Hola, buenas tardes.(やぁ、こんにちは)
スタッフの"326"ことみつる氏です!
メデジンという街はコロンビアの首都ボゴタに次ぐ第二の都市。
この街にはスラムが存在し、そのスラムは山の上まで広がっています。
その広がる山は傾斜がすごく、もともと交通の便がとても悪かったようなのですが、そこにメトロカブレという名前のロープウェイを建設。
それが出来るまで、車を持つことができない貧しい人たちは街に出るのに歩くという選択肢しかとれなかったそうなんです。
それが今では行動範囲が広がり、同時に仕事を選ぶ範囲も広がった。
その結果、経済的にも余裕が出て、メデジンの街自体の活性化や治安の向上に繋がっていったようなんです。
Japan → Australia → USA → Mexico → Cuba → Mexico → Guatemala → Mexico → Colombia
そんなメデジン。
ここもやはり当初は行く予定がなかった街でもある。
旅の途中に出会った仲間や、直前の調べ(←割とこのタイミングでルート決めることも多い)で決めた街。
そんな街でどんな人と出会い、どんなことを感じたのか。
シーンは少し戻るが、これはボゴタで泊まっていたゲストハウスのリビング。
各自、次の街の情報収集をしたり、ブログを更新したりしている。
くつろぐスペースがあって、ギターが置いてあって、犬が歩き回っている。
そして周りには様々な国のバックパッカーたちが集まる。
そんな旅先でのリビングが大好きだった。
そして、事前に購入していたチケットを握りしめバスターミナルへ。
一行は夜行バスで10時間かけてメデジンへ向かったのだった。
そして思い浮かべるのは、数日前にこのバスターミナルでチケットを買った時のこと。
そこのチケット売り場にいた店員たちの行動だ。
気になる人は前回のブログを参照してほしい 笑。
あの噂は本当なのか...
そしてこのブログを書いている今、徐にGoogle検索に メデジン というワードを入れて検索してみた。
そして一番下までスクロールしてみたのだが...
メデジン 美人
本 当 っ ぽ い ぞ 笑
今思えば、メデジ到着後は割と周りをキョロキョロしていたような気がする。
みつる氏は知らず知らずの内に美女を探していたようだが、一向は宿にチェックインした後、とある場所へ向かっていた。
...ここは?
そう、ここはUniversidad EAFIT(エアフィット大学)。
しかも超お金持ちが通う大学とのこと。
そんな大学へ、僕らはメデジンで有名な「かおりさん」という人に会いに来たのだ。
か お り さ ん ?
先ほどのGoogle検索ページの画像に戻って欲しい。
そこにしっかりと メデジン かおりさん と書かれていたのにお気付きだっただろうか。
かおりさんという名前はメデジンへ来る旅人なら、一度は耳にしたことがあると思います。
ここメデジンの大学で日本語教師をされていて、それ以外にも幅広く活動をされている素晴らしい方なんです。
メデジンの宿で宿泊していたメンバーや、色々なところから日本人が集まった。
そしてこの瞬間、全員がかおりさんの手元に注目していた。
このノートは、かおりさんの教えるクラスで生徒さんが書いたもの。
もちろん日本人ではない。
め っ ち ゃ す げ ぇ
ひらがな、カタカナ、漢字のオンパレード。
しかも、「一揆」って。
百姓一揆しか思い出せないけど、たぶん漢字で書ける?って聞かれたらちょっと怪しいかも。
書けたとしても一瞬考えてしまっていた気がする。
確か、生徒さんがオリジナルのアニメのストーリーを考えて、それを書き出していたと思う。
とにかくすごいの一言。
ひらがなもカタカナも漢字も書けるって相当すごいよね。
きっと今頃、この子はもっと成長しているんだろうな〜って思う。
世界を旅していて、「日本が大好き」「日本の文化が好き」「日本人が好き」と聞く機会が本当に多い。
もちろん日本が世界から愛されていると自惚れている訳でもないし、自慢したい訳でもない。
だからと言って、日本を代表として背筋をピッと正して常に行動をしなければいけないのか?
そう思ったこともあったけど、どう思うかはもちろん個人の自由。
ただ個人的に行き着いた答えが、「ありがとう」だった。
自分たちの知らないところで、世界各地の国へ、都市へ、地域へ、人へ、尽力している日本の企業や人たちがいるということ。
それだけでなく、「日本」というものを世界に発信している人たち。
規模は小さいかもしれないけど、それは旅人である僕たちもその一端を担っている気もする。
旅先での海外の人たちの出会い、そのコミュニケーションの中で与える日本人の印象。
まぁ、それが良い方向にも、悪い方向にもなることになるんだろうけど。
とにかく色々な人へ向けての「ありがとう」だった。
自分が生まれる前から、ずっと続いていること。
だから、かおりさんのような日本を発信し続けている人たちのことをとても尊敬しています。
でも、それはやっぱり日本が好きっていう思いが根底にあることが大事だよね。
僕はもちろん、この日本という国が大好きだ。
つづく