2019.06.16

伝説の旅日記「おもしろそうだからやってみよ。」45th Try 〜 48th Try

【伝説の旅日記を公開】

若かりし頃にアジア1人旅をしたダイスケは、旅の後、『そうだ、旅の経験を文章にして、たくさんの人に読んでもらおう』と思い立つ。時代を読むセンスがあればブログを書いていたと思うのだが、スーパーアナログ人間ダイスケは、『そうだ、電車の中で読んでもらおう♫』と、書いた旅日記を印刷し、駅で配るという行動に出る。『アジア1人旅、旅日記を書いています。よろしければ読んでみてください!!』と駅前で声を張り上げ、4年という期間(旅は1年ちょっとなのに)をかけ、意地で書ききった当時の自分を、僕は今、、、あまり思い出したくない(笑)

【 過去記事はこちら 】

1st Try 〜 4th Try 

5th Try 〜 8th Try

9th Try 〜 12th Try 

13rd Try 〜 16th Try

17th Try 〜 20th Try 

21st Try 〜 24th Try

25th Try 〜 28th Try 

・29th Try 〜 32nd Try

33rd Try 〜 36th Try

37th Try 〜 40th Try

41st Try 〜 44th Try

 

 

45th Try

 

ちょ、ちょ、ちょっ!? 

痛った!?

 

 

中国広西チワン族自治区桂林の田舎町興坪(シンピン)で、

まさかのアクシデントで木から落ち、

目の上と唇を縫い、前歯を1本折った俺。

 

なんとか治療を終え、バスを乗り継ぎ、

その後電車で22時間かけてここに辿り着いた。

 

中国四川省の省都、成都。

 

駅を出て5分後、

一つ目の横断歩道で、、、

 

ぷっ

 

 

原付にひかれました。

 

 

 

 

なにしてくれとるんじゃこるぁ~!!

 

と、もの凄い剣幕で怒鳴り散らすイメージはあったんだけど、

勇気が無くて、、、

 

自分にできる最高レベルのガンを飛ばした。

 

 

じ~っ!!

 

 

こっちはめちゃくちゃ真剣に怒ってるのに、

何故か周りが笑ってる。

 

俺をひいた奴までフルフェイスのメットをわざわざ上げて、

ニヤニヤしてやがる。

 

てめぇら、俺のアフロがそんなにおもしれぇか?

それとも前歯か? 両方か? 

あんまりナメてっと、、、

 

 

、、、気まずいので逃げました。

 

 

ひかれ逃げ、、、

 

 

 

俺もっと格好良い感じの

旅人になりたいんですけど、、、。

 

 

 

原付にひかれておきながら、

痛いところ一つ無い俺の身体、、、

 

かあちゃん、頑丈に生んでくれてありがとう

 

 

俺が向かおうとしている、

当てのある宿へは地図によるとほとんど一本道。

 

が、、、1時間経っても、、、

 

え~っと、、、 

あれ? ここどこ?

 

 

かあちゃん、方向感覚もいい感じに生んで欲しかったなぁ、、、

 

 

 

迷いに迷いに迷いに迷い、

雨が降り出し、、、

 

 

ギブ!!

 

 

うん、もう無理。 

どこか全っ然わかんねぇ!!

 

めんどくせ、他の宿でいいべ!!

 

さ~て、どこ行くかな、、、。

 

 

、、、。

 

、、、。

 

、、、。

 

、、、、、、、      

 

 

 

ギブ!!

 

 

他のところとかもっと無理だし。

 

つ~か、ここどこだよ!!

あ~、もう!!

俺はどうすりゃいいんだよっ!!

 

 

 

当ても無く歩いていると、

雨宿りのできそうなタバコ屋を見つけた。

 

 

「ニーハオ。おっちゃん ○○青年旅社、在那里?」

(当てにしてる宿、どこ?)

 

 

びしょ濡れになりながら、

店でダルそうにしているおっちゃんにダルそうに聞いた。

 

もう、やっつけですよ。

どうにでもなりやがれこのやろう!!

