2019.06.09NEW

伝説の旅日記「おもしろそうだからやってみよ。」37th Try 〜 40th Try

【伝説の旅日記を公開】

若かりし頃にアジア1人旅をしたダイスケは、旅の後、『そうだ、旅の経験を文章にして、たくさんの人に読んでもらおう』と思い立つ。時代を読むセンスがあればブログを書いていたと思うのだが、スーパーアナログ人間ダイスケは、『そうだ、電車の中で読んでもらおう♫』と、書いた旅日記を印刷し、駅で配るという行動に出る。『アジア1人旅、旅日記を書いています。よろしければ読んでみてください!!』と駅前で声を張り上げ、4年という期間(旅は1年ちょっとなのに)をかけ、意地で書ききった当時の自分を、僕は今、、、あまり思い出したくない(笑)

【 過去記事はこちら 】

1st Try 〜 4th Try 

5th Try 〜 8th Try

9th Try 〜 12th Try 

13rd Try 〜 16th Try

17th Try 〜 20th Try 

21st Try 〜 24th Try

25th Try 〜 28th Try 

・29th Try 〜 32nd Try

33rd Try 〜 36th Try

 

 

37th Try

ちゃ~す。

今バス乗ってま~す。

もうすぐ目的地の「興坪(シンピン)」で~す。

 

はぁ~、、、この旅が始まって1ヵ月半くらいかな?

 

ぼちぼち、、、

 

 

慣れない。

全っ然慣れない。 

旅ってきっつい。

 

 

今中国の「桂林」て街から「陽朔」ってとこ経由して、

「興坪」に向かってんのね。

 

陽朔がすんげ~良さ気なとこでさ~、

しばらく泊まっていこうと思ったのに、、、

 

滞在時間15分でした。        

、、、まぁいろいろあってね。

 

 

どう?

ちょっとブルーになってるっぽく感じた?

 

残念

 

俺プラス思考だから何でも楽しく感じちゃう 斬り!!

 

 

これあれでしょ? 

完璧興坪に呼ばれてる感じっしょ!!

 

はぁ? 

拒否られてねぇ~し。

陽朔に拒否られてねぇ~し。  

 

はい、旅最高~♪♪

 

 

マジでバスからの眺めやばいって。

こんなん見たことねぇ~って。

 

Yeah!! 

俺Yeah!! 

中国Yeah!! 

あら、かわいい家~!!!

 

 

もう陽朔忘れた。

ここやべぇって。

マジ感動しまくりであっという間に着いた。

 

 

興坪よ、俺を呼んだのには何か理由があるんだろ?

 

 

 

さてさて、この興坪。

実は宿に当てがあるんよね~。

 

ベトナムの俺が行った5つの街のうち、

4箇所で一緒に飲んだ飲み仲間?のノブさんが教えてくれてさ~。

 

 

すげくね?

待ち合わせしたわけでもなく、

一緒に動いてたわけでもないのに、

4箇所で再会しちゃってさ~。

 

 

またその人が超旅人なの。

なんかめっちゃいろんな事知っててさ~、

いろいろ教えてもらったんだ~。

そのうちの一番のお薦めがここなんだよね~。

 

 

やべ、口がスベった。

 

当ても無く放浪してたら偶然出会ったんだ、この素敵な町に、、、。

 

 

それで、教えてもらっ、、、

 

 

そこでまた偶然、偶然ね、

「老賽山旅館」って宿に辿り着いたんだ。

 

 

ノートにメモっておいた情報を頼りになんとか、、、

いや、決して分かりやすいとは言えない場所にある老賽山旅館に、

引き寄せられるようにして 辿り着いた。

 

 

そこは老賽山(ラオジャイシャン)っつ~山の真下。

漓江(リージャン)っつ~河の真横。

ジャッキーっつ~チェンの、、、

 

 

とにかくロケーションが最高なんよ。

 

 

 

