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我が子を起業家に育てる具体的な方法とは?|子供の心に火を灯そう

こんにちは~!

岡本家のタクとミユです。

 

今回はジュニアビジネス留学や、その他にも近藤さんが手がけられているビジネスについていろいろお話を伺っていきたいと思います。その中で近藤さんのキャリアについてもお話を伺っていきたいと思います。

 

※動画でご覧になりたいかたは、こちらをどうぞ

 

自己紹介

 

 

タク「それでは近藤さん自己紹介をお願いします。」

 

近藤さん「改めましてHANA’SAKADEMIA近藤英恵と申します。私は10年以上海外留学事業に携わりまして、フィリピンでの学校設立運営と3000人以上の留学サポートを経て2021年に独立・起業をしました。

 

私自身の息子が中学2年生の時に起業して息子の授業を支えてきた経験や、私の兄が地元の埼玉県深谷市で市議会議員をしていて地方創生に取り組んでいるところから、ビジネス×地方創生に特化した形で、ジュニアビジネス留学という新しいプログラムを現在展開しております。」

 

キャリアについて

 

 

タク「多方面で活躍の近藤さんですが、どのような形で子育てをしながらフィリピンで生活をしながらキャリアが築かれたのか、簡単に流れを説明していただけますか?」

 

近藤さん「大学を卒業して、新卒で就職したのは株式会社NOVAの正社員で、それよりもう少し前までさかのぼると高校・大学時代に5カ国短期留学の経験があります。なので、留学や英語などの語学が好きで、そのようなことを頑張りたいという人たちをサポート・応援をするような仕事をしたくて入社したのがNOVAでした。

 

NOVAは結構ゴリゴリの営業会社でして、ほぼ毎日終電で帰るみたいな働き方をしていました。この仕事で子育てと両立はできないなと判断で、一度退職をして、専業主婦に8年ぐらいになりました。」

 

親子ホームステイ

 

 

タク「その間にセブ留学もしてる感じでしたっけ?」

 

近藤さん「そこからの留学ですね。どうしても兄弟が欲しいなと思っていたのですが、なかなか授からなくて不妊治療とかもしていました。そういう期間が長くなってしまって上の子と下の子が5歳離れてしまったんです。専業主婦時代ですが、下の子が生まれてからアメリカの家庭に直接交渉をしてほぼ無料の親子アメリカホームステイに行かせてもらったというところが子連れでの初海外でした。

 

当時、下の子が1歳で上の子が6歳で初めてアメリカに行って、私自身、高校生や大学生の頃に短期ですが5カ国留学経験があるので、留学経験を通して得られる学びや、気づき、世界や視野の広がりなど得られる価値を痛感してきた人間なので、子供にもそういう経験を早いうちからさせたいと思っていたんですね。

 

 

アメリカに行ってすごく良かったのですが、何もかも物価が高いと。経済的に長期で移住するのは難しいという中で、もっと長期で行けるところはないかと探しまして、英語圏で英語教育ができるところで、かつ経済の問題・治安・医療などいろいろなところが気になったので、全部データを比較していた中で、フィリピンのセブが私の中では1番バランスが良くて、ここだ!となりました。」

 

セブへの移住

 

 

近藤さん「下の子2歳の上の子7歳の時にセブ島に親子留学をまず初めの2ヶ月間行って、移住しちゃおうと思ってたんですね。だから移住ありきで渡航したのですが、途上国に行ったのが初めてで。それまでは5カ国といっても、オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・アメリカ・マレーシアに自分1人で行っていて、どんな環境でもやっていけるだろうと思っていたんですが、子供2人連れてしかもまだ下の子は2歳ですし、当時まだ授乳中だったので、衛生面とか大丈夫かなといろいろ不安があるじゃないですか。

 

岡本さんご夫妻もたくさんのご相談を受けていると思うので、このような質問は思い浮かぶと思いますが、そのような不安を私も思っていました。まずは2ヶ月行ってみてダメだったら帰ろうと。子供たちがうまく順応ができて、自分もやっていけそうと思えたらそのまま移住しちゃおうと思ってフィリピンに飛びました。実際そのまま移住したという感じです。」

 

セブ島での生活と仕事

 

 

タク「留学して、語学学校に子供たちを入れて、近藤さんも英語を勉強して移住しましたと。お仕事はどんな感じだったんですか?」

 

