こんにちは~!
セブ島・岡本家のタクとミユです。
今回は、セブ島で僕たちが運営している英会話スクール『クロスロード』の生徒さんの一人、田中瞳さんにインタビューします。
瞳さんは3人のお子さんを連れて、1ヶ月間、『クロスロード』で親子留学してくれました。
なんと、お子さまの一人は、10か月の赤ちゃんなんですよ!
「えっ、赤ちゃんでも語学留学できるの!?」
と驚きますよね。
今回は、珍しくて貴重な体験談が聞けると思いますよ。
それでは瞳さん、よろしくお願いします。
瞳「よろしくお願いします。」
果たして、瞳さん親子は、親子留学を楽しめたのでしょうか!?
※動画でご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
目次
Q. まずはじめに、自己紹介をお願いします。
瞳「私たちは福岡県在住で、子どもが3人います。
の3人です。」
瞳「セブ島で語学留学したきっかけは、2つあります。
2つの理由から、セブ島に留学することを決めました。」
ミユ「0歳児を連れて留学することに、不安はありませんでしたか?」
瞳「0歳児の子も一緒に連れて行くことに対するハードルは、すごく高かったですね。
実は、『クロスロード』さん以外にも、何社か、
『0歳児を連れて行けますか?』
と問い合わせしてみたんですよ。
でも
『0歳児はNG』
というところが多くて……。」
たしかに、『0歳から通える語学学校』って少ないですよね。
セブ島の語学学校で一番多いのは、『5歳以上からOKだよ』っていうところです。
5歳以上だったら、マンツーマンで授業できますからね。
Q. 『クロスロード』を選んでくださった理由をお聞きしましたが、他には、何かありますか?
瞳「『今現在、0歳児連れの生徒さんが他にも通っていますよ。』
っていうのを教えていただいたのが、一番大きい理由ですね。
あとは、お世話してくださるベビーシッターさんが3~4人いらっしゃる点も安心できました。
他社さんでも、2校くらい『0歳児もOK』というところが見つかったんですが、ベビーシッターさんがいらっしゃる魅力は大きかったです。」
瞳さん親子がセブ島に来てから4週間。
明日はいよいよ、マレーシアに出発するそうです。
セブ島で親子留学した感想について、いろいろとおうかがいしたいと思います。
瞳「4週間が、もう、あっという間に終わっちゃった!