何段か階段を上ってさ、

玄関口に向かおうとすると、

宿先に一人のおっちゃんが座ってたんだ。

 

 

「ニーハオ!!」

 

「ちょっと外で待っとれ!!」

 

「あ、はい。  、、、。 ん? 日本人っすか?」

 

 

このおっちゃん、林さんっつ~日本人だったんだ。

この宿のオーナーらしいわ。

 

 

なんかこれからツアーのお客さんが昼飯食いに来るから、

終わるまで待っててって事。

 

日本の旅行会社がやってるツアーの昼食場所になってるみたい。

 

待ってる間に周りを見学してたらさ、

なんか壁にめっちゃ石版が貼ってあんの。

 

今まで泊まった人の名前とかメッセージとかかな?

 

世界一周中のカップルや夫婦だったり、

学生さん、旅人、中国のテレビ、日本のテレビもいくつかあった。

 

国際色も豊で、

めっちゃ色んな人たちがここで最高に楽しんでるのが伝わってきた。

 

そうか、俺もここに名を刻むのか。

 

 

ツアーの昼食タイムが終わり、おっちゃんが出てきた。

 

「倉庫みたいな部屋だが、そこでも良けりゃ15元(250円位)でええぞ。」

 

実は最初30元って言われたんだけど、

そん時にまだ迷ってたんだよね~。

 

値段もそうだけど、どんな宿かもわかんないし、

他にも安くていいところあるかもしれないし、、、。

 

だから、「考えときま~す」って言ってたの。

 

だけどさ~、石版とか、ツアーの人の楽しそうな顔見てたらね~、

 

はい、泊まりたいです。もう長期で泊まりたいです。

って感じになったよね~。

 

 

だから倉庫上等!!

250円ならお金も気にせず長く居れる~。

謝謝!! ありがとっす~!!

 

って部屋行ったら全っ然キレイ。

2段ベッドの上に物が置いてあるってだけで、

今まで泊まった中でも最高ランク。

 

 

昼飯までご馳走になった。

まじ感謝。

 

 

林さん、敬意を表して、

森さんって呼んでいいっすか!!

 

 

メシ食い終わって、片付け手伝った後、

 

ついに、ついに、、、

 

ここで一番の楽しみ。

 

老賽山にのぼろ~

 

標高200mくらい。

1143段の階段。

時間にして約30分。

 

 

頂上着いた、、、。

 

あれ、、、。

 

 

なに?

 

 

相当期待してたんですけど、、、

 

 

なんだこれ、、、

 

 

超すげぇ。

 

 

やばいって。

 

俺の期待超え過ぎだって、、、 やべ、涙が

 

でなかったけど、ホント超すげぇの。

見てこれ!!

 

マジここ色々すごくてさ~、

1143段の階段は森、、、

林さんがこの町の仲間たちと作って、

森、、、林さんが道とか掃除して、

 

マジ林、、、森さんすげ~!!

 

 

俺が行ったときも、

悲しいかな、ゴミ結構落ちててさ~、、、

 

林、、、

森、、、

 

森林さんに影響されてゴミ拾いしてきました~。

 

 

最高の気分で下山だね~。

もう自然に笑顔が出ちゃう。

 

俺のヒザなんかもう大爆笑ですよ!!

 

いかん、鍛えなおさなければ。

 

 

戻ってきた俺に革命が起きてた。

「林さん、なんか手伝える事ないっすか?」

 

すると、早速指令発動!

「そしたら、、、雨漏りする屋根の修理手伝ってくれんか?」

 

 

修理? 

修理って、おっちゃん、、、

 

 

是非やらしてください!!

 

 

屋根の上の落ち葉を掃除し、

割れている瓦が原因と判明。

 

日が暮れてきちゃって、修理は翌日に延期になったけど、、、

 

中国の田舎町、絶景、なんか俺仕事してる感、、、

 

最っ高。

 

 

俺、、、ここで貢献しちゃおっかな。

 

 

 

夕食をご馳走になりながら、

林さんの仕事の多さを知り、

俺がいる間、林さんを手伝うことを決意した。

 

俺にやれる事あったら何でも言って下さい!!