 

 

ダルそうに指を指すおっちゃん、、、。

 

適当すぎるだろうが。

もっとちゃんと教えろよ!!

 

あ~むかつく!! 

寒みぃ!!

 

 

「はい、謝謝」

分かった振りして、形だけのお礼を言って、

もうめんどくせぇから勝手に雨宿りすることにした。

 

はぁ、、、どうすっかな、、、

 

「尾間絵蛇嗎打加羅度津加医毛~」

 

おっちゃんが相変わらず

ダルそうに指を指しながらなんか言ってる。

 

うるせぇ~な~、ちょっとくらい休ませろよ。

 

イライラMAXで指の先を見ると、、、

 

、、、。

 

、、、。

 

 

!?

 

 

「○○青年旅社」

 

 

地味だけど、確かにそう書いてある看板が、、、

 

 

 

 

 

おっちゃ~ん♥♥♥

 

本っ当おっちゃん最高!!

一目見た時から良い人オーラ出まくりだったもん。

俺に気を使わせない気楽な対応とか、

ピンポイントで指してくれる指とか、、、

 

 

「おっちゃん、、、俺、なんか、、、

あの、ごめ、、、我要香咽(タバコ下さい)」

 

 

 

タバコを2箱買い、

○○青年旅社に無事チェックインした。

 

 

チェックインの手続きをしていると、

俺のすぐ後に大きなバックパックを

背負った旅行者さんがやってきた。

 

肌は真っ黒で、超旅人って感じの格好良い日本人のお兄さん。

 

 

話しかけなければ!!

俺の野望の為にも!!

 

 

 

俺が成都に来た一番の目的、

野望はビザの延長!

 

 

木から落ちて入院なんかしてっから、

せっかく2ヶ月もビザ取ったのに、

期限まであと10日くらいしか無い。

 

ここで1ヶ月延長して、中国を堪能するんじゃぁ~!!

 

 

でも俺、ビザの延長の仕方とかわからないじゃん?

教えてもらわないと無理じゃん?

日本人に教えてもらうのが一番じゃん?

 

今チャンスじゃん!!

 

 

 

 

「こんにちは~!! 

 え~っと、あの、、、どこから来たんですか?」

 

「あ、こんにちは。 カンゼイの方から来ました。」

 

「カンゼイって?」

 

「四川省のチベットエリアを中心にまわってました。」

 

 

 

カンゼイ? 

四川省のチベットエリア?

 

 

だめだ、この人レベル高すぎ。

ちょっと何言ってっかわかんねぇ。

 

 

まぁ、俺中国の地名とか言われても

北京と上海くらいしか知らないもんな。

 

 

 

 

この旅人さんは、この後すごい仲良くしてくれて、

後から聞いたんだけど、、、

 

 

「初めて会った時は、『でた~、やばい奴』って思った。」

 

って(笑)

 

 

突然話しかけてくる前歯が無いアフロ、、、

 

 

確かに

 

 

 

でも、、、

この人との出会いが俺を導くことになる

 

 

秘境に

 

 

 

 

たぶん。

 

 

 

 

この宿には予想通り、たくさんの日本人が泊まっていた。

もう最高。超楽。

 

いろんな日本人と仲良くなり、

そのおかげで余裕ができ、

たくさんの外国人とも仲良くなることができた。

 

 

この時は、ちょうどゴールデンウィークで

中国人さんが大移動をする時期。

 

世界一の人口を誇る中国人さんが大移動しちゃうんだからね~、

交通機関のチケットも取り辛いし、、、

 

そもそもこの先どこに行けばいいのかわかんねぇし、、、

 

よし、GOLDEN WEEKは、ここで毎日飲むDAY!!