っていうのが、率直な感想ですね。
すごく短かったけど、充実してたなぁ、と思います。」
瞳「『一つの家の中に他の家族が住む生活』
を初めてしたので、セブ島に来る前は
「ちゃんとうまく成り立つのかな?」
っていう不安がありました。
でも、いざやってみたら、すごく快適で。
子供たちも、他の生徒のお子さんや、岡本さんちのお子さんにすごく懐いて楽しく過ごしてくれたので、とても良かったな、と思っています。
外の環境で言うと、実は私、過去に何回かセブ島に来たことがあるんです。
当時と比べると、いろんなカフェやモールなどができてて、街としてどんどん良くなってきてるなぁと思いました。
Q. 『クロスロード』は、『ヴィレッジ』と呼ばれる住宅街の中にありますが、安心して住めましたか?
瞳「治安の面に関しては、全然、不安はありませんでしたよ。」
Q. お子さんたちの英語環境としては、どんな感じを受けましたか?
瞳「1ヶ月、先生が英語で教えてくれる現地校に子どもたちを通わせましたが、子供たちは、全然英語を聞き取れなかったので、分からなかったのですが。
昨日ミユさんが、フィードバックの紙を持ってきてくださったので
「あっ、こういう英語学習をしてたんだな」
っていうのがわかってよかったです。
たった1ヶ月の中通学しただけなのに、現地校の先生たちは、
『リンって、こういう子だよー、サナってこういう子だよ』
って、すごく細かく見てくださってて、驚くのとともに感動しました。」
ミユ「ちょっと補足をすると、今回、瞳さんのお子さんには、うちの5歳の娘も通っているモンテッソーリ系の幼稚園をご紹介して通ってもらっていました。
幼稚園では、最初は読み書きをして。
それから、モンテッソーリの教材を、お子さんが興味を持って手に取ったものから、学びにつなげていってくれる、遊びのような学びのような時間があって。
その後は、アートの時間。
結構、作品がいっぱい残っていましたね。
で、最後は、わー!って遊んで終わる、っていう過ごし方をしてい
ました。」
最初はどうしても、子供たちが幼稚園に行くときに泣いちゃったりしたと思うんですよ。
ミユ「瞳さんのお子さんは、泣かなかったよね?」
瞳「や、でも、下の子(3歳の子)は、2日目に泣いてましたね。」
比較的すぐに慣れた、って感じでしたよね。
瞳「そうですね。
もともと、岡本さんのお子さんが通っていたっていう安心感がありましたし。」
みんなで一緒に通学していた、っていうのが良かったのかな。
瞳「はい。泣かずにすんだ大きな理由だと思います。」
ありがとうございます。
Q. 今回、子供たちを『クロスロード』に預けて、瞳さんは英語学習を勉強する形でしたが、いかがでしたか?
育児していると、なかなかそういう機会ってないと思うんですけど。
瞳「すごく良かったです♪
英語学習もそうなんですけど、自分の時間をガッツリ確保できる!っていう機会は、なかなかないので。
家事の心配もなく、自分のやりたい英語の学習にフォーカスして毎日過ごす、っていう経験をさせてもらって、改めて、幸せだなって思いました。」
ミユ「英語の予習復習の他に、どんなことをしましたか?」
瞳「英語のレッスンはお昼ぐらいまででしたが、午後は英語を自主学習してる時間が多かったですね。
1週間に1回ぐらいマッサージに行ったり。
あとはカフェに行って、ときどき、ふぅ~って休憩しながら、勉強してました。」
ミユ「めっちゃ勉強してますね!」
真面目!
瞳「一緒に行っている西田さんが、めちゃくちゃ勉強してたので、いい刺激を受けました。」
ミユ「お母さんにとって、
『自分のために勉強できる時間』
ってすごい貴重なんですよね。」
瞳「普段は、なかなか取れないですよね。」
『クロスロード』では基本的に、8時から17時までお子さんをお預かりするので、その時間に、勉強したり、カフェに行ったり、マッサージする時間もあったってことですよね。
瞳「そうですね。」
Q. 今回、先生は全員フィリピン人だったのですが、英語学習はどうでしたか?
瞳「フィリピン人には、独特な英語のアクセントや癖などがあるよ、っていうのは前々から聞いてたんですけど。
正直、私はそこまでアクセントとかを気にする段階のレベルにないので。
まず第一段階である
っていう面では、フィリピン人の先生でよかったなって思いました。
フィリピン人の先生って、国民性もあるのかもしれないんですけど、すごいみんな明るくて、オープンで、めちゃくちゃ褒めてくれるんです。
なんかちょっと言えただけで
「うわーーっ! すごーい!!」
ってほめてくれるので。」
陽気なので、手放しで絶賛してくれるんですよね。
瞳「はい♪
毎日、すごい自己肯定感を上げてもらったおかげで、恐れずに英語を話せるようになれました。」
大事ですよね。
瞳「なんか、指摘ばっかりされると、
ズーン・・・(´・ω・`)
ってなると思うんですけど。
基本は褒めてくれて、
『あと、こうしたらもっといいよ。』
っていうような感じで教えてくださるのがいいな、と思いました。」
ミユ「子供たちも、そういう国民性の人に触れて、学べてるわけだからね。」
ね。本当にいいと思います。
Q. 英語学習以外で、土日にアクティビティに参加されていたと思うんですけど、どんな所へ行きましたか?
瞳「基本的に土日に動いてたんですけども、岡本さんも含めて、一緒に住んでる方々と、大きいプールに遊びに行きました。
あとは、徒歩圏内にマーケットがあるので、子供たちに買い物をさせてみたりとか。
家族でマクタンにあるシェラトンに、1泊2日でリゾートにも行きましたよ。
とても楽しい思い出ができました。」
ミユ「シェラトンのような『これぞリゾート!』っていうところと、マーケットを体験されていかがでしたか?
