こんにちは。
新元号が発表されるのを筆に墨汁をつけた万全の状態で待ち、発表した瞬間に誰よりも早く「令和」と書いた事で、日本で2番目に新元号「令和」を書いた男になったダイスケです。
ところで、ところで、ところてん。
今日は僕が自分で効果を実感していて、CROSSxROADの生徒さんにもしょっちゅうオススメしている英語のトレーニング方法、「シャドーイング」についてです。
いきましょー!
実は僕はずっと英語が嫌いでした。
だって、何をやっても「できるようになる気」がしなかったし。。。
単語やフレーズを覚えたつもりでも、実際の場面では全然出てこなかったり、言えても伝わらなかったり、覚えたはずの英語が聞き取れなかったり。。。
ただ、シャドーイングに力を入れてから「初めて英語ができるようになる気がした」んです。もちろん完璧とは言えませんが、英語のリズムや抑揚、発音を意識しながら最後までシャドーイングできた時は、急に英語ができるようになった気がして本当に嬉しい気持ちになりました。
もちろん、1回シャドーイングができたからといって、実際に英語ができるようになっているわけではないのですが、生まれて初めて英語が聴ける楽しさ、話せる楽しさを感じる事ができました。
この楽しさを感じると、いろんな英語をシャドーイングしたくなるだけでなく、好きなフレーズを覚えたくなったり、わからない単語や表現を調べたくなったりと、英語に関しての「やりたい」がどんどん増えてきて、いつの間にか英語を学ぶ、聴く、練習する事が好きになっていました。
最初はもちろん難しいですし、苦労すると思いますが、1個できるようになると、その後自信もついてかなり楽になります。
実際、続ける事で発音とリスニング力も圧倒的に伸びるので、
今後の英語学習を勢いづけるためにも、ぜひ挑戦していただきたいです!
英語を聴きながら、1~2単語遅れで後についてリピートしていくトレーニング方法をシャドーイングと言います。詳しいやり方は後半で。
英語の音源と原稿のみ
(ご自身のレベルにあったものを見つけられると良いです。)
気持ちよくなる、発音、リスニングが伸びる
シャドーイングを上手にするには、英語のリズムや抑揚、文章の切れ目を理解する必要があります。正しくは、それができた時に、上手く音源についていけるように(シャドーイングができるように)なっているはずです。そして、ついていけるようになった時、やる前よりも劇的に発音が伸びている事に気がつくと思います。
実は、英語をうまく言えるようになるとその英語は聞こえるようになると言われています。そしてこれは間違いないと思います。知っているはずの簡単な英語が聞き取れない方は、発音を練習する事で、必ず聞こえるようになります。
シャドーイングをできるようになった音源は、もう原稿なしでも聴こえるはずです。もちろん単語などの意味は覚えていないと、意味までは入ってきませんが、英語で何と言っているかは聴き取れるようになっています。
これ、実は一番大事だと思っています。
シャドーイングができるようになると、「自分が英語を話せるようになった感覚」を感じる事ができます。これがまた気持ちが良い。おそらく、この感覚は英語はこれからという皆さんにとって初めての経験になるのではないでしょうか。
ダイスケはこの感覚を味わった瞬間に英語を好きになる事ができ、今ではシャドーイングが趣味みたいになっています(笑)
1個目の音源に上手くついていけるようになるまでは、もちろん苦労すると思うのですが、是非頑張って、この気持ちが良い感覚を味わっていただきたいです。
では、どんな教材を使ってシャドーイングをやっていけばよいのか。
正直、シャドーイング用の本などもたくさん出ていますし、何でも良いのですが、それだとイメージしにくいと思うので、個人的なオススメをいくつか紹介しますね。
パソコンを使うのがオススメ。
使われている英語が聞き手を意識したものであるため、素晴らしい。
字幕を日本語、英語、字幕なしと変える事が出来る。
原稿を拡大でき、クリックで戻りたい箇所にいつでも戻る事ができる。
コピペでワードに貼り付ければ、プリントする事もできる。
更に、スロー再生もできるようになったよ。
ネイティブのネイティブらしい発音、アメリカの一般的な英語で練習できる。
一つ一つが短くて取り組みやすく、内容も面白い。日本語訳はない。
自分のレベルに合わせた文章で練習できる。
読み物やリスニング教材としてもめっちゃ良い。
初心者にはこれの「レベル1」がオススメ。
中級者、もしくはジョブズのファン向け。
日本語訳はもちろん、単語などがすでにピックアップされて、意味も書いてあるので、自分で調べる必要がなく、すごく楽。
パートに分かれているので、練習もしやすい。
単純に、このスピーチをマスターしたら格好いい。
いろいろなやり方があるのですが、大きく3つに分けてみました。
耳だけで聴き、練習。(最低30回。100回やっても多い方ではない。)
ある程度できるようになったら、文字を見て曖昧なところを確認
わからない単語を確認
耳だけで完璧に近づける。
英語字幕で練習(これも最低30回。100回やっても多い方ではない。)
ある程度できるようになったら、わからない単語を確認
英語字幕で完璧に近づいたら、字幕なしで完璧に近づける
脳科学的な感じで言うと、情報は少ないほうが身につきやすいようです。
ここでは文章全体の日本語の意味をあまり気にせず、聴きながらうまく話せる事に集中します。信じて頑張れる自信がある方は自分のレベルに関係なく、ここまでの二つのやり方を続けていくと良いです。
まずは日本語で内容を見て、自分が好きなシャドーイング教材を探す。
好きな役者やスポーツ選手のインタビュー、尊敬する偉人のスピーチなどなんでも良い。訳はネットで探せば意外と出てきます!