近藤さん「私、全然貯金もない中で、フィリピンに移住する際に親に頭を下げて100万円借りてきました。最悪仕事が見つからなかったら100万円が尽きるまでフィリピンに入れるだけいて、できるだけいろんな経験を子供にさせたいというところとか、英語教育が当時渡航した目的でもあったので、ダメだったらそれで帰ろうという中ですごくご縁があって、子供を現地校に入れた翌月ぐらいに学校のオーナーさんに現地の語学学校で働かないかとお声をかけていただいたんですね。

 

そこから現地就職をしまして、そこの学校で働いていろいろ実績を作っていた中で目をつけてくれたというか、新たに声をかけてくれた方がいて、新しい学校一緒に作らないかということで、フィリピン法人も設立・学校の立ち上げから携わらせていただいた流れになります。」

 

事業開始のきっかけ

 

 

タク「ありがとうございます。今ご自身で授業を立ち上げられていますが、そこはどういう流れだったんですか?」

 

近藤さん「今の授業を立ち上げたのは、きっかけはコロナです。セブで親子留学専門校を運営しながら、日本からセブだけではなくて、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど英語圏に留学に行きたいというお客様たちのサポートをする留学エージェントの仕事を両軸でやっていましたが、コロナのパンデミックで留学業界がかなり壊滅状態になった時期に、セブで運営していた学校は撤退せざるを得ない状況になりました。

 

それ以外の国もロックダウンした国も多くありましたし、それまでいただいていた留学の申し込みは全員キャンセルになりまして、会社自体としては何億円返金みたいな状況だったんですけれども、そして誰もいなくなったという状態になったんですよね。毎日返金対応やキャンセル対応をし続ける1年で。

 

それまでは留学の仕事は天職だと思っていて自分自身が留学によって人生が変わって自分もそうですし、子供もそうなんですけれども、すごく道が開けた人生が歩めたなという実感があるので、自分が素晴らしいと思う留学の魅力をたくさんの人に伝えたいし広めたいし、たくさんの方にもっと留学をしてほしいと世界に羽ばたいて外から日本も見て欲しいし、活躍してほしいという思いがすごく強くあって、本当に天職だと思いながら幸せだと思いながら働いていました。

 

それができなくなったときにかなり苦しい時期がありまして、無力感というか無価値感というか何も貢献ができなくなってしまった時にどうしたらいいんだろうと。留学は人生を変えるぐらいの大きい力を持っているものなので、そこに対する期待値も高いじゃないですか。お客様は仕事を辞めて全部整理して留学に行く準備をしていたのにパンデミックでいけなくなってしまった方もたくさんいらっしゃったじゃないですか。この怒りをどこにもぶつけることができなくて、誰も悪くないんですけど、感情の整理が追いつかなくて。

 

いろいろな苦しい思いを引き受けるというかぶつけてもらう立場にもあったので、すごく苦しい時期がありまして。そういった時期があったからこそ自分のことを振り返ったり、自分と向き合って人生について考えた結果、仕事や起業もそうなのですが、ただの手段でしかないなと本当に痛感しました。

 

 

私の思いというか、やりたい事は、親子留学とかジュニア留学がもともとずっと専門なのですが、私は女性なのでお母さんにすごく共感するんですね。いろいろな思いも共感するし、応援したいという気持ちもあるし、お母さんたちの自己実現のお手伝いをしたい子供たちの教育のお手伝いができること、子供たちが成長していく過程を見られることが、自分の人生のミッションみたいに思っていて、かつ仕事のやりがいに感じていました。それができなくなってしまったことに無力感を感じていたんですが、海外に行けなくなったから、全部ができないかと言ったら、そんなことなくて、手段を変えればいいだけだと思ったんです。

 

その当時はほぼ鎖国の状態だったので、海外に行けないという中で、国内留学という形で国内で同じように子供の教育・成長を全面バックアップができるような、そこに関われるようなプログラムを作ればいいじゃないかと考えて立ち上げたのがジュニアビジネス留学です。」

 

起業の不安はあった?