 

 

4日後、

泊まっていった旅行者が刻んで行った石版を、、、

 

 

セメントで壁に貼ってました。

 

 

あ、そっちの係ね、、、。

 

俺も名を刻める日が来るよね?

 

 

 

 

38th Try

中国は桂林の田舎町、興坪ってとこに来た。

ここには老賽山(ラオジャイシャン)旅館っていう宿があって、

日本人のおっちゃん(林さん)と中国人の奥さんでやってるんよ。

 

宿の裏にある老賽山の頂上からの景色が最っ高でさ。

この山に登る階段は林さんがこの町の仲間と一緒に、

自力でつくったんだって。

 

宿も自分でいろいろ改良したり、

毎日ここを良くしようといろいろ頑張ってるんだよね~。

 

そんなおっちゃん、、、

 

 

 

マジ格好いい!!

 

 

っつ~ことで、ちょっといろいろ手伝わせても~らお、

って思ってる今日この頃。

 

別に林さんが大変そうだからじゃないよ。

 

そうじゃなくてねぇ、

なんかやってる事全部超楽しそうなんだもん。

 

 

 

ここに来て2日目。

今日の俺の仕事は雨漏りする屋根の修理。

昨日、屋根に上がって溜まっている落ち葉とかを掃除した。

 

その時に見た感じだと、どうやら落ちてきた折れ木のせいで

瓦が割れちゃってることが原因らしいの。

 

俺がやることは簡単。

割れた瓦を取り除き、そこに新しい瓦を入れ替える。

 

俺がやることは簡単、、、うん、、、

 

10箇所くらい直したからさ~、結構時間かかっちった。

 

8箇所くらいは俺が踏んで割りましたけど、なにか?

 

だって、瓦めっちゃ割れるんだもん、、、

 

 

まぁ、雨漏り直ったからモウマンタイっしょ。

No problem ですよ。

 

 

お昼を食べて、

今度は落石防止の為にレンガを積んで壁を作った。

 

セメントとか使っちゃって。

マジ初めてやることばっかで超楽しい!!

 

なんか俺、鉄腕DASHしてます(笑)

 

 

夕方。

 

え~、奥さんがニワトリを買って来ました。

え~、、、生きてます。

え~、、、なんか説明されてます。

 

 

首の毛を少し抜き、

スパッと切って血を抜いて、

熱湯に浸けて毛を抜くらしい。

 

ふ~ん、そうやってやるんだ~

 

、、、。

 

、、、。

 

 

何? 何そのやるんでしょ?的な視線。

 

いや、それはさすがに、、、 

 

 

やります。

 

 

振られれば基本やります僕。    

 

フラれれば基本泣きます僕、影で。

 

 

ニワトリさん、

あなたの命を奪ってしまうことをお許し下さい。

私はこれまであなたのお仲間さんを、たくさん食べてきました。

そこに感謝の心はあったのか?

無いに等しかったかもしれません。

今後、感謝の気持ちを忘れず、大切にいただくことを誓います。

どうか、どうかお許し下さい。

 

 

スパッ!!!

 

 

ごめんごめんごめん!!!

あぁ~~~!? ごめんごめん(泣泣泣)

 

 

 

上手な人がやると、痛みは一瞬のはずだったんよ。

俺が下手くそだったばっかりに、

ニワトリさんは数分間も苦しかったんよ。

 

 

マジごめん。 本っ当、ごめん。

ニワトリさ~ん!!