なんか本当に、全然違う世界だと思うんですけど。」
瞳「なんかやっぱり、セブってまだまだ貧富の差がすごいあるなぁ、って。
マクタンのリゾートの方は、割と高級なホテルで、すごい楽しく外国人たちが遊んでる。
でも、実際セブに住んでる人達って、地元のマーケットで生活してるじゃないですか。
そういうのをちゃんと肌で感じて、見ることができたのは、なんか子供たちにとってもいい経験だったな、と思います。」
Q. 生後10ヶ月(0歳児)の赤ちゃんを連れての留学をしてみて、いかがでしたか?
瞳「実際に来てみたら、すぐに
『0歳の子供を預けてる』
って不安はなくなりましたよ。
どうしてかというと、まず、ベビーシッターさんたちが素敵だったからです。
人柄も良く、
『愛情を持ってしっかり見てくださってるな。
これだったら、1日預けても不安はないな』』
って安心しました。
他のお母さんたちもそうだと思いますが、日本にいた時は、
「赤ちゃんのことは、全部、自分でしなきゃ!」
っていう思いが強かったんですよ。
でも、セブ島に来てみたら
『こんなにいっぱいの人から愛情を注いでもらって生活できるって、すごくいいなぁ』
って思いました。
こんなに素晴らしい生活を送ったら、逆に
『これから日本で生活できるかな』
って不安になってきちゃいましたよ(笑)」
ミユ「赤ちゃんってかわいいので
『すきあらば、抱っこ! 私が抱っこ!』
みたいになっていましたね。」
『クロスロード』では、ハウスキーパーさんだけじゃなく、他の生徒さんも含めて、
『みんなでお世話して育てる』
みたいな感じがありますよね。
ミユ「3歳のサナちゃんと、5歳のリンくんにとっては、どうでしたか?」
瞳「子どもたちにとっても、多分、すごい楽しい1ヶ月間だったんじゃないかな、と思います。
実は、日本で最初に子どもたちに
『フィリピンに行くよ』
って言った時は、
『いや! 行かない!』
って言われたんですよ。
でも今、
『セブ島を離れるよ』
って言ったら、
『いや! 帰らない!』
って意見が180度変わってるくらいなので(笑)
英語学習もそうなんですけど、今一緒に住んでいるお子さんたちや、ベビーシッターさんたちとの触れ合いも含めて、すごく楽しかったんじゃないかな。」
ミユ「泣けてきちゃった…」
みんなで過ごした1か月を思い出し、ミユさんはそっと目頭を押さえました。
ミユ「もう終わりだしさ~・・・」
明日からいないんだよね・・・
瞳「もらい泣きしてきちゃった・・・」
ミユ「子どもたちは、いっぱい、ケンカもしてたじゃないですか。」
瞳「ケンカは、ほぼ毎日してましたよね(;^_^A」
ミユ「でも、『仲直りする』とか考える前に、なんか自然と仲良くなってるし。」
瞳「そうそう、そうそう…」
ミユ「『我慢しなきゃ!』
とか、
『あれしたい・これしたい』
とかって、すごいあったと思うんだけど。
それでもなんか、子どもたちがお互いに成長し合ってるのが、親から見てて感じたよね。
そんな1か月を思い出したら、泣けてきちゃいました。」
瞳「ここで一緒にいる時間が長い分、『兄弟』みたいな感じで、自然に喧嘩ができるぐらい、踏み込んだ仲になってたんじゃないかな、って思います。」
うちの子どもたちにとっても、ありがたかったよね。
ミユ「うん!」
Q. 他にも色々、大変なことがあったと思うんですけど、具体的なものがあれば教えてください。
瞳「なかなか体が慣れなくて、2回ぐらい熱を出しました。
吐いたり、下痢したりもしましたし…
子供も含めて、私もあったので。」
大変でしたよね。
瞳「外国の生活に体が慣れるのって、時間がかかりますね。
1か月では短かったです。
それでも、すごい大きな病気にかかったわけじゃないし、事故もなく過ごせたので良かったですよ。」
ミユ「赤ちゃんを連れて、1か月間、セブ島に親子留学するのは、大きなチャレンジだったと思います。」
Q セブ島に留学してみて、瞳さん一家が得たものは?
瞳「私が得られたこととしては、まず1個は英語学習のビジョンです。
『今、自分ってこのぐらいのレベルにいるんだな』
っていうのが明確に分かって、
『じゃあ、これぐらいになるには、あとこのぐらい勉強しなきゃいけないんだろうな』
っていうのがつかめたのが、大きかったです。
あとは、日本にいる時からガラっと変わった生活環境で1か月過ごして、視野が広がりました。
ベビーシッターさんがいる環境で、私自身は、料理もせず、洗濯からも料理からも解放された1ヶ月っていうのは、すっっごい楽で。
もう『天国~♪』みたいな感じなんですけど。
そういう生活もあるんだ、っていうのがわかったんです。
『工夫すれば、こういう風にも子育てできるんだ』
って。
自分でベビーシッターさんを見つけたわけじゃないですけど、こういう風にシッターさんとお付き合いしながら生活するんだな、っていうのが、なんとなくわかりました。
今後、もしかしたら、マレーシアでベビーシッターさんを雇うかもしれないので、その時の参考になりました。
私たち家族が得られた一番大きい収穫は、
『これなら、マレーシアとか他の国に行っても、意外とすんなり適応してくれるんじゃないかな』
っていうのがわかったことです。
今回、セブ島に留学した目的は、今後、家族で移住する前段階として
『家族で、海外に住んでみる』
っていう体験をすることだったんですよ。
1ヶ月、旅行気分じゃなく、実際にセブ島に生活してみたら、子供たちも案外すぐに新しい環境に慣れて、積極的に
『英語を使おう』
っていう風にしてたのがよかったです。」
今回、他の家族や、僕らの家族も一緒に、ワークショップをやったり、色々、将来について話したじゃないですか。
なにか刺激はありましたか?