 

 

タク「なるほど、ちなみにそれは前の会社で作ったのか、会社を飛び出して自分で作ったのかどちらですか?」

 

近藤さん「会社を飛び出して自分で作りました。」

 

タク「その時何か不安とかはありませんでしたか?」

 

近藤さん「不安はあったと思いますが、そんなことを言ってたら多分私はフィリピンにも行かなかったし、人生の大きい決断に不安はつきものじゃないですか。未知のことに飛び込むとか、未知の土地もそうですが、未知の挑戦に飛び込む時はリスクを抱えながらなので、不安は誰もが絶対あると思います。でもそのようなことを言っていたら飛び込めないので、自分の不安は半分無視です。」

 

事業開始のタイミング

 

 

タク「息子さんのハルキくんが今20歳ですごくデザインで活躍されていて、ハルキくんの子育てというか、彼が羽ばたいていくところと、英恵さんの授業をスタートさせるタイミングはどのような感じだったんですか?」

 

近藤さん「息子が起業したのが14歳中学2年生の時で、私が起業したのが2021年3年前で息子は16歳の高校生でした。息子は起業してから3年経っているような感じですね。」

 

タク「先輩経営者ですね(笑)」

 

近藤さん「事業を少し拡大している中で、私も独立したときに以前勤めていた留学会社の社長とも話をして、円満に全面的に応援してもらった形で独立したんですけれども。この状況下でできることという風にきっと同じような思いで国内留学プログラムのイングリッシュキャンプinジャパンみたいなものを立ち上げた方が何人かいて、それを横目で見ていたわけですよ。結構申し込みが殺到していて需要があるなとみてたんですね。

 

私も作りたいなと思ったのですが、もうすでに何人かがやっているただのイングリッシュキャンプ、海外でできることをただ日本でやるっていうイングリッシュキャンプだと変わらないじゃないかと。差別化できないと思いまして。他者が持っていなくて、私が持っているレアな経験やノウハウって何があるんだろうと思った時に、息子が中二で起業していて、ジュニア起業の応援・支援・サポートの経験があることや、兄が市議会議員で地方創生に取り組んでいて、地方創生のいろんな話を聞きながら私も課題意識を持ってやっているというところで、それを掛け合わせる形でこれからの時代で求められるスキルを学べるビジネスのスキル・ノウハウも学べるようなキャンプにしたら需要があるのではないかと思って立ち上げました。」

 

今期のキャンプについて

 

 

タク「ありがとうございます!今2024年の11月なのですが、12月にもありますよね。」

 

近藤さん「2024年の12月26日から3泊4日、前泊も含めると25日からではあるのですが、第10期クリスマスキャンプを開催予定です。」

 

タク「ちなみに息子のユウマもキャンプに参加予定です。よろしくお願いします。」

 

近藤さん「全力で才能が開花するきっかけになるような場にできたらと思います。」

 

ミユ「火をつけてもらって、薪を焚べてもらって。」

 

タク「帰ってきたら、ボーボー燃えてる感じになってることを期待しています。」

 

キャンプ概要①学生起業家による直接指導

 

 

タク「近藤さんのジュニアキャンプについて詳しくお聞きしてもよろしいですか?」

 

近藤さん「ジュニアビジネス留学の大きな特徴が6つありますので、ぜひ紹介させてください。まず1つ目は学生起業家による直接指導になります。第一線で活躍している学生起業家たちがメンターとして4日間直接指導をします。時代がどんどん変化していく中で、最新のテクノロジーを使いこなして、新しいビジネスを創造する。デジタルネイティブの高校生・大学生起業家たちが授業または指導をして参ります。息子のハルキも入っておりまして、みんな実体験をもとに夢を実現する方法とか、アイディアを形にする方法とか、壁の乗り越え方などを授業で教えていく感じです。

 

参加の対象年齢が小学校3年生から中高生です。このぐらいの年頃の子供たちはゴールデンエイジと言われる位。吸収力が高くて、成長スピードもすごいじゃないですか。同時にすごくセンシティブで、言い換えれば反抗期の子供たちかなと思うんですね。歳がかなりかなり離れた大人の人が上から言う言葉や親が言う言葉はなかなか素直に受け取りにくい年齢かなと思います。ですが、少し年上のかっこいいお兄ちゃんやお姉ちゃんが、自分と同じくらいの年頃で起業して、すでに高校生でこんな実績があって、こんなふうに活躍してテレビまで出てる、そんなお兄ちゃんお姉ちゃんの言葉はすごく響くんですね。毎回とても前のめりにワークに取り組んでくれたり、目をキラキラ輝かせながら、授業を聞いてくれたりしているので、すごく実感しています。」

 

 

タク「ぜひうちの子に、こんなかっこいいお兄ちゃんお姉ちゃんもいるんだよと知って欲しいね。」

 

