2019.10.23NEW

伝説の旅日記「おもしろそうだからやってみよ。」129th Try 〜 132nd Try

【伝説の旅日記を公開】

若かりし頃にアジア1人旅をしたダイスケは、旅の後、『そうだ、旅の経験を文章にして、たくさんの人に読んでもらおう』と思い立つ。時代を読むセンスがあればブログを書いていたと思うのだが、スーパーアナログ人間ダイスケは、『そうだ、電車の中で読んでもらおう♫』と、書いた旅日記を印刷し、駅で配るという行動に出る。『アジア1人旅、旅日記を書いています。よろしければ読んでみてください!!』と駅前で声を張り上げ、4年という期間(旅は1年ちょっとなのに)をかけ、意地で書ききった当時の自分を、僕は今、、、あまり思い出したくない(笑)

【 過去記事はこちら 】

1st Try 〜 4th Try 

5th Try 〜 8th Try

9th Try 〜 12th Try 

13rd Try 〜 16th Try

17th Try 〜 20th Try 

21st Try 〜 24th Try

25th Try 〜 28th Try 

・29th Try 〜 32nd Try

33rd Try 〜 36th Try

37th Try 〜 40th Try

41st Try 〜 44th Try

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53rd Try 〜 56th Try

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65th Try 〜 68th Try

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・109th Try 〜 112th Try

・113th Try 〜 116th Try

・117th Try 〜 120th Try

・121st Try 〜 124th Try

・125th Try 〜 128th Try

 

 

 

129th Try

 

「完璧」なんてきっとない。

 

どんなに「良い」と思う事をしても、

きっとどこかで矛盾が生じ、いつしか葛藤が生まれる。

 

そんな中でも、 マザーテレサという人が創ってきたもの、

引き継いできた事っつ~のは、、、

 

なんか超すげぇ気がする!!

 

 

会ったわけでもねぇし、

俺が知ってる事なんつ~のは、

本当に氷山の一角の中のホコリくらいのもんなんだろうけど、

既に俺の中ではヒーローになってた。

 

俺にとってヒーローっつ~のは、

例外無く「なりたい存在」。

 

更に、マザーテレサがあまりにも素敵で、

なんか悔しくなっちゃって、恐れ多くも対抗心まで芽生えちまった。

 

マザーテレサの凄さを感じれば感じるほど、

いろんな思いが込み上げてきて、

 

「俺もそんなふうになりたい。俺も何かやりたい。」

 

って思うようになった。

 

 

そしたら、おもしろいようにアイディアが浮かんできたんよ。

 

路上パフォーマンス、、、

あ、しかも誰でも参加できちゃうっつ~、、、

 

旅行者が集まって、 それぞれの特技を生かして、

合同パフォーマンス みたいなのができたらおもしろそうじゃね?

 

なんかインドって特技を持った旅行者が多いし。

自分はホーミーでもするかな。

 

特技とか別に無くても参加できる方がいいなぁ~。

手拍子とか創作ダンスとか、なんでもいいから。

 

しかも毎週やっちゃうとかどう?

毎週日曜日はパフォーマンスの日みたいな。

 

更にお金稼げたら寄付とか、、、

う~ん、考えれば考えるほど良い感じだ。

 

よし、これは、、、

おもしろそうだからやってみよ~!!

 

 

 

 

 

とは言うものの、

大概こういうのって、 理想ばっかどんどん膨らんで、

考えてる間は楽しいけど、 結局出来ない理由ばっか思い付いて、

 

「ちょっと今回は出来る状況じゃ無かった。」

 

とか言って自分を納得させて終わるのがオチ。

 

だけど、、、

 

そんなのもったいなすぎる。

 

 

っつ~ことで、恒例の、、、

自分追い込み作戦~!!

