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【東進・安河内哲也】留学前に絶対やるべき「3つの準備」と、最速で英語が話せるAI活用法!

# 安河内先生が語る「世界に飛び出すための英語学習戦略」——セブ島で実現した人生100年時代の学び方

紹介

今回お話をお伺いしたのは、更新ハイスクールの安河内先生です。大学受験の時に安河内先生の授業を受けた生徒が慶應大学に進学し、現在は公認会計士で企業経営者として活躍されています。ミユさんも安河内先生の授業の影響を受けたとのことで、人生を大きく変えた教育者として知られています。現在、セブ島を拠点に英語学習の実践的な方法について発信されており、毎日AI会話とオンライン英会話を組み合わせた学習法を実践されている経験豊かな講師です。

留学前にやっておくべき3つの準備

Q: 留学を検討している人が、渡航前に絶対にやっておくべきことは何ですか?

「留学に来ると、英語を使う機会はたくさんあるんです。でも英文法を直す機会はないんですよ。だから、難しい英文法ではなく、中学英文法をしっかり学んでくることが1番大事です」と安河内先生は強調します。

2番目のポイントは「音を使って勉強すること」。耳でたくさん聞いて、口を動かす反射神経を磨くことが、英語では最も重要だと語ります。「こっちに来た時に、パッと出てこないとフラストレーションが溜まってしまうので、音を使って勉強するのが大事です」という言葉には、実際の留学生の苦労が伝わってきます。

そして3番目、最も大切なのは「間違うことに慣れる」というマインドセット。「日本にいると、スペルがないとダメだとか、線からはみ出すと0点とか、そんなことを気にしてしまいます。でも英語はそんなことを言ってると使えないので、間違ってもいいからどんどん使う心の準備をしてください」と安河内先生は本音を語ります。

加えて、「薄くて基本的な文法の本を1冊持ってくこと」も推奨されています。分厚い参考書よりも、手軽に確認できるシンプルなものが現地での学習効率を高めるということですね。

ボキャブラリー学習で失敗しないコツ

Q: 単語学習についても、留学前にどのレベルまで準備すべきですか?

「セブ留学は日常会話やビジネスで使える実践的な英語を学ぶためのものです。だから、使いそうな単語を覚えてきた方がいい」と安河内先生は指摘します。

興味深いのは、実際の失敗例の話です。「政治経済の単語を一生懸命覚えようとする人がいますが、意外に街で使ってるものを知らなかったり、日用品の名前を知らなかったりするんです」という具体的な指摘は、多くの留学予定者にとって目からウロコでしょう。

解決策として、安河内先生は「ChatGPTなどを使って、日常で使う単語を含む英文を100個作ってもらうのがいい」とアドバイスします。文脈の中で単語を学ぶことで、実際の会話場面で使える知識になるということです。

留学後の学習を継続させるための秘訣

Q: 留学から帰国後、多くの人が英語学習を続けられないと聞きます。どうしたら続けられますか?

安河内先生が提案するのは「AI会話、オンライン英会話、留学を組み合わせる学習法」です。

「AI会話は例えばChatGPTのボイスチャット機能を押すだけで簡単に毎日できます。でも人工的で飽きるんです。そこでオンライン英会話を組み合わせるんです。人間って予測不可能で、クレイジーで、非論理的じゃないですか。日常生活でもビジネスでも相手は人間なんです」と、その理由を丁寧に説明します。

さらに深く掘り下げると、人間との対話には「表情やイントネーション、喋り方で相手の態度も変わってくる」という要素があり、AIではなかなか練習できません。一方、AIは毎日手軽に練習できるという利点があります。

「だから、留学から帰ったら、AIとオンライン英会話で話し続けることができます。留学は軍事体験のように、空気の違うところで現地の人と話すのは全然違うんで、留学とオンラインとAIを組み合わせるのが1番効率が良いんです」という説明は、昔とは違う言語学習のパラダイムシフトを感じさせます。

実際に安河内先生自身も「やらないと忘れちゃうんで。英語って車の運転と同じなんですよ。できるようになっても使ってないとすぐ忘れちゃう」と毎日実践されており、その信頼度は高いです。

英語学習が開く、世界中との人間関係

Q: 安河内先生が英語を学んで最も良かったことは何ですか?

