【超重要】セブ島の治安状況と緊急事態の対応方法&相談できる場所を紹介 - フィリピン留学・セブ留学|英語学校 - CROSSxROAD
2024.05.28

【超重要】セブ島の治安状況と緊急事態の対応方法&相談できる場所を紹介

こんにちは~!

岡本家のタクとミユです。

 

今回は、「セブ島の治安の状況、緊急時の対応方法、相談できる場所」などをお伝えしていきます。

 

旅行や語学留学、移住などをする上で、皆さんの安全やトラブル対応は非常に重要になってくるかと思います。

 

今回は、外務省や在セブ日本国総領事館のホームページなどの情報を中心に、私たちの肌感覚も含めてお伝えできればと考えています。

 

私たちはセブ島に9年ほど住んでいます。実際に住んでいる者としての感想や肌感覚もお伝えしていきます。

 

トラブル対応や、万が一の時はここに相談したらいいよというような情報も含めてまとめました。

 

今回の内容は皆さんの安全や健康に直結しますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

 

※動画でご覧になりたいかたは、こちらをどうぞ

 

フィリピンの治安状況

 


まずはフィリピンの治安の状況についてお伝えします。

 

外務省のホームページからのデータですが、フィリピンの国家警察によると、全国の犯罪統計を見ていくと、2021年のフィリピン全土の犯罪総件数が23万件となっています。

 

前年に比べて4割ぐらい減っていたそうです。1番大きい理由は、コロナでロックダウンしていて外に出れなかったということのようです。そのため、犯罪件数自体は減って23万件となっています。

 

ただ今現在となると、データはまだ無いですが、もしかしたらロックダウン解除されて増えているかもしれません。

 

日本と比較してどうかという話ですが、強盗は日本の4倍、殺人は6倍、性的暴行は約6倍と書いてあります。

 

これはフィリピン全体の話で、セブはフィリピン全体と比べるとはるかに良いかなとは思いますが、フィリピン全体でこれぐらいの犯罪が発生しているというところはご理解いただければと思います。

 

 

これも外務省のホームページから持ってきたんですが、地図を見ていただくとどこが危ないかがわかると思います。

 

 

フィリピンの地図上で、黄色のところがレベル1で充分注意してくださいという場所。薄いオレンジ色がレベル2で不要不急の渡航を中止してくださいというレベル。レベル3は、渡航中止勧告が出ている場所です。

 

ほとんどが黄色で、部分的にオレンジ色が濃くなっています。

 

 

比較対象として同じ観光立国のタイを見ていただくと、全土がほぼ真っ白で、一部オレンジや黄色はあるという感じなので、タイと比べてもフィリピンの方が気をつけたほうがいいというふうに外務省では認識されているようです。

 

肌感覚としては、セブも場所によっては危ないところもありますが、色がつくのは納得がいくようないかないような気持ちです。

 

僕も生活していて危ないなと感じた事はほぼないですが、軽犯罪スリや窃盗などは、やっぱり日本よりもはるかにリスクが高いかなと思うので、そこは気をつけていただいたほうがいいかと思います。

 

タイは真っ白に見えるけど、バンコクは充分注意しましょうというレベル1のエリアになっています。やっぱり観光地はそういう部分があるのかなと思います。

 

続いて、どういう犯罪があるかについてですが、外務省のホームページから、窃盗や強盗、殺人性犯罪というところが書いてありました。

 

フィリピンはやっぱり、スリや置き引き、ひったくりなどの窃盗には気をつけたほうがいいかと思います。

 

例えば、街中のスラム街を歩いていたら、子供たちに囲まれてお財布を抜かれちゃったりとか、ポケットから携帯電話を取られちゃったりとかいう事はあります。そういった犯罪は起こり得るのでご注意ください。

 

あとは強盗も載っていました。路上の強盗や睡眠薬強盗、ホテル銀行商業施設等の強盗被害です。

 

睡眠薬強盗はちょこちょこ聞くんですよね。例えばバーで会った人とかに声をかけられて、お酒おごるよと言われて、その中に睡眠薬が入っていて、飲んだら眠くなって寝ちゃって、起きたら身ぐるみ剥がされてなかったというのは聞いたりします。その辺は充分ご注意いただければなと思います。

 

私たちが世界旅行した時も、フィリピンに限らず、海外では知らない人からいただいた食べ物は食べないというのは徹底していました。失礼に当たるかなと思いながらも、本当に信頼できる人以外はちょっと控えておいた方がいいかもしれません。