 

 

 

 

俺が泊まる事になったのは、

8人部屋(たしか)のドミトリー。まぁ大部屋だよね。

 

なんかね~、

宿の人がわざとそうしてんのかわかんねぇけど、

みんな日本人だった。

 

部屋にいると海外にいる感じがしねぇな。

まぁ、みんな旅人だからきったねぇ奴ばっかだったけどね。

 

うるせぇ、俺筆頭じゃねぇし!!

 

 

おかげで色んな日本人からビザの事教えてもらってさ、

なんとか申請してきたよ。

 

意外と余裕だったね。  

 

楽勝!!

 

 

 

 

もう一人ビザ延長する人がいたから

着いて行った(笑)

 

 

 

「金魚の糞作戦」ってマジで超使えるわ~。

 

 

 

 

なんかここで会う人たちみんなLevel高っけぇ。

 

っつ~か俺Level断トツ低きぃ。

 

 

 

ちょっくら上げていくかな。

格好良い感じの旅人になりてぇからさ。

 

 

 

 

つづく 

(この時の成都は、大地震の1年前です。)

 

 

 

 

46th Try

ウィッ、あ~、ど~も~、

んふふぃっく、、、いやぁ~、酔ってないっすよ~。

 

あ~、たのし~。

ん~? ここ? 成都ですぅ。 

せ・い・と ほほほ。

 

中国だよぉ~。

四川省だよぉ~。

麻婆豆腐だよぉぉ~。

 

山椒が粒のまま入っててさ~、

舌がもう、、、 びりびりびり~!!  

 

ぷぷぷ

 

なんか、、、

ウイィッ、すいませんねぇ、

一人だけ気持ちよくなっちゃってへへ

 

 

えぇ、飲んでますよ。

 

2007年

GOLDEN WEEKは

毎日飲んDAYますよ!!

 

 

 

 

あれ? 

行空けたら酔いが冷めた。

だからシラフに戻ります。

 

は?

酔っ払ってる感じで書くのがめんどくせぇからじゃねぇ~し!!

 

 

ここってさ~、なんかチベットを目指す旅行者が多いの。

チベットってさ~、世界の屋根とか言われちゃってるんだよ。

屋根だよ?屋根。

 

標高4000mとか5000mなんて当たり前らしいのよ。

そんなとこ目指すとかさ~、頭おかしくねぇ?

ちょっと格好良すぎでしょ?

 

そういうレベル高い感じとかって、マジ勘弁なんだよね~。

 

でも俺って負けず嫌いじゃん?

だから俺も目指さなきゃいけなくなるじゃん?

 

 

やだ~、恐ぇ~、行きたくねぇ~、

 

つ~か日本帰りてぇ~、、、

 

 

 

 

俺、チベット目指します(泣泣泣)

 

 

 

でもチベット行くっつったってさ~、

どうやって行くんだよ、、、

 

チベットってなんかいろいろ問題があるらしくて、

入境が制限されてるらしいの。

 

ラサって言う首都?省都?

まで飛行機で行く分には平気らしいんだけど、

陸路での入境は難しいみたいなんよ。

 

許可証があればいいらしいけど、許可が下りないんだって。

 

中国と元独立国家のチベットとの問題がややこしいんだってさ。

 

う~ん、どうすっかな~

 

 

「あの、すいません、

 みんなチベットってどうやって行くつもりっすか?」

 

 

 

「俺は北の方からトラックをヒッチして行くよ」

 

 

ヒッチハイク? 

標高4000m超えを?

 

「へぇ~。」 

 

 

 

無理。却下!!

 

 

途中で降ろされたら地上より天国の方が近いじゃんか、、、。

 

 

 

 

 

「俺達はシャングリラっていう街から闇バスで行くよ」

 

 

「闇バス?」

 

「うん、まぁ不法のバスで隠れて無理やり行く感じかな。」

 

「へぇ~。」

 

 

夢でKiss Kiss Kiss♪ Kiss Kiss Kiss♪

どこへもどこまでも~♪♪

 

「よ~し、闇バスで行こ~!!」

 

 

ってなるかっ!! 却下!!