 

 

 

「やりたい」じゃなくて、実際に「やる」。

 

その為にはどうすればいいのか、、、。

そう、初めての1人旅を決意した時と一緒。  

 

みんなに言いまくる。

これだけでっけぇことを言っておいて、

挑戦すらしなければ「口だけの超ダセェ奴」。

 

不言実行するほど偉くはねぇけど、

有言しちゃったらやらないわけにはいかねぇ。

 

それからは、人に会うたびにその話をした。

 

マーチさんにも、さよちゃんにも。

メールでは母ちゃんにも伝えた。

マジで会う人みんなに熱く語りまくった。

 

もう俺から出る話は、

決まって「路上パフォーマンスの話」か、

「ば~やに恋した」話かっつ~くらい。

 

ま、熱い話繋がりでね(笑)

 

 

 

そしたらみんな、

「だいちゃんならできるよ!!」だって。

 

もう後戻りはできねぇ。

 

 

 

 

 

 

数日後、、、

初めて、海外で新年を迎えた。

 

まだ暗いうちに起き、 仲間たちとチャイをすする。

 

明るくなってくると、船に乗り、

聖なるガンガーの上で初日の出を眺めた。

 

思わず踊りたくなるような素敵な時間を過ごしてると、

なかなか見れないっつ~川イルカの背中を奇跡的に見る事ができた。

 

もう良い1年になる気しかしない。

 

そんな最高なひと時を過ごし、

船を降りると、その足でマザーハウスに向かった。

 

「ヌヤー サール ムバーラク ホー!!」  

(あけましておめでとう!!)

 

 

 

 

年も明けたし、早速行動だ。

早く動かねぇと、気持ちが萎えちまう。

 

っつ~事で、3週間ぶりに駅に行き、

ツーリスト専用窓口でコルカタ行きの列車のチケットを購入した。

 

もう、ファンキーなローカル席とかにはこだわってない。

 

今は何よりも早くコルカタに行って、

計画を実行に移すことが優先だ。

 

 

3週間通ったマザーハウスのみんなに、、、

 

初めて来た時は、 どう手伝って良いか分かんなかった仕事も、

だんだんと色んな事を頼んでもらえるようになって、

今や自分の毎朝の習慣みたいになった。

 

最初はみんなの視線が怖くて、 どうなる事かと思ったけど、

今では「ダイ~」って親しげに呼んでくれる人もいてくれて、

冗談も言えるようになった。  

 

そして、、、

コルカタに行く事を言うと、

みんな手を合わせてお礼を言ってくれた。

 

マザーハウスに来て、いろんな事を知って、

いろんな矛盾や葛藤にぶつかって、いろんな事を考えさせられて。

 

ここで過ごした時間は自分にとって超大きかった。

 

おかげで、心からやりたい事までできて、、、

マジで感謝するのはこっちの方。

 

 

 

「バホット バホット ダンニャバード!!」    

(マジ超ありがとうございました。)

 

 

 

 

 

迎えた出発当日。

 

荷物をまとめるのはいつ以来だろう。

 

かなり長い間放置状態だったリュックには、

たくさんのホコリが溜まっている。

 

そういえば、ば~やが部屋を見に来た時には、

リュックからネズミ的なものが 飛び出してきた事もあったっけ(笑)

 

ビリッビリになった服を雑巾代わりにして拭くと、

どうでもいい物から適当に詰め込んだ。

 

財布やパスポート、

列車のチケットは分けて身体に身に付けた。

 

旅でできたたくさんの宝物は、

失くさないように、できるだけショルダーバッグに入れた。

 

準備ができると、

宿のスタッフさん達に挨拶をしにいった。

 

本当に長い間お世話になった。

みんな親切で、本当に超居心地の良い宿だった。

 

自分のベッドのシーツ交換は完全にサボってたけど、

バラナシでの毎日は本当にこの宿があってこそだった。

 

「バホット バホット ダンニャバード!!」

 

今までたくさんの人を見送ってきたように、

仲間に見送られて宿を出発した。

 

 

 

駅に着くと、 出発までまだ時間があった。

 

適当なところに荷物を下ろして座り込むと、

ショルダーバッグから小説「海辺のカフカ(上)」を出して読み始めた。

 

出発する前に、 交換して俺の手元にやってきた本。

 