「世界中に友達ができたことが本当に良かった」と、安河内先生は笑顔で答えます。「どこに行っても、こうやって一緒に会ったり、一緒に仕事をする人がいるっていうのは最高だなって、英語やってて良かったなと思います」という言葉には、単なる言語スキルを超えた、人生の豊かさが宿っています。

現在、セブを拠点としながらも、「イギリス人、アメリカ人、オーストラリア人、フィリピン人、いろんな人と喋ります。カンボジアとか現地の要請も色々聞きます」と、世界中の人たちとつながっていることが伝わってきます。

興味深いのは、心理的距離感についての話です。「セブに住んでる僕にとって、セブに来るのと青森に行くのと同じ心理的距離感覚ですね」と語られます。成田空港から約4万円程度で往復でき、セブのホテルも1泊8000円程度という経済的な利便性も相まって、「青森に行くより安いかもしれない」という現実があります。

「島脱出」体験が人生観を変える理由

Q: 若い世代に特に英語学習と海外経験を勧める理由は?

安河内先生は「日本って世界で見ると離島なんですよ」という視点から説明を始めます。「島中にいるときは、島基準が当たり前に見えます。でもこっち来ると、何だったんだろう?という感覚になるんです」と、世界に出ることの価値を語ります。

具体的には、「東京スタンダードとか偏差値とか格付けとか、島の中でしか分からない基準ってこっち来るともどうでもよくなっちゃいますよ」という説明は、多くの日本人の人生観を揺さぶるものです。

同時に、海外経験を通じて「日本の良さも分かるようになります。潔さだったり、食事の美味しさだったり。島の良さを理解するためにも、あれは島だったんだということが分かるためにも、ぜひ英語を勉強して世界に出てほしい」と、バランスの取れたメッセージを送ります。

さらに面白いのは、セブ島が「先進国とゼロか、みたいなハイスペックな国の間にある」近い選択肢だということです。「全然ビザもいらないし、パスポートだけ作って気軽に散歩に来るっていうのを僕はお勧めします」と、3日の短期間でも充分な体験ができるとも語っています。

翻訳技術の進化と「自分で話す」ことの価値

Q: AI翻訳技術がここまで進化した時代、それでも英語を学ぶ必要はあるのでしょうか?

安河内先生の回答は、技術の進化を認めながらも、人間的なコミュニケーションの価値を強調しています。「音声翻訳の精度も上がってきて、同時通訳ができるようになりました。でも、それはあくまでも機械がある人なんです。コミュニケーションは言葉だけではないんです」と丁寧に説明します。

「目とか手とか表情、顔の筋肉、体の筋肉、全てがコミュニケーションです。言葉の部分は翻訳技術で解決されていますが、それにはやっぱり2.5秒くらいのタイムラグが生まれるんですよ」という具体的な指摘は、なぜリアルタイムで英語を話す必要があるのかを理解させます。

「本物のコミュニケーションをするためには、英語を自分の口で話した方がアドバンテージがある」という結論は、英語教師としての職業的利益を超えた、実体験に基づいた提言です。

興味深いのは、安河内先生の姿勢の柔軟性です。「モチベーションが高くない、英語なんかやりたくないという方は、別に翻訳ソフトウェアでいいと思います。そこに無理して『英語は大事だよ』と言う必要もないと思う」と、押し付けがましくない提案をします。

しかし同時に、「やっぱりコミュニケーションできるようになりたいなって人は英語勉強することをお勧めします。海外の方が皆さんを評価される時に、機械で話す人と、ちゃんと英語でプレゼンできる人っていうと、やっぱり断然違う業界になる」と、キャリアの観点からも英語学習の価値を説いています。

この対談から学んだこと

安河内先生の話を聞いていて印象的だったのは、50代後半とは思えないほどの柔軟で先進的な学習アプローチと、実際にセブ島を拠点として世界と繋がる生き方です。大学受験の英語指導で多くの生徒の人生を変えてきた経験と、現在の国際的な学習環境を組み合わせた視点は、何度も渡航や海外経験を積み重ねた説得力を持っています。

特に心に残ったのは、「日本という島の中の基準が全てではない」ということの気づきです。安河内先生が何度も強調する「島脱出」という表現は、物理的な移動だけではなく、人生観や世界観の拡張を意味しています。

セブ島への親子留学や移住を検討されているママたちへ、安河内先生からのメッセージは明確です。確かに、留学前の準備が重要であり、渡航後も継続的な学習が不可欠です。しかし同時に、英語学習を通じて得られるのは言語スキルだけではなく、世界中の人間関係と、自分たちの人生や国について新しい視点で見つめ直す機会なのです。

「パスポートだけ作って気軽に散歩に来る」というカジュアルな提案から始めて、やがて人生が変わるほどの深い学習体験へ——そうした段階的なアプローチが、現代の国際教育の新しいスタイルなのだと感じました。

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