Oi, Bom dia.(やぁ、おはよう)
スタッフの"326"ことみつる氏です!
パラグアイのアスンシオンからバスで国境を越えブラジルへ。
そして世界三大瀑布の一つにも数えられる、アルゼンチンとブラジルにまたがる超見所の『イグアスの滝』を華麗にスルーして空港へやってきました。
スルーした理由は、先のスケジュールで再びこの場所に寄る予定だったから行かなかったっていうのもあったんだけどね!
とにかく、僕たちはある街を急いで目指していたのです。
ちなみに、ブログの書き出しの「Hola, buenas tardes.(オラ、ブエナス タルデス)」っていう「こんにちは〜」っていう言葉から『Oi, Bom dia.(オイ、ボン ヂーア)』の「おはよう〜」に変わったことにお気付きでしょうか??
そう、ブラジルはポルトガル語なので変えてみました!
所謂、英語で言う所の「Hi(ハイ)」に当たるスペイン語が「Ola(オラ)」っていう言葉だったんだけど、ブラジルでは「Oi(オイ)」。
ポルトガル語でも、オラは使うんだけど、割と街中では「オイ〜!」って地元の人が使っていた印象。
最初は慣れなくてちょっとびっくりしたな〜笑。
ってことで、トランジットでリオデジャネイロに寄り、ついに、ついに、念願の街である
サルバドール
へ到着したのです。
あ!そういえば、Rio de Janeiro(リオ デ ジャネイロ)って、Rioが川で、Janeiroが1月って意味なんだよね。
しかもポルトガル語だと「ヒウ ヂ ジャネイロ」って発音する。
改めて言語の面白さを感じる。
Japan → Australia → USA → Mexico → Cuba → Mexico → Guatemala → Mexico → Colombia → Paraguai → Brazil
夜中に空港へ着き、朝日が登るまで空港のイスで仮眠をした。
初めての街で夜中に行動するのはとてもリスクがあるし、それ以前に、このサルバドールという街は治安があまり良くないことでも知られていた。
最初に言っておくと、僕たちはこの街に約3ヶ月滞在した 笑。
もちろん、何事もなく、危険な目には全く合わずその期間を過ごしたのだが、その間でも宿の付近では物騒な事件はあったし、過去に日本人バックパッカーが危ない目に遭った話も聞いた。
僕たちの旅は、明確なルールはなかったけれど、危ない橋は渡らないという暗黙の了解があった。
一人旅ではないし、お互い日本で待っている家族もいるしね。
だからこそ、中南米の国や都市でも治安を考慮して飛ばしてきて場所もあった。
そこを抜けてきた旅の仲間は「特に何もなかったよ〜!むしろめっちゃ良い所だった!」なんて言葉を聞くことも多かった。
でも、かなり危険な目に遭った旅人も実際にいたし、同時期に日本でニュースに取り上げられるような事件も起こっていた。
僕は旅が好きだし、これからもまだまだ旅をしたい。
でも、どこで何が起こるかなんて分からないし、それは日本でも言えることなんだけど、一つ一つの行動に責任を持って、リスクは負わずに旅を楽しみたいと思う。
空港からのバスで1時間半ほどかけて、ペロウリーニョという世界遺産の街へやってきた。
また改めて語りたいのですが、とにかくこの街の人、雰囲気、見た目、すべてが大好きだった。
この坂を登って宿まで向かっていたんだけど、実はこの通りの1本隣は、通ってはいけない場所ということで、ガイドブック「地球の歩き方」でも注意喚起されていた。
多くの日本人宿では、こういったガイドブックがたくさん置いてあることがあり、次の目的地へ行く時の情報収集としてよく読んでいた。
SNSが普及している今でさえ、こういった紙媒体の情報からも有益な情報を得ることができる。
何というか...やっぱり本は手軽に読みやすいって言うのもあるのかな。
スマホも片手にスラスラ〜って読めちゃうんだけどね。
ちなみに、個人的には宿をチェックアウトして次の目的地へ向かっている時が一番気を遣う。
メインの20kgを超えるバックパックを背負い、お腹側には貴重品が全て詰まったサブバッグを抱えているからね。
慣れない場所で土地勘もないし、特に治安が悪いと言われているところでは常に神経を尖らせていた。
そして、やっとの思いで宿に到着したのだった。
- なお宿
世界を周った中でも、とても大好きで、大切な場所。
宿の中は、所狭しと楽器が並ぶ。
そう、この宿では四六時中、音楽が隣り合わせなのだ。
もちろん、ただ楽器が多いだけで、常にみんなで音を出してワイワイしている訳でもないのでご安心ください 笑。
風通りの良い宿で、静かな空気を感じながらのんびり過ごすことだってあります。
そして、お世辞にも綺麗な宿とは言えないけれど、最高にファンキーでカッコいい宿のオーナーと、太陽のような優しさを感じるブラジル人女性の管理人が僕らを迎えてくれた。
当初、旅のルートにブラジルは入っていなかった。
しかし、メキシコで出会った旅仲間の夫婦がサルバドールへ行くことを猛烈に勧めてくれたのだった。
言わずもがな、それはスタッフのダイスケ&マユミであり、今もこうしてセブのクロスロードで一緒の時間を過ごしている。
そう、この二人と出逢ったことで、僕たちの旅は、そして人生は劇的に変わったのだった。
そして忘れてはいけないこの子たちの存在。
ニキータ。
とにかく人懐っこい。
ピコレ。
ニキータの子どもなんだけど、二人はあまり仲が良くない 笑。
パンドーラ。
みんな大好きなんだけど、このみさんが特に愛してやまない子。
そしてブゥもいる。
ブゥは、今は天国にいるんだけど、この子ともたくさんの想い出がある。
音楽にあまり興味がない方や、動物が苦手な方は確かに居心地の良い場所ではないかもしれない。
でも、僕たちにとっては、ここが
...あ、これはもしかして!?
あのセリフを言える流れかもしれない!!
ずっと、僕の『アレ』ってどこなんだろうな〜?
って思っていたけど、やっとしっくりくるワードが降りてきました 笑。
ここが僕のアナザースカイ
ブラジル、サルバドール。
つづく