日本ではほとんど本を読まなかった自分だけど、

こうやって何人の人と交換して、何種類の本に出会ったんだろう。

 

「海辺のカフカ(上)」が思いのほかおもしろく、

気付くと出発時間になっていた。

 

が、列車が遅れているらしい。

 

まぁ、インドだから。

 

気にしないで、海辺に戻った。

 

 

 

 

 

 

2時間が経過し、

コルカタ行きの列車が到着した。

 

でも、自分の乗る列車の2時間後に

バラナシを出発するはずだった列車が先に来たらしい。

 

そんな訳で、後からコルカタに向かうはずだった

旅行者さん達が先に出発していった。

 

インドらしいというかなんというか、、、笑   

 

海辺に戻った。

 

 

 

 

周りの旅行者の動きに気付き、

海辺から駅に戻ると、列車が到着したようだった。

 

みんなの後に付き、

特に迷う事もなく乗り込むと、

久し振りの寝台席に上がり、寝袋を広げた。

 

横になれると思うと コルカタまでの十数時間もへっちゃらに感じた。

 

早速寝袋に入り、

ショルダーバッグを枕にしていい態勢を作ると、 再び海辺に戻った。

 

 

 

 

 

上巻を一気に読破すると、

良い感じに目も疲れて、気持ち良く眠りに付いた。  

 

 

 

 

 

翌朝、、、   

 

 

 

 

 

 

あれ?

ショルダーバッグ、、、     

 

 

 

が無い!?       

 

 

 

 

 

いや、

ちょっと待って、    

マジ無理無理、    

宝物だらけだって。      

 

下巻も、、、

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

130th Try

どこかの駅に着いたようで、

列車が停まり、外が賑やかになって目が覚めた。

 

途中、音や揺れが気になって起きてしまうような事も無く、

朝までぐっすりだった。

 

超快眠。

さすが寝台席。

 

コルカタまでまだ結構あるけど、こりゃマジで楽チンだ。

 

 

起き上がると、

寝袋を畳み、リュックにしまった。

 

よし、「海辺のカフカ(下)」でも読むか、、、。

 

読み終わった「海辺のカフカ(上)」を手に取り、

しまおうとすると、、、   

 

 

あれ?

バッグどうしたっけ?

 

たった今まで枕にしていたショルダーバッグが見当たらない。

 

寝袋をしまう時に、

間違ってリュックの中に入れてしまったかと思い、

開けてみたけどリュックの中にも無い。

 

全身から一気に血の気が引いていく。  

 

 

 

 

やられた!!

 

 

 

 

慌てて3段ベッドの一番上から降りると、

全ての席を確認しながら列車の中を探す。

 

列車の外にも出て怪しい人を探したけど、

乗客や物売りの人でいっぱいで、とても探せるような状況じゃなかった。

 

そうこうしているうちに、

列車が出る時間になってしまい、仕方なく車内に戻った。

 

藁をも掴む思いで、トイレに向かう。

 

中に入ってる金目のものはデジカメくらい。

もしかしたら それ以外はどこかに捨ててあるかもしれないと思った。

 

でも、そんな事も無く、

その後もしばらく車内を探し続けたけど、見つかる気配は無かった。  

 

 

嘘だろ、、、

寝袋を畳む数十秒、、、          

 

 

 

油断しちまった。

 

頭を向けてたのが通路側で、

ほんの1分足らずだったとはいえ、

そこにバッグを置きっぱなしにしちまった。

 

丁度駅に停まってて、

人の出入りが多かったっつ~のもタイミングが悪りぃ。

 

きっと俺が背を向けて寝袋を畳んでる間に、

通路を通った誰かが、ひょいって持って行って、

さっきまで停まってた駅で降りたんだろう。

 

仕方なく席に戻ると、

「海辺のカフカ(上)」が虚しく転がっていた。

 

無視してリュックを枕にして寝転がった。

 

すぐそこにある天井をボーっと見ながら、

放心状態でショルダーバッグの中に入っていた物を思い出す。

 