 

 

不法って、、、

無理やりって、、、

 

見つかると、罰金払わされる上に、バスごと戻されるらしいよ。

乗ってる他の中国人さんのお客さんとか超迷惑じゃんね。

 

確実にボコボコにされんじゃん。

 

 

 

「俺はチャリで。」

 

 

「へぇ~。 、、、。」

 

どうぞご勝手に、、、

 

 

 

何? チベットって何なの?

みんなアニメの主人公みたいな事ばっか言いやがって。

 

お前等はルフィか!?

 

 

マジ俺、来る場所間違えた~、、、

 

 

こっちは

バリバリ実写版の脇役なんだよ!!

 

 

 

 

 

一番現実味があるのが、最近開通したらしい電車で行く方法。

 

でも、

「情報が無いから、行けるかどうかはわかんないけどね。」

だって、、、。

 

 

 

マジ何なんだよ~、

マジなんで俺チベット目指すモードになっちゃったんだろ?

 

みんなが意気揚々とチベットを目指しているのに、

どの道も選べない自分に苛立ちを感じ出した。

 

みんなは心からチベットに行きたいから、

「チベットに行く手段があるなら、意地でも行ってやる」

っていう強い気持ちなのに、

俺はチベットの事なんて何も知らねぇし、、、

 

 

あ~!!

俺はどうすりゃいいんだーーー!!

 

 

 

そんな時、事件が起こった。

それは俺が居る成都の宿でも大ニュースだった。

 

チベット、エベレストベースキャンプで

アメリカ人がフリーチベット運動。

それにより、チベット入境制限厳しくなる。

外国人の立ち入りほぼ不可能。 

 

 

みんな愕然としていた。

「なんでこのタイミングなんだよ~!!怒」

 

ただでさえ陸路の入境が困難な中、

そのニュースは衝撃的なものだった。

 

 

みんなが今後の旅程を悩んでいる中、

この宿にチェックインする時に出会った

旅人のDハイさんは気持ち良い事を言っていた。

 

 

「今回は拒まれたなぁ~、モンゴルでも行ってみるかな。」

 

 

 

格好良い、、、

 

 

 

 

あぁ~、拒まれた~。

残念だな~。チベットは先送りだぁ~。

 

 

 

はぁ? ラッキーとか思って無ぇし。

行けないんだからしょうがないじゃん!!

 

 

よし、行き先変更~!!

 

 

 

Dハイさんは様々な秘境を見てきた人だった。

チベットに行けなくて安心してる風だった俺も、

そんなDハイさんに大きく影響され、秘境を目指す事を決意した。

 

 

母さん、俺も目指します。

アニメの主人公!!

 

 

 

Dハイさんに教えてもらい、

俺が目指すことにしたのは、、、 

 

亜丁(ヤーディン)

 

Dハイさんによると、

ここはまだ旅行者にもあまり知られていない秘境で、

「本当のシャングリラ」 と呼ばれているらしい。

 

 

 

しかも、そこから7日間かけて歩くと、

中国雲南省の有名な湖、濾沽湖(ルーグーフー)ってのに着くらしい。

 

このルートは、Dハイさんでもやった事はなく、

達成したら自慢出来る事間違い無し、らしい。

 

 

熱い!

熱すぎる!

格好良すぎる!!

 

 

「本当のシャングリラ」 とか意味わかんねぇけど、

名前格好良いし、なんかきっとすごいところなんじゃない?

 

しかも「本当の」でしょ?

闇バスの出発地点は「偽物」ってことでしょ?

やっぱ「本当」とか「限定」は逃せないっしょ!!

 

 

 

よっしゃぁ~!!亜丁いくぞぉ~!!!

 

 

 

Dハイさんが持っている全ての情報を、

ウザすぎるほどに細かく聞き出し、全てをノートに書き込んだ。

 

 

これで準備は整った。

ウソップ卒業!!

 

 

 

亜丁に行くために、まず目指すは康定(カンディン)という町。

ここの宿や、旨いラーメン屋の情報まで教えてもらった。

 

よっしゃぁ~行くぜ~!!