近藤さん「学生起業家による指導で、行動する勇気・成長マインドセットを身に付けていきたいと思ってます。」

 

ミユ「同じようにジュニアキャンプであっても、この世代の人が教えてくれるのはなかなかないじゃないですか。」

 

近藤さん「そうですよね。かつ起業していて、こんな実績があるという高校生・大学生起業家はまだまだ日本では少ないです。そんな学生起業家達と合宿なので、休み時間も授業の時間もずっと一緒に取り組みます。例えばテレビや番組などで見ると雲の上の存在みたいに思うじゃないですか。授業中はすごいかっこいいことを言います。大人が聞いていてもなるほどと思うような授業をしてくれますが、休み時間になると小中学生と一緒に遊んでます。ゲームをして寝転がっています。そんな感じで一緒に合宿を夜は遅くまで一緒に切磋琢磨したり、議論したり遊んだりする中で、すごく子供たちが良い意味で刺激を受けてできないところがあってもいいんだという感じで、自信を持ってくれたりするので、私もできるかもと思ってほしいです。」

 

キャンプ概要②探究学習・ワークショップ

 

 

近藤さん「2つ目は探究学習・ワークショップということで、小学校3・4年チーム、5・6年チーム、中学生・高校生チームみたいな形で、横割りの少人数グループでグループワークやミッションクリアゲームに取り組んでいきます。ワークショップは2つの狙いがあるのですが、1つ目は初日の緊張をほぐすことです。

 

毎回このキャンプに参加してくれるお子さんたちに大体1〜2割はリピーターさんがいますが、8〜9割は初めて参加する子供たちです。毎回様々な背景を持つ多様な子供たちが参加してくれていまして、日本国内でいうと北海道から沖縄までいろいろな土地のお子様もいますし、海外からも参加してくれたり、日本の国内であってもインターナショナルスクールに通っているお子様もいれば公立校に通っているお子様もいれば不登校で学校に行っていないお子様もいて、本当に様々な子たちが一堂に集結するので、緊張します。

 

子供たちだけで参加するのもありますし、初日はみんなガチガチだと思ってください。その緊張をいかに解きほぐすかがこのプログラムの醍醐味でもあるので、初めの方からミッションクリアゲームやアイスブレイクで、自然に友達同士と仲良くなれるような工夫をたくさんしています。

 

 

2つ目の狙いは、チームワークと協調性創造性を高めることです。各チームごとに担任メンターがつきますので、担任の学生評価と一緒にミッション達成に向かって取り組んでいく探求をしていくというワクワクのプログラムです。」

 

タク「うちの息子のユウマも溶け込めそうですかですかね?」

 

近藤さん「大丈夫です。今まで溶け込めなかった子はいないので、なんだかんだ初日はお父さんお母さんが恋しくなってホームシックになるというのは全然あるんですよ。でも担当のメンターが細やかに少人数制でサポートをしていますので、みんな乗り越えます。1日1日めちゃめちゃ成長しまして、最終日は帰りたくないと逆に泣くというのもよくある光景です。それぐらい成長するので、ぜひ見守って欲しいなと思います。

 

キャンプの間の子供たちの写真とか動画も、Facebookグループでリアルタイムで配信しますので、ぜひ今こんな表情でこんなふうに取り組んでるんだと見守りながら応援していただけたらと思います。」

 

タク「パパママは直接見ることはできないんですね。」

 

近藤さん「そうですね。写真や動画で応援していただきます。現場に来てしまうとホームシックが吐き放たれてしまうので、1歩外で見守っていただけたらと思います。」

 

キャンプ概要③ビジネスアイディア発掘ツアー

 

 

近藤さん「そして3つ目は、ビジネスアイディア発掘ツアー。今回の開催地でもある埼玉県深谷市出身の渋沢栄一さん。今年は1万円札になったということで、いろいろなメディアでも注目されていますが、日本代表する起業家ということで、明治維新の頃に500社今も残る大企業の数々を設立してきてその中でもインフラですよね。JR東日本、東京ガス東京電力、東京証券、取引所などのインフラの要となる会社を設立してきた近代日本経済の父です。渋沢栄一さんの起業家マインドを学べるようなツアーをご用意しています。

 

そういったツアーを通してビジネスアイディアを発掘していくということや、街探検ツアーもあります。深谷市の経営者さんをインタビューしていくというツアーを企画しています。用意されたものに乗っかる形ではなく、事前にチームごとに、どのような質問をしたら、経営者さんから形のヒントを引き出せるかをディスカッションをして、誰がどのような質問をするかと計画を立てます。