たくさんのデータが入った

もう写す事の出来ない壊れたデジカメ、

旅行の移動の記録やメモ、

日記を書いた手帳、

ヒンドゥー語を勉強したノートと、

辞書代わりの指差し会話帳のコピー、

行った各国でコレクションしていたいろんな国の小額紙幣、

マーチさんからプレゼントしてもらった腕時計、

ば~やから貰った手紙、

 

きっと他の人にはなんの価値も無いもの。   

 

 

でも俺にとっては、、、                       

 

 

あぁ、、、   

 

 

悔しさで頭がおかしくなりそうだった。

 

ほとんど動く事も無く、

数時間が経過し、列車はコルカタ駅に到着した。

 

このまま自分は世界一不幸だオーラを纏って、

これから出会う人達に励ましてもらえば、 さぞ気持ちが良いだろうけど、

 

そんなのはクソだ!!

 

 

 

ば~やとマーチさんには誠心誠意謝ろう。

 

そして俺は前を向く!!

俺は野望を達成する為にコルカタに来たんだ。

 

人の気持ちも考えられねぇ

盗人なんかに邪魔されてたまるか。  

 

よしっ、切り替えた。

 

 

 

 

3段ベッドから降り、リュックを下ろした。

 

もう一度上を覗き込み、忘れ物が無いかチェックすると、

端っこの方に「海辺のカフカ(上)」を置き忘れていた。

 

それを見つけて手に取った瞬間、

腹の底から怒りが込み上げてきた。

 

 

 

(下)返せぇ~!!

 

 

 

 

 

 

駅を出ると、超遠い事は分かってたけど、

意地になって歩き、安宿街を目指した。

 

なんだか変なテンションでさ、

リキシャー(人力車)に声を掛けられて、

 

「どこに行くんだ?サダル(安宿街)か?遠いぞ、乗りな!!」

 

とか言われると、

お前が行けるなら俺も歩いて行けるわ!! みたいな。

 

 

ちゃっかりサダルの方向がどっちかは聞くけどね(笑)

 

 

 

 

 

数時間後、

無事にサダルに着き、宿も見つけた。

 

もう失うもんは何も無ぇ!!

(ことはないんだけど、まぁそれくらいの気持ちで、、、)

 

 

 

やってやるぜ~!!     

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

131st Try

 

「サイババって南の方でしょ? ヒンドゥー語じゃないんじゃない?」

 

ば~やにそう言われた時は、

まったく何言ってんだか(笑)って思ってた。

 

俺がヒンドゥー語を1ヶ月半も勉強したのは、

公用語だからだよ。

 

だから、英語が通じるインドで、

敢えてヒンドゥー語を習ったんだよ。

 

現地の言葉で話す事によって、距離が縮まって、

たくさんのインド人さんと仲良くなれるんじゃないかって思ったから、

めっちゃ一生懸命勉強したんだよ。

 

サイババさんとだって、英語より、

ヒンドゥー語で喋ったら「おっ!?」ってなるかなって思って。

 

それが、、、 南はヒンドゥー語じゃない? はぁ?

 

インド人みんなが話してるから  

公用語っつ~んじゃろがい!!  

 

 

 

 

 

 

あれから数週間。

 

以前首都だった事もある

コルカタ(カルカッタ)という街にやって参りました。

 

この辺りでは、

ベンガル語という言語が話されているようです。

 

つっても、

ヒンドゥー語も通じるのは通じるんよ。

 

ただ、、、

 

全くウケねぇ。

 

 

距離も縮まる気がしねぇ。

片言のヒンドゥー語で話しかけると英語で返ってくるし。

 

結局英語が便利か!?  

 

 

あの時間はいったい、、、

 

 

 

 

はぁ?無駄じゃねぇし。

人生に無駄な事なんて1つもねぇんだし!!泣

 

 

 

もういい!!

とにかく計画実行だ!!