 

殺人というところでちょっと怖い話になるんですが、世界でも日本人の殺人事件が最も多い国の1つと言うふうに書かれていました。

 

件数で見てみると、2017年で3件、2018年と2009年に2件、2020年2021年で1件ずつ起きていると言う形なので、毎年コンスタントに日本人の方が亡くなられているというところがあります。

 

僕らがよく聞く多いパターンは、お金と女性問題で殺されたというのがよく聞くパターンになります。

 

なので、そこら辺のトラブルを起こさなければ大丈夫かなと思いつつ、注意はしていただきたいと思います。無差別にということではなく、恨みつらみというものなので、普通に暮らしてた方がそういった事件に巻き込まれるっていうことは稀かなとは思います。

 

あとは性犯罪についてですが、フィリピン全土で年間約1000件。日本の約6倍なので、ここは本当に女性の方は気をつけていただければと思います。

 

 

基本的心構えとして、外務省のホームページに載っているところで行くと、当たり前のことが載っています。

 

犯罪発生の環境をそもそも作らない、犯行のチャンスを与えないということなんですが、危ない場所にあえて行ったり、危ないところにカメラを向けてみたりとかは、トラブルに巻き込まれるケースがあるかもしれないのでお気をつけ下さい。

 

また、ホテル含め現金その他の貴重品を持っていることが周りにわからないようにしてくださいと書いてあります。

 

自分の住所や電話番号や家族構成などは、信頼できる方以外には伝えないようにと当たり前のところが書かれています。

 

親切にされるとついつい気を許してしまうかもしれませんが、それ自体が騙そうとしている犯罪者のストーリーの中に入っている可能性があるので、他の人の話を容易に信用しないというのも大切です。

 

話しかけてくれる人で、上手に日本語で話しかけてくる人とかはむしろ怪しいと思ったりもします。

 

実は僕も騙されてはいないものの、2、3回経験があって、大きいショッピングモールで歩いていたら、日本語でフィリピン人の方から声をかけられて少し話をしたら、弟が今日本の埼玉県に行っていてという具体的な話をしてきて、この書類を送らなきゃいけないんだけど、困っているからお家に来てくれみたいなことがあって、実はこの話は別の友人もされていて、明らかに怪しいということがありました。

 

着いて行ったらトランプ詐欺に巻き込まれたという話もよく聞きます。なので、その辺は気をつけていただければと思います。

 

※トランプ詐欺:トランプゲームに誘われ、最初は勝たせられるが後で高額な賭け金を要求される詐欺手口。

 

万が一、そういったトラブルに巻き込まれてしまった場合は、ご自身の生命と身体の安全を最優先にしてくださいと考えています。

 

下手に抵抗はしない方がいいです。逃げれるんだったら逃げた方がいいです。戦うとか抵抗するとかはやめてください。相手が武器を持っていたり、銃を持っていたりする可能性もあるので、十分に注意していただければと思います。

 

私たちは9年間セブ島に住んでいますが、実際に暮らしてて犯罪に巻き込まれる事はないですね。

 

英語の学校もやっているので、2000人ぐらいの生徒さんを受け入れているんですが、大きな犯罪に巻き込まれたということは1回もなくて、あるとすればスリが多いです。ほぼ全てがスリですね。

 

具体的に言うと、ジプニーやクラブ、ライブハウスのようなところで取られたということが多いです。

 

絶対にポケットの中に財布とかiPhoneとかを入れないでねと言ってても入れていってしまって、気づかないうちに抜かれてしまったりする場合が多いです。

 

あとは、注意喚起していることとしては、ここは治安が悪いと言われている場所はあるので、そこにわざわざ行かないことです。

 

行ったからといって必ず怖い目に合うというわけではないですが、他の所より治安が悪いと言われているところにわざわざ行く必要はないと思います。

 

夜の外出も皆さん普通にしていますが、特に危ないことが起こった事はないです。ただ、複数人で行動したほうがいいですよとか、1人で夜道を歩くよりはタクシーを利用したほうがいいですよという話をさせていただいてます。

 

必要以上に怖がる事はないと思いますが、海外である事はきっちり認識した上で行動していただければ大丈夫かなと思います。

 

緊急事態の対応

 

 

不運にも、病気や怪我事故、犯罪などに巻き込まれた時、海外だと相当焦るかと思います。

 

そんな時も緊急事態の対応を認識しておいていただけるとずいぶん安心できるかと思います。

 