 

計画をもとにみんなで街に繰り出していくこの1連の過程を通して自主的にコミニケーションを取ることができます。チームごとに毎回リーダーを決めてもらい、役割分担をしながら一緒にチームワークを深めていきます。本当に一人一人が長所があって強みがあると思うので、その子の強みを生かした形でチームで絆を深めてもらいたいと思います。」

 

キャンプ概要④英語クラス&交流会

 

 

近藤さん「レベル別の少人数英語クラスで、学んだらすぐに実践ということで、アメリカ・オーストラリアの中高生と交流会を開催しています。英語に限らずですが、学校で学ぶ教科は学んで終わりだと何のために学んでいるのか、モチベーションが湧きにくい子も多いのではないかと思います。

 

学んだ表現をすぐに使ってみたら、今まで全く知らなかった価値観や文化を知ることができた、海外の同じくらいの年頃の中高生で起業している人たちの話が聞けた、みたいな体験をしてほしいと思っています。そういった体験をすることで学ぶことに対するモチベーションに火をつけたいと思いますし、海外の中高生起業家から体験談を直接聞けるというのも貴重な体験だと思います。」

 

タク「海外の方も子供たちの起業家なんですか?」

 

近藤さん「そうなんです。高校生起業家とオンラインでつないで交流会をしているのですが、アメリカ・オーストラリアと両方つなぐ時もあれば、どちらかの国ということもありますが、国によってこういう歌が流行っているとかいろいろ違うじゃないですか。日本とは全然違う。こんなルールがあるよとか、それを前提にして、こんなビジネス思いついたよみたいなところも考えつかなかったよな。イデアを聞くことができるすごく良い刺激になるんじゃないかなと思います。」

 

タク「一応ユウマはフィリピンセブ育ちでもあるから少し英語を使って活躍できるかな?してほしい!」

 

近藤さん「活躍する場ですね!」

 

キャンプ概要⑤法律講座

 

 

近藤さん「ジュニア起業や小中高生のための法律講座もご用意しております。法律についても教科書だけだと少し遠い話のように感じてしまうと思います。社会で生活する以上、法律に関係のない人はいないんですね。

 

少しの前の話ですが、学生さんが発信をしてしまった情報によって、企業さんに多大なる損害を与えてしまったそれによって賠償請求をされてしまったということがあったんですね。自分の身を守るためには知っておくべき情報とか知識があることを学んでいきたいと思います。」

 

タク「これは少し退屈かもしれないけど、みんなでケーススタディーを聴きながらだったら学んでくれるのではないかなと思います」

 

近藤さん「そうですね。この法律講座を担当してくださるママ弁護士の遠藤千尋先生は、ママかつ弁護士で教員免許も持っているんですよ。教育学の修士号も取っていて、教えるのがすごくうまいです。子供たちにわかりやすく教えてくれるというところもすごくこの講座の強みだと思っています。」

 

キャンプ概要⑥プレゼン資料作成・指導

 

 

近藤さん「6つ目は、プレゼン資料作成・指導です。少人数のチームごとに担任メンターがつくとお話をしましたが、担任メンターが個別指導で一人ひとりのビジネス案作成の過程の指導や考えたビジネスをプレゼンテーションに落とし込んで、さらにそれを発表の仕方まで丁寧に指導させていただきます。

 

毎回承認をするということを弊社ではすごく大事にしています。海外の小中高に通っているお子様や日本でもインターナショナルスクールに通っているお子様はプレゼン作成に慣れているお子様が多いんですね。練習させられてるなという感じを受けるんですが、日本の公立校に通っているお子様たちはプレゼンをやったことないですというお子様たちがとても多いんですね。やったことないと不安に感じますし、やったことがない初めの段階から苦手意識を持っている子が多いです。

 

小さい承認や成功体験の積み重ねで、自信の芽を伸ばしていくというところをすごく大事にしています。なので、結果的にたくさん褒められるのが嬉しくて、プレゼン作成が楽しかったという声もたくさん頂戴しています。このキャンプを通して成功体験をたくさん積み上げて欲しいなと思っています。

 

 