 

もちろん路上パフォーマンスなんて初めてだから、

何をどう準備していいのか、全然わかんねぇ。

 

でも、一番ダメなのは、

実行までに時間が掛かる事だと思った。

 

上手くいかなくても、まず1回やる。

 

その為に、とりあえずノートとペンを買って、

思い付いた事や調べた事を、なんでも書き出した。

 

そして、とにかく出来る事を片っ端からやっていく事にした。    

 

 

絶対に必要な物 : 場所、人、行動 

 

 

まず、宿の周りを歩き回って、

路上パフォーマンスが出来そうな場所を探した。   

 

 

公園

スペースは十分。

気兼ね無くできそうだけど、人が少ない?

人が集まりそうな道路の近くは車とかの音がうるさい。  

 

 

サダル(安宿街)周辺

旅行者も多いし、人も集まりそう。

やりやすいと言えばやりやすいけど、インド人さんが少ない。  

 

 

ニューマーケット付近

人が多くて、集まりそう。

昼を過ぎれば日陰に。

かなり良い感じだけど、人が多くて場所の確保が難しそう。

警備員もたくさんいて注意される?  

 

 

地下鉄の駅

構内は厳しいかな?

出来たら雨とか関係無くていいけど。

まぁ、その周辺でも。

人がたくさん乗り降りする駅はどこなんだろう?  

 

 

 

 

 

 

夜、

何を食おうかな~って思って歩いてると、

なんとなくニューマーケットの前に着いた。

 

もう閉まりそうな感じで、

昼に来た時とは全く違う雰囲気だった。  

 

あれ、これ、、、  良いんじゃね?

 

昼は場所の確保が難しそうに感じたけど、

出店が片付いてたり、 人が減って、

めちゃくちゃいい感じにスペースができてる。

 

しかも、人が減ったからか、

見た感じ警備員さんもいなそうだ。

 

それに、ニューマーケット前は人が減ったけど、

周りは相変わらずたくさんの人で賑わってる。

 

こりゃぁ、もう悩んでる場合じゃねぇ、、、   

 

 

ここでやらねぇ理由が無ぇ!!  

 

 

 

 

場所:ニューマーケット前に決定      

時間:夕方以降~

 

 

 

テンションが上がった俺は、

メシを食うと、急いで宿に戻った。

 

チラシを作ろう!!

 

 

場所が決まったら次は人だ。

 

場所と日にちが決まったら作ろうと思って、

昼に買っておいた紙を出すと、

ノートに書いておいた下書きを見ながらチラシを作った。

 

 

日にちは、、、

 

路上パフォーマンスさ、なんでかわかんねぇけど、

ずっと昼過ぎとかにやるつもりで、夜にやるっつ~発想が無かったの。

 

それが、夜やるっつ~事になって、

テンション上がってたのもあってか、

なんか頭の中に 「サタデーナイトフィーバー」っつ~言葉が浮かんだんよ。

 

まぁでも、そのままっつ~のもあれだから、

「サタデー」じゃなくて「サンデー」、

「サンデーナイトフィーバー」っつ~事で、、、  

 

 

よし、 今度の日曜日にやっちゃおう!!

 

 

あと5日か。

怖ぇけど、旅行者だっていつまでもここにいる訳じゃねぇからな。

 

5日あってできなきゃ、

きっといつまで経ってもできねぇもんな。  

 

よし、やったる!!

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――   

 

派手に一発決めてみたい!!

 

いろんな特技・趣味(楽器、歌、ダンス、芸、アートetc.)を持った旅行者で集まって、

何でもありの路上パフォーマンスをやりたいと思ってます。      

 

あわよくば、お金を稼いじゃったりして。      

更にそれを寄付とかしちゃったりして。  

 

たった一回のパフォーマンスで集まるお金はごくわずかでしょう。      

 

が、しかし、自分の野望はまだあります。

 

自分の願いは、このイベントをコルカタお決まりの週1イベントにする事。     

もしこの野望が叶えば、旅行者は楽しみながら、

オリジナルのボランティアができるってわけで!

 

まぁ、そんな簡単に行く訳ない気もしますが、

ちょっとおもしろそうでしょ?         