瞳「自分の今後のことを考えたり、昔のことを深掘りする機会って、なかなかないじゃないですか。
就活の時とかにしたぐらいで。
でも今回、改めてしてみて、
『あぁ、自分ってこういう風になりたいんだな』
とか
『家族として、こういう風にありたいんだな』
っていうのを考える機会をいただいたのは、すごくありがたかった
です。」
ありがとうございます。
瞳「本当に色んなご家族がいて、面白い人たちが多いので、いろんなバックグラウンドや、将来の目標を聞いて、すごい刺激を受けましたよ。」
Q. 今後、赤ちゃんとか小さいお子さんを連れて一緒に留学を検討される方に、アドバイスがあればお願いします。
瞳「もし日本で育児に悩んでいるお母さんがいたら、まず『クロスロード』に来てほしいです。
子供がたくさんいたりとか、お子さんが一人でも、育児って大変じゃないですか。
『全部自分でしなきゃ!』
って、ストレスを抱えて困っているお母さんが多いと思うんです。
『クロスロード』に来ると、助けてくれる人がいっぱいいるし。
フィリピンって、肉体的にもですけど、精神的にすごく楽にしてくれる国だと思うんですよね。
なので、海外に行くことを恐れずに来てほしいな、って本当に思います。
今回、0歳児のお子さんをふくめて、3人のお子さんを連れて1か月間、セブ島の『クロスロード』を受講してくれた瞳さんに、体験談をおうかがいしました。
ミユさん。ここまでお話をうかがって、どうでしたか?
泣いてたけど(笑)
ミユ「感極まっちゃって(笑)
瞳さんのご家庭は、お子さん3人で、しかも3人とも小さいんですよ。
全員、幼稚園から下、っていう。
普段の育児もすごい大変だと思うし、
『海外留学に連れて行こう!』
って決断をした時点で、もう、すごいなぁと感心していたんですけど。
それでも、勇気を出してセブ島に留学に来た体験は、きっと、瞳さんだったり、田中家の将来に、すごく大きな広がった世界をもたらしてくれるのかな、って思っています。
田中家だけじゃなくて、他のいらっしゃる方も影響を受けたりとか、逆に他の方から影響を受けたりとか。
生徒さん同士でいろんな刺激をお互いに受けて、きっとこれから、今までより素敵な家族になって、素敵な未来が見えるんだろうな、っていうのがすごく想像できて嬉しいです。」
そうですね。
まず瞳さんは、すごく強い女性だなって思いました。
小さいお子様を3人連れてくるっていうのは、やっぱり大変だと思うのに、恐れずに一歩踏み出しましたし。
子供たちが病気になっても、気丈に振舞ってましたよね。
「あっ、強!!」
ってびっくりしました。
一緒に生活をしていて、瞳さんのお子様たちも、本当に成長したなぁ、と思いましたよ。
サナちゃんも、泣いてはいるけど、でもちゃんと最後まで学校に通うことができたし、みんなと仲良くやってましたね。
時々英語も出てくるようになったところも、成長を見れて良かったです。
この後、マレーシアに行くのか、もしかしたらセブに戻ってくるのかは分かりませんが(笑)
今回の留学は、人生がいろいろと面白いほうに移り変わっていくきっかけになったんじゃないかな、と思いました。
瞳「英語の学習だけで言うと、正直、多分どこの場所でもできると思うんです。
日本に住みながらでも、オンラインでレッスンを受けたり、お家の中を英語オンリーにして英語力を伸ばす方法もありますよね。
「じゃあ、あえて、セブ島とか海外に行って生活したのはどうして?」
って聞かれるかたもいらっしゃるかもしれません。
海外留学する一番大きな理由は、ベビーシッターさんとか、他のご家族と一緒に生活できて、英語以外にもいろんな刺激をもらえることです。
家の中でも、ベビーシッターさんに対して自然と英語で会話する環境が、全然違うなって思います。
そこが、日本に住んで英語を勉強するのと、海外で勉強するのの、一番の違いですね。
あとは、異文化交流できることです。
一歩外に出たら、フィリピンの人の生活があって。
海外の人や、違う価値観の人と、私も含め子供たちが触れ合って。
いろんな世界があるんだな、っていうのがこの1か月で体験できました。
家族みんなにとって、大きい刺激と収穫を得られたかな、って思います。」
瞳さん、ありがとうございます。
めっちゃいい感じでまとめてくれました。
やっぱり、経験者さんから話を聞くと、説得力がちがいますね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
今回の記事をご覧になって、小さい子供がいるご家族のかたも
「もしかして私たちもできるんじゃ?」
「『クロスロード』で、親子留学してみよっか♪」
と思ってくださったら幸いです。