伝説の旅日記「おもしろそうだからやってみよ。」1st Try 〜 4th Try - フィリピン留学・セブ留学|英語学校 - CROSSxROAD
2019.05.08

伝説の旅日記「おもしろそうだからやってみよ。」1st Try 〜 4th Try

【伝説の旅日記を公開】

若かりし頃にアジア1人旅をしたダイスケは、旅の後、『そうだ、旅の経験を文章にして、たくさんの人に読んでもらおう』と思い立つ。時代を読むセンスがあればブログを書いていたと思うのだが、スーパーアナログ人間ダイスケは、『そうだ、電車の中で読んでもらおう♫』と、書いた旅日記を印刷し、駅で配るという行動に出る。『アジア1人旅、旅日記を書いています。よろしければ読んでみてください!!』と駅前で声を張り上げ、4年という期間(旅は1年ちょっとなのに)をかけ、意地で書ききった当時の自分を、僕は今、、、あまり思い出したくない(笑)

 

1st Try  はじまり

テーマ:おもしろおかしく   

期間:しらねぇ    

予算:70万円位だった気がする

目的:聞かれるとつらい。敢えて言うならインドでサイババに会う。   

髪型:アフロ 1万円 床屋さんにて

 

2007年1月29日に出発した今回の旅行。

今回のと言うと何回も行ってるような感じになっちゃうけど、今回が二回目。

実はこの旅行は一回目の旅行のリベンジであり、続きでもあった。

 

ということで、今回の旅行のスタートは2007年の初めだったんだけど、話は初めての一人旅行であった、前回の旅行から入らせていただこうと思う。思うだけじゃなくてそうする。

 

最初に海外に行こうと思ったきっかけはなんだっけな~

20歳から21歳になる夏のこと。

決してかっこいい理由ではなかった。

自分一人で何が出来るか、親に頼らず、仲間も居ない状況でも自分は生きていける。

そう自分に証明したかったんだと思う。

 

「俺はしょぼくねぇ。」って。

 

最初は海外なんて考えていなかった。

誰にも頼れないように、実家があって仲間もいる東京を離れてみる。

それくらいの考えだったと思う。

 

海外に目が向いたのは一人の先輩とその人が勧めてくれた一冊の本。

自分が素直に友達と言える仲間が一人も居なかった十代の頃、アルバイト先の引越し屋さんで出会い、パートナーとして一緒に働かせていただいていたYMMTさん。

 

YMMTさんは、自分にたばこ、酒、そして仲間の大切さや素晴らしさ的な事を教えてくれた人(それから仲間がどんどん増えてます)。尊敬する自分の先輩。

 

自分が、東京を離れて自分一人で何が出来るかやってみたいと話したときに言ってくれた一言が一つのきっかけ。      

 

「海外行け!」

 

もう一つはそのYMMTさんに勧められて読んだ本。  

 

高橋歩っちの「毎日が冒険」

 

この2つが海外に目を向けたきっかけだった、、、よな、確か(笑)

でもさ、興味持ったからって実際行くか、っていったらそうでもないよな~。

頭で考えるだけはできるんだけど、実際に行動を起こすってなると大分難しくなる。

やったことない事やるの恐ぇ~し、準備はかったるいし。

 

そんな時、悔しいけどまたYMMTさん登場。       

 

「迷ったらGO!!」

 

この言葉は当時の自分にも今の自分にもど真ん中の言葉。

この言葉のおかげで、相当ビビリな自分がGO できた、、、気がする(笑)

 

海外に一人で行くという野望(大袈裟って言うな、笑)に向けて、一番最初にやったことは「海外に行く」って仲間に言いまくる事だった。

自分ビビリだけど負けず嫌いだから、言っちゃったらやらない訳には行かない性格。

 

そして、出発の日付も決めた。7月20日。誕生日の2日前。

どうしてかって?それはね、、、

 

なんとなくですよ(笑)

でも、いざやりたい事をやろうとするとやれない(やりづらくなる)理由がいっぱいでてきた。

 

出発の4ヶ月前から3ヶ月連続事故。

原チャ、400のバイク、軽自動車、、、全て廃車。単独だったのが不幸中の幸いでした。

この時は旅行に行くことも含めて、とにかく稼ぎたかった。

三つのアルバイトを掛け持ちして週7で働いてた。

その結果が居眠り運転で事故。

一つ考えたら周りが見えなくなる糞ガキだった。

 

働けばいいってもんじゃないっすね。

 

事故で、旅行に使える予算はちょっと減っちゃったけど、もともと期間が決まってる訳でもないし、お金の面ではまあしょうがねぇかって感じ。

 

結構きつかったのは出発の一ヶ月前。

生まれて初めての彼女ができた。

 

「もしかして二十歳まで童貞?」 うるせぇ!!