大使館や領事館のホームページ、在セブ日本国総領事館のホームページの情報や、私たちの経験からお伝えしていきます。

 

まず1番頼りになる、セブにある総領事館の位置づけですが、特に現地にあまりツテがない方は非常に頼りになる安心できる存在かと思います。セブではアヤラのビジネスパークのところにあります。

 

総領事館のホームページに書いてあったところでは、海外で生命身体が危険にさらされている日本人を保護する事は、在外公館が最優先する任務の1つと記されている通り、しっかり対応していただけるんじゃないかと思います。

 

ただ、助言やアドバイス、ヘルプをしてくれる施設や専門家を紹介するというところにとどまるので、最終的には自力で解決する必要があります。

 

まずトラブルについてですが、1番大きいのは病気や怪我かと思います。この時に1番頼りになるのが、J.H.D(ジャパニーズヘルプデスク)です。

 

海外旅行保険に加入している方が受けられる日本人向けの窓口と考えておくといいと思います。現地の先生と私たち患者の間に入ってくれる窓口です。

 

英語が話せなくても日本人のスタッフさんがついてくれて、医療通訳を行ってくれるので、すごく安心です。僕らもお世話になっています。

 

海外旅行保険に入っていれば、キャッシュレスの対応を受けられることがほとんどなので、すぐ病院に行きたいけど、手持ちのお金がないという場合にも対応してもらえます。

 

移動の交通費も出るし、後で薬が必要な時も薬を手配して渡してくれるとこまでしてくれます。セブの薬局は薬がない時もあるんですが、最終的には薬を無料でもらうことができます。

 

1口に海外旅行保険といっても、損保ジャパンや三井住友海上と言うものだけではなくて、クレジットカード付帯の保険でも充分まかなえますので、どちらかには必ず加入してきていただければと思います。

 

J.H.D(ジャパニーズヘルプデスク)がある病院ですが、セブシティーのセブドクターズとマンダウエシティーのチョンワホスピタルに窓口があります。もし何かあったら利用していただければと思います。

 


何かものを紛失したり盗難されてしまったりした場合ですが、特に盗難等の犯罪性があるものについては、領事館に相談すると現地の警察への対応方法などを教えてくれるようです。

 

また、弁護士や通訳の紹介もしてくれるとホームページに載っています。実際にホームページにいくつか専門家の窓口への連絡先も書いてありました。

 

紛失の場合は、パスポートをなくしたというケースもありますよね。その場合は、セブの領事館に駆け込んでください。そこで対応していただく必要がありますし、それ以外の方法は無いかと思います。

 

スマホやパソコンなどの高額な商品の盗難にあった場合ですが、海外旅行保険に入っている場合については、補償される可能性があるかなと思います。まずは保険会社やクレジットカードの会社に連絡をして、盗難にあったんですがどんな書類が必要ですか?どうしたらいいですか?と話をすると対応してくれます。

 

大体はポリスレポートをもらってくださいとか見た人の証言をもらってくださいなどの指示がもらえますので、それに沿って対応すると返ってくる場合が多いです。


盗難以外の犯罪で重大な犯罪である場合は、即刻総領事館事に報告をした方がいいかと思います。指示なども出してくれると思います。

 

まとめ

 

今回はフィリピンもしくはセブの「治安の状況、緊急時の対応方法、相談できる場所」などを紹介させていただきました。

 

ちょっと怖いかなという印象を抱かせてしまったかもしれませんが、きちんと気をつけるべきことを気をつけてもらえば大丈夫かなと思います。

 

私たちもこれまで2000人を超える生徒さんの受け入れをしていますが、重大な犯罪に巻き込まれるような事は無いです。あったとしても、クラブでスリにあうということくらいなのでそんなに心配しないでください。

 

僕らも住んでいて怖いなと思う事はあまりないので、気をつけた上でセブライフを楽しんでいただければと思います。

 

1番のリスクはやっぱり病気や怪我かなと思います。その場合はきちんと保険に入ってきてくださいということと、J.H.D(ジャパニーズヘルプデスク)に相談すれば、大抵のことが解決するので、それで大丈夫かなと思います。

 

クレジットカードをなくしてしまったり高価なもので保証してほしいものがあったりする場合は、クレジットカード会社に連絡をしましょう。

 

万が一重大な犯罪に巻き込まれてしまった場合については、総領事館に連絡をして指示は仰いだ方が良いかと思います。

 

安全と健康に気をつけてセブライフをぜひ楽しんでいただければと思います。