 

 

その夜は、みんなで鍋だった。

最高においしい鍋の主役はニワトリさん。

 

あなたのおかげで、

おいしいビール、おいしい食事、楽しい会話ができてます。

 

あなたのことは一生忘れません、、、。

 

ニワトリさ~ん!!(泣)

 

 

 

ニワトリさんに感謝しつつ、暖かい布団に入った。

ニワトリさんのおかげで最高に幸せな時間に酔い、暖かい夢を見た。

 

 

はぁ~、あったけぇ~な~(幸)

なんとも言えない暖かさだ~(幸幸)

はぁ~、温もりが拡がってくる~(幸幸幸)

 

股間から、、、        

 

 

!?

 

!?

 

!?

 

 

うぉぉわぁぁぁあああ!?

もらしたぁぁああ!!!!

 

 

あわわわわ、やっちまった。

毛布が、、、ビショビショだぁ~わわわ(汗汗汗)

 

何故? 

 

、、、 

 

何故じゃぁ~!?

 

 

ニワトリさ~ん!!!!

 

 

 

みなさん、祟りを信じますか?

私達は命有ったものを食して生きているのです。

お金を払えば簡単にご飯を食べることのできる私達ですが、

感謝の気持ちを忘れずに生きて行きたいものですね。

 

 

そうしないと、、、 

 

 

 

オネショしますよ。

 

 

 

 

さて、、、どう証拠隠滅すっか。

 

う~ん、、、きっついなぁ。

 

俺が泊まっている倉庫兼部屋には幸い洗濯機がある。

 

だからパンツとズボンはなんとかなる。

 

 

毛布は、、、  

 

 

入んねぇ!!

 

 

って俺はフルチンで何やってんだ、、、。

 

しょうがねぇ、素直に白状しよう、、、

 

林さん、、、オネショしちゃいました、、、

 

 

「 、、、。 そうか。洗濯機じゃ洗えんからの~、、、

     あぁ、風呂場にある大きい桶を使って川で洗ってきてくれるか? 

    そこの石鹸使っていいからの。」

 

 

え? 

それだけ? 

 

「ええぇぇえぇ!?」とかないの?

 

 

ちょっと、もっと責めてよ!! 

笑ってよ!! 

馬鹿にしてよ!!

 

 

そんな普通にされたら、、、

 

 

余計に辛いぢゃないか~~~~!!!

 

 

ここに来て3日目。

今日の俺の仕事は尿漏れした毛布の洗濯。川で。

 

俺がやることは簡単、、、うん、、、

絞るのが大変だったからさ~、結構時間かかっちった。

 

俺22歳ですけど、なにか?

 

 

絞るのを林さんが手伝ってくれて余計に気まじかった。

 

一回も笑いにならなかったなぁ。キツイなぁ~。

 

ネタにしたかったなぁ、、、

 

 

 

さぁ、気を取り直していこう!!

 

仕事じゃ仕事~!!

折れて落ちてきたら危なそうな木を切ったり、

宿の周りや、老賽山の山道の掃き掃除を手伝ったり、

畑を耕してみかんの苗木を植えたり。

 

 

旅行からは完璧外れちまってるけど、

毎日充実してて超楽しいぜ~!!

 

 

 

ここに来て6日目。

 

うわぁぁあああああ!?

 

 

またやっちまった、、、 

 

俺、今後大丈夫???

 

今回は、すぐ気づいて「キュッ!!」って止めた。

 

そのおかげで、布団は濡れなかったからまだ良かったけど、、、

 

 

ニワトリさ~ん!!!!!

 

 

 

 

振られれば基本、、、

 

 

考えてからやることにします、僕。

 

 

 

 

 

39th Try

こんにちは、ASIAN NEWS の時間です。

 

今日の特集は中国広西チワン族自治区桂林の田舎町、

「興坪(シンピン)」からお届けします。

 

今まで世界を舞台に数々の活動を行ってきた

林さんがオーナーを務める老賽山旅館。

 

林さんは、川の掃除をしたり、

宿の名前の由来にもなっている老賽山の掃除をしたりと、

日々ボランティア活動にも精をだしています。

 

まずはこちらのVTRをご覧下さい。

 

 

 

はい、なんとも心温まるVTRでしたが、

最近やってきた旅人のだいすけ君、

林さんの活動に感銘を受け、

「おもしろそう」

という理由で、滞在中いろいろとお手伝いをしている様子。

 

素晴らしいですね~。

それでは現地のだいすけさ~ん!!