 

って事で協力者、参加者、さくら、、、なんでもいいっす。

関わってもいいよっていう人がいらっしゃいましたら、ぜひお願いします。   

 

決行日:今度の日曜日 夕方~    

場所:ニューマーケット前の広場

 

Center point G.H. ドミトリー 16番ベッド ひらた だいすけ 

E-mail : maitakenoki@yahoo.co.jp

 

 

―――――――――

 

 

 

通じるかわかんねぇけど、

頑張って英語版も作った。

 

明日早速旅行者が集まる宿に、貼り紙をしに行こう。  

 

ドキドキ、、、 

 

 

超怖ぇけど、この緊張感、なんか楽しいかも。   

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

132nd Try

 

Join us !!

 

I have idea.

I want to do street performance with many people.

 

And if we can, we trying to make some money.

And I want to donate that money.

 

I hope this performance become weekly event.

And It become famouse event in Kolkata.

 

This is my plan and also my dream.

If you are interested in this plan, please contact me.

 

Peace is made by our joy !!

 

Day : Next Sunday.

Place : In front of New Market.

 

Ofcourse, only looking also OK.

And then if you want to join, you can join.

 

Center point G.H. Bed No.16

Daisuke Hirata

E-mail : maitakenoki@yahoo.co.jp

 

 

――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

「え~っと、This paper ・・・   

   貼る、、、貼る? え~、on this bord ・・・ possible?」

 

サダルを歩いてて目に付いた、

広くて、旅行者も泊まってそうな宿を訪ねてみた。

 

「この紙を貼らして下さい。」

 

たったそれだけの事なんだけど、

英語でなんつっていいか分かんなくて超焦った。

 

でも、たまたま目の前に丁度良いボードがあったおかげで、

なんとか単語とゼスチャーを駆使して、貼らしてもらう事ができた。

 

「絶対やるぞ!!」って頭の中では思ってても、

「実際どうなるんだろう?」っつ~不安が大きくて、

正直チラシの内容を読まれるのがなんだかすげぇ恥ずかしい。

 

そんな思いもあって、

たった数分間のやり取りが、緊張でえらく疲れた。

 

 

「行動あるのみ」とはいえ、

やっぱ行動するっつ~のはなかなかハードだ。

 

 

 

 

マリアGH(ゲストハウス)とパラゴンGHの事は、

コルカタに来る前から何度も聞いてた。

 

横に並ぶこの2つのGHは、

コルカタで1、2を争う人気GH。

 

周りの視線がすげぇ怖ぇし、嫌だけど、

人を集める為には、この2ヶ所は外せねぇ。

 

マリアの方は、 インターネット屋さんもやってるからか、

雰囲気的にも入り易くて、 フロントで頼むと、二つ返事でOKしてくれた。

 

チラシの内容を確認する素振りも無くて、

なんだかあっけなかった。

 

それに対してパラゴンは、 門が閉まってて、

脇にある小さい鉄扉を開けて入っていかなきゃいけなくてさ、

すげぇ入りづれぇの。

 

でも、門の前でウロウロしててもしょうがねぇから、

思いきって入っていくと、、、

 

「おっ、だいちゃ~ん!! 来てたんや~」  

 

 

あっ!?  せいじさ~ん!!

 

 

 

バラナシの宿で、

数週間前まで同じドミトリーに泊まってたせいじさんがいた。

 

コルカタに来て初めて知ってる人に会えて、

なんだか超~ホッとした。

 

早速せいじさんに路上パフォーマンスの話をすると、  

「おもろそうやん!!」 つって、その場で参加を決めてくれた。

 

せいじさんは ジャンベ(アフリカの太鼓)を持ってるから心強い。

 

さらに、その時たまたま2階にいた

ディジュリドゥ(アボリジニの楽器)をやるタカさんを紹介してくれた。

 

これで早くも3人。

良い展開だぞ~。

 

 

 

せいじさんもタカさんも、

毎日マザーハウスでボランティアをしているらしい。

 

話を聞くと、

午前中はほとんどの旅行者がボランティアに行ってるとの事。

 

時間も基本的には昼過ぎまでだし、

路上パフォーマンスの準備にも影響しない。

 

