり素敵な時間が持ててよかったです。
ママとパパがイライラしてるより、いつも優しく接してくれる方が、子供にとってもいいのかなと思います。子供も英語も喋れるようになってくるし、そういう意味でもすごくいいと思います。
「フィリピンの文化や慣習を理解しているので生活を助けてくれる」ということも、メリットの1つです。
例えばご近所付き合いでのトラブルとか、ここで買った方がいいよとか、地元のことをよく知っているので、いろいろ生活を助けてくれます。
小学校入学の準備で、いろんな文房具を買わなきゃいときに、細かく指定されていることがあるんですが、一緒にお買い物に行ってどこに何が売ってるか教えてくれるので本当に助かります。
ゴミ出しの細かいルールとか、ドアノブが壊れたときにどうすればいいのとか、おすすめの食べ物を紹介してくれたりもします。
物が壊れて直してもらわないといけない時に、英語が通じない方とのやりとりも、間に入って全部やり取りしてくれるので、通訳としても活躍してくれてすごく助かります。
フィリピン版のAmazon「LAZADA」が届く時に、大抵電話がかかってきて、こっちのセブアノ語でわーっとしゃべられて全然何言ってるかわからないという時も、電話差し出して説明してもらったりします。
本当に生活の質を上げてくれて、助けになってくれています。母さんとお子さんで移住や留学される方が多いと思うので、そういう時にずいぶんお母さんの負担を軽減してくれると思います。自分より若いけどすごい頼りになって、安心感もすごい大きいです。
いいハウスキーパーさんと巡り会うまではなかなか大変だったりします。その1つの理由として、僕らが知る限り、ハウスキーパーを雇うためのエージェントがないからです。もしくは、いてもすごく少ないという状況があると思います。
エージェントがそもそもないし、うまく見つけられたとしてもいい人に巡り合う可能性はそんなに高くないのかなという気はしています。
なので雇うとなると、やっぱり知人友人の紹介というのが一番堅いかなと思います。僕らも、今残ってくれてる方は全員フィリピンの人からの紹介です。
よく聞くのは、小学校とかで、先輩ママたちがハウスキーパーの人に来てもらってるけど誰か雇いたい人いる?みたいに声をかけてくれて、ハウスキーパーさんを引き継いでいくみたいなこともあるようです。
あとはそんなにおすすめはしないですが、SNSを通して紹介し合うとかSNSで見つける例もあったりするみたいです。ただ、知らない人からの紹介や知らないハウスキーパーさんをSNSで見つけて雇うのはちょっとリスクが高いかなとも思います。
とはいえSNSを通して見つけた人がすごい良い場合もあるし、一概にどれがいいとは言えないですが、いい人に当たるかどうかっていうのは運かもしれません。
お家の中に入ってもらったり、大事な子供の面倒を見てもらうので、最終的には自分で「この人なら」って思える人が見つかるまで、妥協せず何回でもトライするっていうおおらかな気持ちでハウスキーパー探しをした方がいいかと思います。
スキルや人柄にも幅があります。掃除ができない人はいないですが、食事が作れるかどうか、英語がよくしゃべれるかどうかは人によるので、事前に確認しておいた方がいいでしょう。
実際に会ってみて、自分が欲してるコミュニケーションが取れるかどうか確かめるのがおすすめです。
また、ハウスキーパーといえど、ベビー シッティングが上手かというのはまた別の話です。先に子供は何人いてこんな子でこういうことをして欲しいと「自分がやってほしいこと」を明確にして、面接をするといいかなと思います。
残念ながらトラブルに発展してしまうケースも時々耳にします。例えば、ハウスキーパーさんが家のもの を盗難してしまったとか、最悪の場合は空き巣を手引きしたということも聞いたことがあります。
服を勝手に着てたとか、この服ちょうだいと言われたとか、嫌な思いをされた方の話も聞いたことがあります。
あとは、高額な金額を貸してほしいと言われたり、子供の面倒見がすごくいい加減というのも聞いたことがあります。
トラブルに発展する場合もあるので、よく選んで、もしくは信用できる人からの紹介で雇われることを僕らはおすすめします。しばらくはよく見て、この人ならいけるっていう自信が持てたら契約をしてほしいなと思います。
せっかくセブ島生活するのであれば、ハウスキーパーのいるストレスフリーな生活を実現していただけるといいなと思います。セブ島に移住する最大のメリットの1つと思えるほどです。
海外だと何がどこで買えるかわからないとか、1つのスーパーで欲しいものが全部揃わなかったりとか、 家事にかかる時間が日本より少し多くなってくるということも感じています。
いいハウスキーパーを見つけて、任せるところは任せることができると、本当に子供たちと向き合う時間が増えて怒ることも少なくなって、移住期間が素晴らしい時間になると思います。
生活の質が爆上がりすることは間違い無いです。物理的なことだけでなく精神面もすごく大きいです。
気になる金額の相場は、個人で雇ってステイインで、1ヶ月8000ペソ(2万円)くらい、ステイアウトで1ヶ月1万ペソ(2.5万円)くらいが目安です。
人によって違うので一概には言えないですが、1ヶ月間を2.5万から3.5万円ぐらいで雇うことができると考えておくといいかもしれません。
やってもらえることを考えると私はすごい安いと感じます。日本で同じことをしてもらうと目が飛び出そうなくらい高い金額になります。
ストレスフリーな生活ができる上に、お母さんの時間ができて、その時間を英語学習や在宅ワークに当てることができれば、生活も人生においてもすごくプラスになると思うので、ぜひご検討いただければと思います。
いいハウスキーパーに巡り合えれば、本当に人生を変えてしまうくらいのインパクトがあると思います。
今回ご紹介したお話は、私たちの経験談や周りの方の話なので、全てが当てはまるというわけではないので、その辺はご注意ください。
ただ、他人を家に入れたり一緒に住むことについては抵抗がある方もいらっしゃると思いますし、それによって 問題を問題が生じてしまうこともあります。
紹介されたからと100%受け入れるのではなくて、自分で見て判断して、その判断に責任を持つことが重要です。もし合わなかったとしても、勉強になったし次に生かしたらいいと心持ちをしっかりすれば、いい結果につながると思います。
『クロスロード』では、親子留学をやっていて、親子移住もしてもらっていてます。私たちと一緒に住んでもらって、私のハウスキーパーをシェアして、ご飯・掃除・洗濯・子供の面倒を見てもらうサービスもやっていますので、興味がある方は問い合わせていただければと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。