 

 

はい!! ということで、、、

 

 

今日も主役は僕です!!

 

 

長ぇ~よ、前振り長ぇ~よ。

さっさと始めろよ、うぜぇ~な~、、、

 

 

こっちだって書き出し毎回困ってるんじゃい!!

 

 

っつ~ことでね、林さんのお手伝いマジめっちゃ楽しい。

 

いろいろやったな~、

宿の周りや山道の掃除、

食器洗い、

レンガで壁を作ったり、

 

木を切ったり、

オネショしたり、

川で洗濯したり、

雨漏りする屋根を直したり。

 

ここに来て一週間、さて、これからどうするかな~。

 

 

 

ここでの生活はさ~、

朝起きて、コーヒー飲んで、

庭の掃き掃除したりして、宿にいるみんなでお昼食べて、

ちょっとゆっくりして、またもうひと仕事して、

みんなで晩飯食って、シャワー浴びて、

テレビ見たり、喋ったり、遊んだり、本読んだりして寝る。

 

もう、めっちゃくちゃ平凡なわけ。

だけどそれにめっちゃ幸せを感じてさ~。

 

特にみんなで晩飯を食ってる時間、

一人っ子の鍵っ子だった俺には最っ高幸せ。

 

 

いつも通りに仕事をして、みんなで夕食を食べている時、

林さんが言った言葉がとても嬉しかったので紹介します。

 

それが、、、

 

 

これだ!! 1    

 

 

「まだしばらくいてくれるか?」

 

 

 

深イイ 中笑い う~ん いいとも へぇ~ スッキリ

 

 

はい、悪ふざけで~す。

いや、でもマジで嬉しかったんよ。

 

っつ~ことであと1ヶ月位、

ここでお手伝いすることになりました~♪♪♪

 

 

さぁ、俺に任せられた仕事は大掛かりでっせ~。

 

なんと、なななんと、、、

 

宿改造計画土台作り~♪♪

 

 

 

今後一部屋分増築するっつ~ことでね、

それの準備をするらしいのよ。

 

とりあえずプロが来てさ、打ち合わせをしたんよ。

それで決まったんだけど、林さんと俺でやることは、、、

 

「破壊と創造」       

 

格好いい!!

 

ごめん、格好良く言い過ぎた。

 

 

用はね、今ある邪魔な壁をぶっ壊して、

土台の更に土台って言えばいいのかな~?

 

まぁ新しく壁や床を作るんだけど、

それをやることになったわけ。

 

まぁ、そっから先はさすがにプロがやる仕事だわな。

 

 

おっしゃぁっ、

こるぁぁあ、

壁、破壊したるぜ~~~!!

 

ジャンボハンマー!!

 

せいっ、うぉりゃぁ~、ハァッ!!!

 

 

ふぅ~、一日かかったぜ、、、

 

 

直径1mの穴を開けるのに、、、

 

 

鉄筋コンクリートってマジでカッチカチやぞ。

もう筋肉が痛だぜ。

 

林さんって相当いろんな工具を持ってるんだけどさ、

さすがに専用の機械とか道具があるわけじゃないじゃん。

 

だからどうやったら上手いこと壊れるかって、

自分で考えながら試していくわけ。 

それが最高楽しいよね。

 

 

地元の中国人のおっちゃんとかが通りかかると、

「わしに任せろ!!」

みたいな感じで手伝ってくれたり、

でもやっぱうまくいかなくて相談したり。

 

ここでお手伝いしてるだけで、いろんな人と仲良くなれんの。

なんか、林さんはこういう感じで地元の人たちと

いい関係を築いたのかな~って思った。

 

 

ホントカッチョイイ!!