繰り返しが必要なため、継続していくためにも短めのもの、もしくは短いパートにわけることが出来るものが良い。
やり方の例(Tedの場合)
動画で英語を聴きながら日本語訳をみる。(通常スピード)
↓
英語原稿を見ながら英語を聴く。(通常スピード)
↓
英語原稿を見ながら練習。(0.5~0.75倍スピードから始め、慣れてきたら通常へ)
↓
わからない単語を確認(面倒なら飛ばしてもいい)
↓
原稿を見ながらのシャドーイングに慣れてきたら、字幕にチャレンジ。
↓
字幕のスピードで練習(ここまでできたら、かなり良い感じ)
↓
字幕を消して(ここまで出来たら実力の伸びがハンパない)
↓
耳だけでとレベルを上げていく(自分で自分を褒めてあげてください。)
5分の教材で3~5個くらいここまで出来るようになると、使えるシャドーイング教材が圧倒的に増えているはずです。そうなると、シャドーイングが更に更に楽しくなります!
まとめと書きながらどうまとめていいのかわかりませんが、是非まずはこのシャドーイングにTryしてみて下さい。
シャドーイングをオススメすると、「まだ僕には難しすぎた」などの声をいただく事も多いのですが、それは選んだ教材が合っていないか、ご自身がそう感じているだけで、練習すれば初心者でも絶対にできます。
イメージとしては、英語全くできないけど、めっちゃ練習したら洋楽が歌えるようになった、そんな感じです。しかもシャドーイングに音痴は関係ないので、もっと簡単です(笑)
ポイントは「最初から完璧を目指しすぎない」こと。
置いて行かれたら3行くらい先で待っていればいいし、単語や文章の意味がわからなくても気にしなくて大丈夫。まずは、7~8割くらいついていけるようになるのを目標に、ついていけるようになるまで気楽に続けてください。よっぽど難しいのを選ばなければ、必ずついていけるようになります!
どうしても自分に合う教材が見つけられなければ、個人的にご提案させていただきますので、メッセージ下さい!
シャドーイングで皆さんが英語を今より好きになってくれたらめちゃくちゃ嬉しいです。
ダイスケ的英語との関わり方
英語には様々な勉強法がありますが、僕の思う一番良い付き合い方は、「面倒なことはどんどん諦めて、気が向くこと、好きな勉強方法ばかりやる」というものです!
ボキャブラリーを増やさなきゃ、文法理解しなきゃ、長文を読まなきゃ、など英語の勉強をしているとついつい考えてしまいがちですが、気にする必要はないです。
ダイスケも経験があるのですが、むしろ気が向かないのに頑張ってしまうと、それは挫折への近道になってしまいます。
心配しなくても、好きだったり気の向くやり方を続けながら自分のレベルが上がっていくに連れて、気が付いたら今まで気が向かなかったことに気が向いたり、好きじゃなかった英語の本や参考書に興味が湧いてきます。
好きじゃなかったビールや、飲めなかったコーヒーがいつの間にか好きになるような感覚?笑
なので、是非、気楽に楽しく、たくさん英語に触れていって下さい。
まとまりのない文章を最後まで読んでいただいてありがとうございました。
なんでもおじさん ダイスケ。