 

まぁとにかくこんなことあったから行くの伸ばすわ。ってなってもしょうがないような事が(当時の自分には)起こったわけ、いっぱい。それに加えて初めての一人海外にビビってる。

 

よく行ったな、自分。

 

生まれて初めて自分を褒めてあげよう

 

、、、とは思わなかったけど(笑)

 

2005年7月20日初の一人海外へ、、、出発。

 

 

2nd Try 基本自分かっこわりぃ、、、。

旅行の目的:特になし   

目的地:とりあえずバンコク(タイ)  

期間:決めてない(仲間には最低半年は行くくらいに言ってたような、、、)

予算:70万くらい    

英語:Where are you from ? に「Ah~ han」って答えちゃうレベル。

 

出発当日の朝、思ったほど緊張はしなかった。

むしろワクワクしてた。たぶん。 記憶曖昧(笑)

 

まぁ、その日は母親、出来たばかりの彼女、仲間一人が空港まで見送りに来てくれたから、今から行くって意識よりもふざけたりしてその時間を楽しんでた。楽しませてもらってたの方が正しいか?

 

が、、、かっこつけたり、ウケねらったりしながら出発ゲートで別れると、いきなり孤独を実感した。

 

やばい、恐ぇ~。 はんぱねぇ~。

助けて~。 帰りてぇ~。 どんだけ~~。 (この時はまだ流行ってないよ、笑)   

 

出国審査後そっこう母ちゃんに電話。

 

「今もう日本にいないんだよ~。俺は今どこの国にも属してねぇ!!」

小学生以下、、、

 

ビビリまくってる、恐すぎる。素直になればいいのにかっこつける、、、でもかっこつかない、、、いつも。

 

飛行機に乗り込み三人掛けの窓際の席だった。

飛び立った飛行機の中で妄想開始。 旅番組的な。

 

今、一人の男が未知の世界へ飛び立とうとしている。

わずかな荷物だけを持ち、予定のない一人旅。

次に日本の地を踏むとき、俺はどんな男になっているだろうか。

この先いったいどんな事が俺を待ち受けているのだろう。

困難もあるだろう。でも俺は逃げない。

どんな事があっても俺は真正面からぶつかっていくんだ。

道は未知だからおもしろい。切り開いてやるぜ。        

俺の道。

 

みたいな(笑)

 

 

しばらくするとスッチーが飲み物を配りにまわってくる。

自分は旅番組妄想にふけって、かっこつけモード全開。

 

隣の二人は英語ペラペラ夫婦。

負けらんねぇ。

 

スッチーが一番最初に聞いてくる、俺様に。

 

スッチー:「What do you want to drink ?」(みたいなこと) 

自分  :「ん~、コーク。」

 

決まった!渋めで言ったった。

ちょっと何飲むか迷ってコーラでいいや、みたいな雰囲気で小さめの低い声で言ったったど~。

 

窓の外、空を見ながら「やりゃできんだよ」って思って振り向くと、、、

 

隣の夫婦はビールとワインで乾杯!                    

 

、、、完敗。

 

 

タイに着くまでの約6時間。隣の夫婦が気持ち良さそうに寝てる横で、スッチーに話しかける勇気が出ない自分は、、、

 

紙コップ一杯のコーラをひたすらチビチビ飲んでました。

お先真っ暗だぜ。

 

タイに無事?到着。とりあえずカオサンロードってところに行きたいけど、、、

まぁ一服すっか。ん?ライター無ぇ。

 

店で 「ライタープリーズ!」 通じねぇ  

 

「ルアイター! ぅライター!! ファイヤー!!! 」     

無理。

 

ゼスチャー。   

口の前でカチッカチッ。         

やべ、なんかおばちゃん引いてる。

 

しょうがねぇからタバコくわえたら、そのおばちゃん

「外で吸え!」

 

ってひどくない?             