実際にこのキャンプでプレゼンテーションしてくれた一例がここにありますが、本当に素晴らしいビジネスがたくさん生まれています。特にこの地方創生というところで今回深谷市なんですが、特産物や課題をいろいろ学んでいく中で、あなただったらどうやって深谷市を活性化させますかという点で、子供たちの頭はすごく柔らかいので、大人が考えつかないような特に最新のツールを用いたドローンを使ってこんな授業をしたい、SNSを使ってこんなビジネスを展開したいなどいろいろなアイディアが出てきます。

 

そこに対して学生評価の講師がこれをこうしたら、もっといいんじゃないのとビジネスのアイディアを膨らませて、プレゼンテーションにきれいに整理していって、最終的に堂々と発表するという指導をさせていただいています。

 

ユウマくんがどんな発表をするのかも楽しみですね。」

 

タク「人前でプレゼンする事はないので、良い経験になると思います。」

 

ミユ「やったことのない資料まで作って承認をしてもらってというのがどれだけ彼を成長させてくれるのだろうと思うとワクワクします。」

 

ビジネス留学の魅力

 

 

近藤さん「私もワクワクします。毎回3泊4日で子供たちの成長を見ていると、1日1日ものすごく成長していく表情とか、初めに出てきたビジネスアイディアが2日目にこんな展開をしていて、3日目にはこんな資料になっていてという形で、4日間て短いようでこれだけ人を成長させてくれるんだとまざまざと毎回痛感しているので、毎回キャンプ前には次回のキャンプで子供たちがどれだけ成長してくれるかを思いを巡らせながら企画を進めています?私もワクワクしています。親御様と一緒にワクワクしながら子供たちのサポートをしたいと思います。楽しみです。

 

もう一つ、弊社のこだわりがありまして、子供たちの自己肯定感を高めるところです。なんでこだわりを持っているかといいますと、日本の子供たちの自己肯定感はすごく低いんですよね。私自身も長年課題意識を持っていまして、キャンプではプレゼンの優秀者だけではなく、参加者一人ひとりの個性を表彰しています。

 

なぜこの取り組みを始めたのかといいますと、私自身、子供2人を連れてセブに教育移住をしていた話を先ほどしましたが、子供たち2人をセブのモンテッソーリ教育の小学校に入れていた時にすごく感銘を受けたことがありまして。1学期2学期3学期の学期の修了式に全校生徒の個性の表彰式があったんですね。これって岡本さんのお子様の学校でもやられていますか?」

 

タク「うちも幼稚園はモンテッソーリに通っていたのでありました。」

 

 

近藤さん「うちの子供たちの幼稚園と小学校どちらもありまして、毎回全校生徒の一人ひとりの個性が表彰されている、かつ表彰されている内容が、例えば日本だったら問題児と言われてしまうようなわんぱくすぎて、先にじっと座っていられないお子様がモストアクティブアワードという賞を受賞したりとか何か1つの物差しで評価をされたら、ネガティブな評価をされるような事柄であっても、別の側面に光を当てると長者にもなり得るよねというのはすごく感じました。

 

どこから捉えるかによって物の見え方は変わるじゃないですか。多角的に物事を捉えられる力を持って欲しいと思いますし、個性はありのままで価値があるんだよとぜひ感じて欲しいなと思っていまして。子供たち一人一人全員のキラッと光る部分を講師メンタースタッフ一同で観察をさせていただいて、最終日に表彰しますので、こちらもぜひ楽しみにしてもらえたらと思います。」

 

競合他社との違い

 

 

近藤さん「もう一つだけサブポイントの紹介をさせていただきます。先ほど紹介した学生起業家講師による指導にもつながるんですが、このプログラムの立ち上げにあたって競合他社を調べました。まだまだ子供向けの企業家教育スクールは少ないなと思いました。いくつかありましたが、実績のある大人の方が既存のメソッドに則って教えるというスクールはありました。

 

でもこれだけ時代が急速に変化している中で、ツールもどんどん変わっている中で、最新のツールを用いて中学生高校生で起業している学生起業家が直接指導するスクールがなかったんですね。かつ小中高生の生徒に向かって君たちも起業しようと思ったら、できる時代だよと君たちもやりたかったら、やっちゃえよというスタンスで教えているスクールがなくて、ないのであれば作ろうというので、立ち上げたのがこのプログラムです。

 

競合他社であった起業家教育スクール、起業家の方の子供が実際に起業しているかというと、そういった講師を見つけることが難しかったんですね。実際に我が子が起業するといろいろなことがあります。いろいろなことも経験した上でサポートをしてきていて、今起業家教育スクールの講師を行っているという人がなかなかいなかったので、この点も弊社の差別化ポイントだと思っております。」