 

 

 

 

あ、その前にパンダに会いに行きます。

 

 

 

 

 

47th Try

ピーヒャラ♪ ピーヒャラ♪ 

プップ プリプ~リ♪♪

 

中国四川省都、成都の快適な宿で、

俺は毎日のように楽しくお酒を飲んでいた。

 

様々な旅人と熱い話で盛り上がり、

伝説話、珍体験など、酒の肴はいつになっても尽きることはなかった。

 

そう、そうして俺の腹は壊れた、、、

 

 

 

 

リ~ゲ~

 

 

別にたいした事じゃぁない。

飲みすぎで下痢なんて日本でも日常茶飯事だ。

 

 

山の達人おじいちゃん2人組と、

パンダ好きのお姉さんと深夜遅くまで盛り上がっていた俺は、

いつものように気持ち良くなって部屋に戻った。

 

俺が泊まっている2階の

8人部屋のドミトリー(大部屋)の連中はもう寝静まっている。

 

 

できるだけ音を立てないよう慎重に部屋に入り、

奥の2段ベッドの上にある俺の居場所に戻った。

 

「今日もよく寝れそうだ」

 

そう思いながら歯ブラシを持ち、

部屋の隅にある流しに行き、歯を磨く。

 

歯を磨いていると、腹がギュルッてきた俺は、

歯磨きを早々に切り上げ、すぐ横のトイレに入った。

 

 

ピーヒャラ♪ ピーヒャラ♪ 

プップ プリプ~リ♪♪

 

 

腹もスッキリし、

最高に気持ちいい気分で再びベッドに上がろうとすると、、、

 

 

隣のベッド:「だいすけくん、、、ぷ、大丈夫、、、ぷぷぷは」

 

俺:「あ、大丈夫っす(恥)」

 

ベッドの下:「絶対大丈夫な音じゃないっしょ!!あははは!!」

 

 

 

、、、音丸聞こえ。

部屋中大爆笑、、、

 

 

そう、確かに寝ていた筈のみんなを、

俺は起こしてしまった、、、

 

 

部屋中に響き渡った

ファンキーなリ~ゲ~ロックで

 

 

 

まさか俺のリ~ゲ~が目覚まし機能を持っているなんて、、、

 

この日から俺は部屋の外にある1階のトイレの常連になった。

 

 

 

これだから大部屋は危険だぜ、、、

 

 

 

早朝、みんなが寝静まる中、

1階のトイレを済まし、俺は荷物をまとめていた。

 

俺はこれから彼らに会いに行く。

 

この旅が始まるとき、

まさか彼らに会いに行く事になろうとは思いもしなかった。

 

 

チベットに行くことを決心しながら、

様々な理由でチベットに拒まれた俺を、彼らは呼んでいた。

 

 

 

 

 

パンダ!!

 

 

昨晩一緒に飲んだパンダ好きのお姉さんが誘ってくれて、

一緒に行かせてもらう事になったんよ。

 

なんかこのお姉さん、

以前来た時にパンダの名付け親になったらしくて、

車チャーター(貸しきって)して子供に会いに行くんだってさ~。

 

 

目指すは、世界で唯一野生のパンダが住んでいると言われている?

「臥龍」のパンダ研究所。

(現在は、四川省大地震の影響により移動したみたい。)

 

 

迎えに来た4WDに乗り込み、いざ「臥龍(がりゅう?)」へ出発。

 

 

都会の成都を走りぬけ、山道に入ると、

そこには目を疑うような素晴らしい景色が広がっていた、、、

 

 

ような気がするんだけど、あんま覚えてないわ。

まぁ記憶なんてそんなもんでしょ。

 

 

っつ~ことでパンダ研究所到着~!!

 

 

 

うおぉ~~!?

あっちに熊猫!!

こっちにパンダ!!

そこにもぱんだ~!!

 

 

 

パンダだけの動物園だ、、、感激!!