 

 

俺が滞在してたとき、もう一人カッチョイイ人がいてさ、

日本人の女の子なんだけど、中国語ペラッペラなの。

 

彼女はボランティアでこの宿をお手伝いしてて、

家事っていうの?そういうのを中心にやってんだ。

そいつがMMって奴。

 

 

林さんに頼まれて、MMと一緒にブロックを買いに行ったんよ。

旅行中にブロック買う奴ってあんまいないっしょ(笑) 

 

しかも200個。 

 

ほら、壁作る用のね。

 

まぁMMは言葉担当、俺は力担当みたいになるじゃん。

200個もの数だからさ、ブロック屋さんのトラックで運ぶわけ。

 

そんで積み込むんだけどさ、、、

ここは俺の見せ場でしょ、負けないぜブロック屋の兄さん!!

 

 

見てろやぁ~!!

せいっ、うおりゃぁ~、ハァッ!!

 

どうじゃい、俺力持ちやろ~、見たかっ!!

大和魂なめんなよ!!

 

 

ブロック屋のお兄さんと張り合ってると、

お洒落カジュアルなおばちゃん登場。

 

どうやらこのブロック屋のボスらしい。

ハイヒールの似合うキレイなおばさま。

 

笑顔でMMと喋りながら、ブロックを運び出した。

ハイヒールで、、、。

 

 

「林三最近元気? 夜っ! 

   法螺、手止目名医出、歯っ!!」

 

 

めっちゃパワフル、、、

 

ヒールをカツカツ言わせながら

バンッバン荷台にブロックを積んでいく。

 

 

手をパンッパンと払って、カァ~ッ、ペッ!! 

「終了」

 

 

 

負けた、、、。

 

 

 

中国の女性って、結構カァ~ッ、ペッ!!ってやんのね。

 

「嫌だな~あれ」

って思ってたけど、このおばさまは、、、 

 

なんかカッチョイイ。

 

 

 

でもやっぱ嫌だな~あれ。

なかなか面白い買い物だったぜ。

 

 

 

後日、今度はセメント屋さんにセメントを買いに行った。

なんと今度は一人で。

 

宿から一輪の荷車?を引いてセメント屋へ。

気分はもう地元民よ。

 

 

今度こそ、いいとこ見せてやるぜぇ~

 

 

「ニーハオおっちゃん!!セメント6袋くれぃ!!」  

的な内容の紙を渡した。    

 

計200キロオーバーのセメントを荷車に積み込み、

 

「謝謝!! ほんじゃ、またね~!!」

 

 

うおりゃぁ~~~!!

 

 

、、、あら、あららら、あらぁあぁああ!!??

 

 

 

ガッシャ~ン!!

 

 

 

コホッ、コホッ、ゲホッ、、、

 

 

 

、、、ドリフです。

 

 

めっちゃ笑われたわ~。カッチョ悪ぃ~。

 

 

2回に分けたら、もう戻ってくるの恥ずかしいじゃん?

気合で引いて行きました。

 

気合で引いて行きましたら、、、

 

 

 

町中で動けなくなりました、、、

 

 

 

スタジオにお返しします、、、

 

 

 

 

 

 

40th Try

今ね~、そう、中国にいんの。

 

え? そこだよ、そこ。

 

違う、違う、 もっと下。

 

ちげぇ~よ、そこ海じゃん(笑)

 

もっと左。

 

そうそう、その辺。

 

書いてあっかな?

 

「興坪(シンピン)」ってとこ。

 

うん、その「桂林」らへん。

 

無い? まぁすげぇ小さいだもんな。

 

まぁ、働いてるっつ~か、お手伝い? 

 

させてもらってる。 

 

宿の。

 

なんか日本人のおっちゃんが宿やってんの。 

 

そう。

 

もうすぐ一ヶ月になっかな?