むしろいろんな人と知り合えて、

PRもできると思って、自分も早速通ってみる事にした。

 

 

 

ボランティアをする人は、障害の種類や症状、

年齢や性別などによって数種類ある施設のどれかを選んで行くの。

 

こういう言い方は変かもしんねぇけど、

人気のある施設は、定員を決めてるとこもあるみたい。

 

自分は特別どこの施設がいいっつ~事も無かったから、

せいじさんからボランティアが少ないっつ~事を聞いて、

せいじさんと同じ 「ダヤダン(重い障害を持った孤児の施設)」に行く事に決めた。

 

 

 

翌朝、

早起きをして、

昨日せいじさんから教えてもらった教会を目指す。

 

朝、ボランティアをする人は教会に集まる。

 

そして、用意されているパンやチャイなどを頂いて、

みんなでお祈りをした後、一斉に各施設へと向かっていくらしい。

 

念の為と思って早めに出てきたんだけど、

いくらなんでも早すぎたらしい。

 

たくさんいるはずの、

同じ方向を目指す旅行者の姿が一切見当たらない。

 

それでも、コルカタの朝の風景を楽しみながら歩き、

なんとか迷わずに教会に着く事ができた。

 

教会に着くと、

やっぱり早過ぎたらしい。

 

まだ教会の扉も開いていない。

 

それでも上には上がいて、

自分よりも先に来て、開くのを待ってる人が1人いた。

 

見たところ、その人も日本人みたいだ。

 

やっぱり日本人は律義なんだなぁ、、、  

 

 

あっ!?

 

 

彼の顔を見た瞬間、自分の引きの強さを感じた。

 

「こんにちは。バラナシのガートでギター弾いてた人っすよね?」

 

 

時間がもっと遅くて、人がたくさんいたら、

ちょっと声は掛けらんなかったかも。

 

でも、バラナシにいた時、

ガートでギターを弾きながら歌ってる彼の事を何度も見かけてたからさ、

もしかしたら向こうも俺の事知ってるかもしんねぇじゃん。

 

だとしたら、2人しかいなくて、

目も合ってんのに、話しかけないのも不自然じゃん。

 

実際は俺の事知らないどころか、

日本人じゃないと思ったらしく、

日本語で話しかけられた事にめっちゃビックリしたらしいけど(笑)

 

 

その後はもちろん路上パフォーマンスに勧誘。

 

そしたら、めっちゃ乗り気になってくれて、

その場で参加を決めてくれたんよ。

 

これで4人。

ギターも加わった。

 

 

 

 

数日後、、、 

 

嬉しい急展開。

 

パラゴンに遊びに行って、2階でホーミーをしてると、

それが聴こえたのか、隣のマリアから誰かが顔を出した。

 

気付いて、そっちの方を見ると、、、  

 

あっ!?

 

こっちと向こうで声が重なった。

 

君は、ラオスで一緒に飲んだ、、、

 

自称下手なギターを練習中の男の子じゃないか!?

 

再会に驚いていると、

一緒にいたせいじさんのジャンベを手に取り、叩きだしたのが、

突如現れた ジャンベ歴40年というエチオピア人夫婦

 

さすが本場。

 

素人でも分かる程の別次元の音。

一瞬にしてそこにいるみんなの視線が集まる。

 

そこに自称下手なギターを練習中とかほざいてた男の子がこっちに来て、

素人でもわかる程の超うまいギターでセッション。

 

更にギター歴16年のプロ、

元スタジオミュージシャンが現れて加わり、

周りの視線を釘付けにする    

 

 

圧巻の演奏。

 

 

 

あのぉ~、恐縮なんすけど、、、 

 

それ日曜日に路上でやりません?  

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

この記事をかいた人

ダイスケ

クロスロードのなんでもおじさん。クロスロード愛が強すぎてボランティアスタッフとして居座っている。 書道家という一面も持ち、世界の路上で2万人を超える人たちに日本語でお名前を書き、プレゼントしてきた。好きな言葉は迷ったらGO。