 

遊ぶ子パンダ、

笹食うおっさんパンダ、

寝パンダ、

 

パンダ風なおばちゃん、、、

 

 

 

 

パンダ

PANDA

ぱんだ

panda~~~~!!!

 

 

 

 

 

 

うん、飽きた、、、。

 

いや、いかん!!

せっかく連れて来てもらったのに

たかだか2~30分で飽きてどうする!?

 

 

飽きてない!! 

飽きてないぞ~

 

 

パンダ好きお姉さん

「見て見て、あの子パンダ超可愛い~♥♥♥」

 

「わぁ~♥♥♥あの子パンダ(を見てる娘)超かわいい~」

 

趣旨変更、、、。

 

 

 

閉館時間までパンダ(を見る娘)を堪能し、

近くの宿にチェックインした。

 

そう、飽きてる場合じゃねぇ。

俺はここに2泊3日もいるんだ、、、

 

 

 

 

その夜、近くの広場でお祭りが開かれていた。

どうやら若者の為のお祭りらしい。

 

何故か真ん中にはヤギの丸焼き、、、グロテスク、、、

 

そのヤギを囲むように円ができ、

多くの人たちが盆踊り激しいverを踊っていた。

 

 

お姉さん「踊ってくれば?」   

 

俺「いや、いいっす(笑)」

 

 

 

 

5分後、

 

 

俺は最前列で弾けていた。

 

 

 

た~のし~!!

 

クライマックスに近づくにつれ、曲の激しさが増していく。

みんなで手を繋ぎ、ステップを踏み、踊りまくる。

 

俺の両手にはめっちゃかわいい女の子。

踊りながら視線が合うたびに向けてくる笑顔がまぶしい。

 

でも、、、

 

普段から下げてはいてるズボンが、

激しく踊るたびに下がってくる。

 

やばい、脱げる!?

でもこの手だけは離したくない!!

 

 

 

必殺!! 

超がに股で踊る作戦!!

 

 

残念ながら、

足を交差する踊りにはこの作戦は通用しなかった。

 

 

ズボンは見事に膝まで落ち、

俺の勝負じゃないパンツがあらわに、、、

 

 

 

パンダ、、、 

 

パンツ、、、

 

 

 

 

最後にヤギを食いました。 

 

メ~(泣)

 

 

 

翌日、

研究所のパンダに全く興味を惹かれなくなった俺は、

研究所には向かわず、歩いて山に散策に行った。

 

やっぱり目指すはね~、、、

 

 

野生パンダ!!

 

 

 

 

 

 

全くいないね。

いる気配すらないね。

ただの長時間散歩でした。

 

「あれ? 今何か動いた???」

 

みたいな事すらないもんね。

 

 

2日目の収穫は、、、

 

野グソをすると

ケツの間に吹き抜ける風が最高に気持ちいいって事

 

だけかな。

 

 

でもマジで野グソ中にハチが飛んでくるとビビるぜ(笑)

そこだけは、、、

 

 

 

 

 

 

 

3日目、、、

マジ何にも覚えてないんですけど、、、

日記によるとパンダを見て成都に帰ってきたらしいけどね、、、

 

完璧忘れた。

 

まぁ帰って来て飲んだんじゃない?

 

 

 

 

あぁ~

マジ忘れられない経験ができたぜ!!

 

 

 

 

さぁ、交通機関を使い辛いゴールデンウィークも終わることだし、

残り少なかったビザの延長もできたし、

ぼちぼち「秘境」に向かいますか。

 

 

さぁ、格好良い旅人になっちゃうぞ~!!

 

 

 

ん?

山の達人おじいちゃん明日出発?どこ?

 

あ、そう。

偶然だなぁ。

 

 

実は俺も行くんですよ~。

じゃぁ、一緒に。

 

ラッキー!!

 

 

 

つづく、、、  

 

格好悪いまま???