 

いや、う~ん もっと居たい気持ちはあるんだけどね~、

 

まぁ他の所も行ってみたいしねぇ。

 

うん、

 

ぼちぼちやることも一段落したし、出るかな。

 

ビザもあと一ヶ月無いしね。

 

まぁ寂しいけどな。

 

あと2日、、、

 

楽しむべ。

 

あ、わりぃ、俺旅日記の方もやんなきゃいけねぇからさ。

 

うん、わりぃな。

 

おう、仕事頑張れよ!!

 

あいよっ、お疲れ~。

 

は~い、じゃぁね~。

 

あ~い、 は~い、 あい~あい、、、

 

 

 

 

すいません、ちょっとテレビ電話してました。

 

うん、妄想(笑)

 

 

俺が今世話になってるこの老賽山(ラオジャイシャン)旅館。

オーナーの林さんを始め、奥さん、子供、ボランティアのMM、

泊まっていった旅行者、地元の中国人さん。

 

いろんな人と力を合わせて、いろんな事に挑戦した。

 

マジさ~、スーパーミラクルハイパー青春だぜ!!

 

 

今では自分の家にさえ思えるこの宿を、俺は明後日出発する。

 

でもまだ俺にはやり残した事がある。

これだけはなんとしてもやっておきたい。

 

この老賽山旅館の裏にある「老賽山」の掃き掃除。

今までに2回Tryした。

 

1度目は林さんと、2度目は泊まりに来た旅行者と。

どちらも日が暮れてしまい、途中で断念した。

 

標高 220m、1143段の階段と道。

ここを出発するめでに必ず一人でやりきる。

そう決めていた。

 

午前10時、  

っしゃぁ、行くぜぇ~!!

 

石とコンクリートで作られた道に溜まっている

落ち葉を脇に掃き落としていく。

 

突然ですが、この先は音声のみでお楽しみください。

 

 

~ 再生 ~

 

 

ザッザッ  お~し順調、 

 

ザッザッ、、、

 

うっわ、葉っぱめっちゃくっついてんじゃん

 

なんか棒ねぇかな~

 

めんどくせぇ~

 

ペリペリ、、、

 

ズルッズルッ

 

あ~鼻水めっちゃでるわ~

 

ふんっ

 

やべ、手についた

 

 

ザッザッ、、、

 

ペリペリ、、、

 

ぎゃぁ~っ! 虫~!!

 

 

 

ニーハオ

 

あ、はいはいお通りくださいませ~ は~い謝謝

 

 

ふぅ~長ぇ~

 

ズルッ  

 

ふんっ

 

やべ、またついた

 

 

ザッザッザッ、、、  

 

ぎゃぁ~っ! 虫~!!

 

 

はぁ、やっと3分の1か。

おし、メシ休憩     

 

戻ろ

 

 

、、、うぉ、もう2時半かよ!?

 

 

~ 早送り ~

 

 

~ 再生 ~

 

やべっ、もう4時になっちゃうじゃん  

行こ

 

ハァハァ、、、 やべぇスタート地点遠い

 

、、、。

 

っしゃ~やるぞ~ ぞ~ ぞ~

 

 

シンクウラ(お疲れ)

 

 

あ、ども、、、  

 

 

人いたんかい(恥)

 

 

ザッザッザッザッ、、、

 

 

あっ、ニーハオ。うん、再見(バイバイ)

 

 

、、、。

 

、、、。

 

、、、。

 

、、、。

 

、、、。

 

 

うん、いいもん見してもらった

 

 

おし、

 

ザッザッ  お~♪ し~り~♪

 

ザッザッ  半分♪半分♪出てルンバ♪♪

 

ザッザッ、、、

 

 

おっしゃ~、トンネルまで来た~

 

、、、あとちょっとじゃぁ~!!

 

 

あぁぁあ、葉っぱ多!!

めんどくせぇ~!!

誰か手伝え~!!

ぎゃぁ~っ!!