まぁ嘘だけどね、これは(笑)

 

タバコくわえたら解ってくれました。

 

ふ~。海外で吸うタバコはうまいぜ~。

さて、どうやって行くかな、、、カオサンロード。

 

 

3rd Try 英語をなめんなよ?

 

空港から「カオサン」という4文字ばかりを駆使してたどり着いたカオサンロード。

ここには多くの外国人が集まり、安宿も多い。、、、ってなんかの本に書いてあった。

 

バス停で

「カオサン」    

、、、Excuse me くらい言えなかったのかい?

 

乗り間違えたバスで

「カオサン」    

、、、I want to go to くらい付けれなかったのかい?

 

間違いだと教えてくれ、バス代もおまけしてくれたおばちゃんに

「カオサンキュー」   

、、、嘘(他はほんとだよ) 、、、もっとましな嘘つけよ。

 

下ろされたバス停で

「カオサン」    

、、、俺なら無視するぜ、、、マジで!!

 

教えてもらった正しいバスで運転手さんに

「カオサン」 

5回くらい   

、、、気持ちの上では「このバスはカオサンに行きますか?」って言いたかったけど、、、

 

今もわかんね~や。   

Is this bus go to カオサン?       

あってる?

 

もうどこかも分からないし諦めて開き直った頃、運転手さんが

「カオサン」    

 

、、、覚えていてくれたのね。なんていい人。

あんたは神か?仏か?それとも心優しいタイ人か?

 

ところでタイって英語通じるの?

あっはっはっは。   、、、知らないよ、そんなの。

 

でっかい交差点で下ろされて、運転手さんがなんか言いながら指した指を直角に曲げた。

俺の頭の中の電子辞書によると、「ソコノミチヲハイッテイッテ、ヒダリニマガルダヨ」らしい。

 

行ってみたらすぐ分かった。そのカオサン通りは夜なのに昼間のように明るい。

外人もいっぱい。

ドレッドもいっぱい。

 

とりあえずカオサンを歩いてみたら、なんかすげ~。初めて原宿行った時の感じ。話しかけてくるのが黒人かタイ人かの違いくらい。ま~そんなことも無いのかも知んないけど、表現できない。敢えてしない。

だからほんとはできない訳じゃないよ。俺の表現力ってマジすんげ~んだから。

 

見せないけど。

 

歩きまくって、注意してみてたら、安いのかどうかよくわからなかったけど、確かに宿っぽいところはたくさんあった。

 

でも、、、外人に話しかける勇気とか持って行くの忘れてたし、、ポーカーフェイスで通り過ぎるのが精一杯だった。同じ所を何往復したことか、、、。

 

時間も遅くなって、涙が出そうになって来た頃、、、空から涙が降ってきた。

 

濡れたくないじゃ~ん。だからもうどこでもいいやと思って宿っぽいのが集まってる路地に入っていくと、

「ジャパニーズ、カム、カーーーーーム!!!」

二つ並んだ別々の宿の、二人並んだ別々のおばちゃんがハモってきた。

 

そんないきなり!?心の準備が、、、

自分の頭の中はガイドブックで予習した「Do you have a room ?」のみ。

 

「どぅ、どぅ、、、Do you ha,,,     」

「YES!!」

早いもの勝ちみたいな。

 

見た目も中身も強引なおばちゃんに連れられて、ようやく宿ゲットだぜ!!

っつーよりおばちゃんが俺をゲット!!

 

部屋に連れて行かれたっけびっくり、、、

ベッドしかね~じゃん。

しかもこの壁、、、         

 

得体の知れない染みついてんじゃん!?

(まぁ、この先これは当たり前、むしろ快適なほうって知ることになるんだけど。)

 

この宿、、、明日出よ。

 

今日は誕生日の2日前 

来週は自分泣きます。

 

 

4th Try うるるるん。

初めての一人海外泊。寂しかったけど、ま~よく寝れたわ。

さて、天気もいいし、なりゆきで入ったこの宿は出て、いいとこ探すべ。変な染みあるし。

ちぇけらっ!!(チェックアウト)

 

あれ、入り口で日本人4人で喋ってる。

、、、いいなぁ~、仲間に入りたいなぁ~。

人見知り大輔、目も合わさず通過。

なんで話しかける勇気が出てこないんだ~。タイだからか?圏外なのか?