 

 

 

 

48th Try

中国四川省都の成都で、

ゴールデンウィークを理由に毎日飲み明かしていた私、

ひらただいすけ。

 

俺はカッコイイ奴になりたいんだ。

 

だからこの旅も格好良くしたい。

ここ成都での出会いで格好良くなる為の一つの道が見えた。

 

秘境を目指す!!

 

俺は今から康定(カンディン)という町に行く。

この町は今から目指す標高4000m超えの秘境、

亜丁(ヤーディン)に行く為に通過する、標高2500m位の町。

 

 

俺はね、一人で行くつもりだったんだよ、、、

だけどさ~

 

たまたまね、

成都で仲良くなった山の達人おじいちゃん2人組も、

同じタイミングで康定に行くっていうからさ~、付いて行っ、、、

 

一緒に行く事になったの。うん。

 

 

いや、たまたまよ、偶然。

連れて行ってもらうなんてね~、そんなこと、、、

 

つ~か、そんなんどっちでもいいじゃん!!

 

 

 

バスステーションまでは達人が捕まえてくれたタクシーにタダ乗り。

バスステーションでは達人がチケットを買ってきてくれた。

 

達人に乗るバスまで案内してもらい、

達人たちの隣に座った。

 

そして眠ること数時間、、、

康定到着、、、

 

 

おじいちゃんありがとう、、、

 

 

って俺は孫か!?

 

 

 

ここ康定までスーパー他力本願で来てしまった、、、。

 

 

 

達人:「ひらた君、君は宿はどうしますか?

    我々は適当に安い所を探しますけど 」

 

俺:「僕は成都で教えてもらった所があるんで、

   そこに行ってみようと思います。 」

 

達人:「あ~そうですか、それじゃぁ、、、我々もご一緒して宜しいですか?」

 

 

 

あれ? 

何この展開。

 

俺、、、頼られちゃってるんじゃないの、これ?

 

どうしようかな~、

連れて行ってあげようかなぁ~、

俺優しいしなぁ~

 

 

「うん、全然構わないっすよ。ご案内しましょう!!」

 

 

 

必殺上から目線炸裂、、、

 

超気もちぃぃ~

 

 

 

地図を頼りに二人を案内する。

この地図の感じだと15分もありゃ着くだろ。

 

 

「ひらた君、どんな感じの宿なんですか?」

 

「なんかチベット風のいい感じなとこらしいっすよ。」(メモによると、、、)

 

「それは期待できますねぇ」 

 

 

そんな話をしたり、

町の雰囲気を楽しみながら歩いていく。

 

歩きながらも俺は感謝の気持ちを忘れない。

 

Dハイさん、マジありがと~ (46th Try)

 

 

 

 

30分後、、、

 

「ひらた君、、、まだですかね~??? もう30分くらい歩いてますけど、、、 」

 

「え? あ、え~っと、あの、今、ここだから、、、

   たぶんもう少し、、、です。はい。 」

 

 

ちょっと、なんなんだよこの地図、、、

縮尺あってねぇだろ絶対!! 

 

全っ然、着かねぇじゃねぇか、、、

 

 

ん!? 

あら、 やべっ、、、

 

 

「あ、すいません、、、

 ちょっと通り過ぎちゃったみたいっす、、、ハハハ~、、、 」

 

 

うぉ~、大失敗だぁ、、、

 

 

 

10分後、、、

 

え~っと、この大通りがあって、

ここにスーパーがあるってことは、、、

 

 

ん!? 

 

あら、、、 

あららら、、、 

う~ん、やべぇな、、、

 

 

「あの~、大変申し上げにくいのですが、、、

 その~、なんというか、、、

 今ここで、ここが宿なんで、、、

 さっきの道であってたみたいです、、、。 」

 

「 、、、ハイ。 」

 

 

「本当すいません、

 たぶんもうわかったので、、、ははは、あ、

 しかし体力ありますね~、

 その重い荷物でねぇ、 スーパーマンだ!!! 」  

 

 

必殺ごますり炸裂、、、

 

 

超気まじぃぃ~

 

 

 

出発から約1時間、

なんとか目的の宿に到着。

 

地図とかマジ当てになんねぇ。

 

 

俺はドミトリー(大部屋)、

達人たちはツインルーム(2人部屋)にチェックインした。

 

 

「いやぁ、なかなか良い雰囲気ですねぇ。

 歩いた甲斐がありましたよ。

 ひらた君が良ければ、少し休んで夜にでも、お話しながら一杯やりましょう。」

 

「はい、是非是非。それじゃぁ、また後で、、、。」

 

 

 

 

 

良かったぁぁぁあ!!