虫多!!

気持ち悪りぃ~!!

誰か助けて~!!

うわぁあ!!

ほうき折れた~!!

短か!!

虫近!!

放棄~!!

 

 

 

、、、ハァ、ハァ、ハァ、、、 着いた、、、

 

 

てっぺん着いたど~~~~~~っ!!!

 

 

って、ゴミめっちゃ落ちてるじゃねぇか

 

 

ポイ捨てすんじゃねぇ、こるぁ!

めんどくせぇじゃねぇかぁぁあああ!!

 

 

ザッザッ、ハァハァ、

 

よいしょ、ハァ、 うっし、 ハァ、ハァ、ハァ、、、

 

 

 

終わった~!!

夕焼け~~!!

Yeahぁぁぁぁあああ!!

 

~ 停止 ~

 

~ 巻き戻し ~

 

 

 

~ 再生 ~

 

 

おし、

 

ザッザッ お~♪ し~り~♪

 

ザッザッ 半分♪半分♪出てルンバ♪♪

 

ザッザッ

 

~ 停止 ~

 

 

めっちゃローライズだったなぁ、あのお姉さん、、、

 

 

 

翌日、ついにこの時が来た。

俺がここに名を刻む時が。

 

ここで泊まっていった多くの旅行者が石版に名を刻んで行き、

その多くの、マジでめっちゃたくさんの石版が

この宿の周りに貼ってある。

 

俺がここに泊まりたいと思ったのも、

その多くの石版から伝わってくる楽しそうなメッセージのおかげ。

 

今日までは貼る側だったけど、ついに刻む側になる時が来た。

 

「あんたほど働いてくれる人は、後にも先にもいないだろうなぁ」

 

そう言って林さんは俺に石版を渡してくれた。

 

 

「森、、、林さん、、、(涙出そうで出ない)

 、、、石版でっけぇ!? 

 

 

特大の石版に刻んで参りました。

この俺の名を。

 

老賽山旅館に行くことがあれば、探してみてくださいな。

この俺の巨大石版。

 

はぁ?

自慢?

そう聞こえる?

まぁ自慢っつ~ほどの事でも、、、はぁ?

 

 

 

あとは俺に残された最後の仕事、

宿の看板を隠してしまっている木の枝を切る。

かなり高い所にある枝。

 

それを終えたら、明日の出発を待つのみだ。

 

昼間は人通りがあって危ないから、夜になるのを待つ、、、。

 

 

、、、運命の夜。

 

 

 

この中国の田舎町でできた家族との最後の夕食を楽しみ、

その時が来た。

 

 

父さん:「じゃぁ、そろそろやろうかのぅ」

 息子:「はい、最後サクッと決めちゃいましょ~」

 

 

4m位?のはしごをかけ、ノコギリを持ち、上を見上げる。

 

最後の仕事だ。

この1ヵ月いろいろあったなぁ。

あの枝を切って、最後の夜を素敵に過ごそう。

 

 

家族と共に、、、

 

 

はしごを一段、また一段と上っていく度にここでの思い出が蘇る。

 

オネショした事、

2回目にオネショした事、

野グソして拭かなかった事、、、

 

 

、、、俺はここで何をしてたんだ?

 

 

 

上に着いた。

さぁ、ここでの最後の仕事だ。

 

太っい枝が2本出ている。

俺が切るのはその内の1本。

 

もう1本の枝に足を掛けて、一気に切ることにした。

 

みんな今日までありがとう。

 

行くぜぇ!!

 

 

 

 

 

 

ボキッ!!

 

 

えっ!?

 

 

 

つづく。

 

この記事をかいた人

ダイスケ

クロスロードのなんでもおじさん。クロスロード愛が強すぎてボランティアスタッフとして居座っている。 書道家という一面も持ち、世界の路上で2万人を超える人たちに日本語でお名前を書き、プレゼントしてきた。好きな言葉は迷ったらGO。