 

あ~日本語しゃべりてぇ~。

 

「コンニチワ~、ニホンジンデスカ~」

宿を出て5分。に、に、日本語だ~!!

 

「日本人です。ん、日本語うまいですね~。あ、大輔です。よろしく~。

え?学生じゃないよ。え?妹さん早稲田大学なの?へ~だから日本語うまいんだ~。

え?日本で遊んでやってくれ?そりゃいいよ。もちろんでございますよ。

お茶?あ~いいけど、今ホテル探してるからその後でもいい?荷物置きたいしさ~。

なに?家に泊まればいいよ?お金要らないから妹と仲良くしてやってくれ?

いやいや、悪いですよそんな、ね~もう  、、、ありがとうございます。   」

 

キタ~!!これか!これがうるるんの始まりなのか!?

旅行2日目にして順調すぎる~!!!

 

こうして馬鹿は彼らの家におじゃますることになる。

 

詐欺師のお宅にサワディ~カップ!!(こんにちは!!)

 

 

着いた所は、あらまぁ大きなお家だこと。

家には自分を連れて来てくれた夫婦役の詐欺師の他に、声をかけてきた彼の弟。役の詐欺師。

「こいつが弟のグリーンカレー(仮名)だよ!」

 

「やぁ、大輔。この部屋を使うといいよ。どうだい?なかなかいい部屋だろう?」

 

「いや~、最高ベリーマッチ!!コップンカーップベリマッチ(ほんとありがと)」

 

「そうだ、大輔。ちょっと遊ばないかい?君はシェラトンホテルは知ってるよね?僕はあそこのカジノでディーラーをやってるんだ。テクニックを見せてあげるよ」

 

「へ~すげ~。見たい、見たい」 ←こいつアホです。普通ここで気づきます。

 

「こうだろ、そ、し、て、、、こんなことや、、、こんなこともできるんだ!!どうだい?」

 

「お~。わんだほ~。アメイジン グ~~~~~~!!」   

↑普通ここまで気づかない人はナッスィング~

 

 

「大輔、ブラックジャックは知ってるかい?そう、その21のやつだ。ディーラーにはこんなテクニックもある。君と僕とで組んで、絶対に勝つっていうテクニックがね。」

 

「あ~、やっぱりやってんだ~そういう事。このテクニシャンめ~」

↑きっと詐欺師さんは「コイツ、チョロイ」と思った事でしょう。

 

「大輔、実は昨日カジノで大儲けした大富豪がこれから来るからさ、ちょっくらお小遣い稼ぎでもしようぜぃ。」

 

「、、、。」    

あれ?もしかしてこれちょっとやばい感じ!? ←遅!!

 

「いや~、自分そういうのはちょっと。賭け事とかしないし。それはやめとくよ、グリーンカレー」

 

「大丈夫さ~大輔。君のお金を使う訳じゃなし、僕の言ったとおりにやれば絶対勝つから。はい、これ使ってね~」

 

約3万円の現金を渡された。

 

「ちょちょ、ちょっと待った。マジでやらないから。これ、、、

 

ピンポーン

 

「大輔。来たよ。わかってるね?(ウインク)」

 

はやっ!?

っつーか、「わかってるね?(ウインク)」じゃね~~~~~

 

「Hi,Are you my 対戦相手?」

 

「、、、ハ、ハ~イ、、、。」   

No~~~~~~~~~~~

 

黒のダブルのスーツ。金のネックレス。

金の腕時計にセカンドバッグ。その中身はまさか、、、

 

黒くて重くてL字型のとっても危ないものですか?

 

「やるのか?やんね~のか?」

 

「あ、はい、やります。」    

殺られたくないんで

 

 

、、、おわった。

 

 

つづく。

この記事をかいた人

クロスロードのなんでもおじさん。クロスロード愛が強すぎてボランティアスタッフとして居座っている。 書道家という一面も持ち、世界の路上で2万人を超える人たちに日本語でお名前を書き、プレゼントしてきた。好きな言葉は迷ったらGO。