 

 

 

 

さて、夜までまだ時間もあるし、シャワーでも浴びるか。

 

 

 

はぁ~、、、気持ちいい。

 

 

やっぱ標高が高いだけあって寒みぃからなぁ~

お湯シャワー最高。

 

 

 

ゴシゴシ、ゴシゴシ、

相変わらずアフロは洗い応え抜群だぜ、、、

 

 

うっし、流すべ。

 

 

ジャァー、、、

 

 

、、、。

 

 

、、、あれ? 

お湯が出ないぞ、、、。

 

 

 

はぁあ?

無理だから!!

この寒い中で、水は絶対無理だから!!

 

 

 

 

よし、、、出よう。

 

 

 

うわぁぁぁ!!

頭が泡だらけじゃぁ~~!!

 

 

 

 

水、浴びざるをえねぇじゃねぇか、、、

 

 

よっしゃ、こるぁ!!

俺も男だ!! やったろうじゃねぇか、、、

 

 

 

ちょ、ちょっと待って、、、 

ひ、ひ、ふぅ~。

 

 

せ~、のっ!!

 

 

はうっ!?ぬぉおおお!!んぐぁぁぁあああ!!あぁぁぁぁ、さむいさむいさむいあぁぁぁわあわわわ、死ぬ死ぬぅ~~~

 

 

 

 

、、、お湯が出るの使い始めだけとかさ~、

マジ勘弁して下さいよ~。

 

 

 

 

夜、

達人の部屋にお邪魔し、

中国の酒をお湯割りにして飲みながら話をした。

 

 

はぁ、、、やっと暖まったぁ、、、

 

「ひらた君、ミニヤコンガって知ってますか?

 標高7556mの山なんですけどね、

 

 それを一番いい所から見たいと思いましてねぇ、

 我々はトレッキングに行こうと思ってるんですよ。

 

 おそらく5日間か6日間ほどね、歩くんですけどね、、、」

 

 

「へぇ~。」

(話長ぇなぁ、、、しかしこの人達マジでスーパーじいちゃんだな。)

 

 

「それでねぇ、馬を借りて、

 馬方もみつけにゃならんしね、

 

 まぁ明日にでもちょっと情報集めに

 行こうと思っているんですよ。

 

 よかったら一緒に行きませんか? 」

 

 

「へぇ~。

 よく分かんないけど、なんかすごそうですねぇ、、、

 

 へ? 

 今なんて?? 

 一緒に? 

 山に? 

 

 いや、そりゃ行ってみたい気はしますけど、、、

 

 山とか登った事無いし、、、

 装備とかも何も知らないし、、、  」

 

 

達人会議開始

 

テントは2人用だけど、3人入れるでしょ、、、

寝袋はレンタルして、、、うん。

 

 

「大丈夫ですよ。」     

 

 

軽っ!?

 

 

「マジっすか!?

 じゃぁ、お言葉に甘えて、、、。 」

 

 

 

やべぇ、、、

超ファンキーじゃねぇか。

 

 

 

キタキタキターーーッ!!

 

 

 

 

つづく

 

 

 

この記事をかいた人

ダイスケ

クロスロードのなんでもおじさん。クロスロード愛が強すぎてボランティアスタッフとして居座っている。 書道家という一面も持ち、世界の路上で2万人を超える人たちに日本語でお名前を書き、プレゼントしてきた。好きな言葉は迷ったらGO。