 

ミユ「我が子が中学生起業したママたちも講師に入ってくださるんですね。」

 

近藤さん「そうなんです。まぁそのうちの1人が私だったりするんですが、協力してくれているオーストラリア在住のママ講師も子供2人いて現地でビジネスを行っていたりと、メンター陣・スタッフ陣で運営しております。」

 

ミユ「私たちも裏でそういう人たちに会いたいです。」

 

近藤さん「ぜひぜひ!」

 

タク「うちの子供たちに火をつけてもらえると嬉しいです。」

 

熱意溢れるメンター陣

 

 

ミユ「メンターの方を選ぶにあたって、他に重要視しているポイントはありますか?」

 

近藤さん「まず面談をして学生起業家講師オーディションを開催したんですが、応募してくれた学生起業家たちにプレゼンをしてもらって、もちろん実績やスキルも大事ですが、どれだけ熱い思いで自分の経験とか子供たちに伝えたい日本を変えたいという思いがあるというところや、弊社の理念にも共感してくれるというところを大事にしています。

 

このキャンプの卒業生も既に数名メンターになっています。中学生の時にこのキャンプに参加をしてくれて、その後すごく活躍して高校生起業家メンターとして帰ってきてくれるこの循環をこれからももっと広げていきたいなと思っています。」

 

その他の事業について

 

 

タク「いつか我が子も教える側になれるようになってもらいたいね。ちなみに、ジュニアビジネス留学以外で近藤さんが行っている授業は何ですか?」

 

近藤さん「まずジュニアビジネス留学もオフラインキャンプからスタートをしたのですが、2021年にオフラインキャンプ夏休み冬休みキャンプとしてスタートしまして、昨年たくさんの卒業生からの声を受けて、キャンプが終わった後もオンラインでつながり続けられるプラットフォームが欲しいですとか、通年で学び続けられるような講座はありませんかと。いろいろなお声を受けまして、オンラインスクールを立ち上げたいと令和の虎に志をさせていただいて、完全オール達成したという流れがありまして、オンラインスクールもやっています。」

 

オンラインスクールについて

 

 

近藤さん「ジュニアビジネス留学オンラインという形でコースをご用意しております。オンラインでつながり続けながら動画教材と週1のズームクラスで少人数指導でサポートしています。総合的な力を身に付けていくという形です。」

 

キャンプとオンラインコースの違い

 

 

近藤さん「オフラインのキャンプは、親御さんと離れて、自立した生活かつ非日常体験を通して得られる気づきやスキルの習得、同世代の様々なバックグラウンドを持つ仲間との深い交流、課題解決を通した成長、オフラインならではの体験というところに価値があるかなと思っています。

 

対して、オンラインコースは通年、毎週世界の小中学生とつながり続けながら、インプットとアウトプットの繰り返しです。キャンプは3泊4日で終わってしまうのですが、それを繰り返してつながり続けていくことで、論理的思考力やコミュニケーション能力、それ以外の様々なスキルを専門的な学習を通してしっかりと伸ばしていくというのがオンラインコースの特徴です。」

 

タク「キャンプが終わった後も、セブでもオンラインで受講できるわけですもんね。」

 

近藤さん「おっしゃる通りです。世界中いろいろなところから、一時帰国したときにキャンプに参加してくれる。小中学生もいて、それぞれの居住地に帰ってしまうのでつながり続けられないというお声がもともとあったんですね。なのでこのオンラインコースを通じることで、世界のどこにいてもつながり続けながら学習を継続できるという場を作りたいと思い立ち上げました。」

 

海外留学のサポート

 

 

近藤さん「その他にやっていることは、コロナの規制が解除されて、海外留学も行けるようになったので、海外留学のお手伝いも再開しました。大好きなセブはもちろんですが、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、イギリス、英語圏はほぼご案内ができますので、通常の語学留学もご案内ができますし、語学留学だけではなくて進学のお手伝いもしています。出願をして、エッセイを書いて学生ビザを取得するようなトータルサポートもしています。」

 

タク「すごいね色々やってて。でもそんな近藤さんもご自身で起業されたのはパンデミックになってからですよね?」

 

近藤さん「そうですね。」

 

まとめ

 

 

近藤さん「子供たちの成長のステップを応援し続けることができたなとすごく思っていて、ジュニアビジネス留学のキャンプに3泊4日で参加してくれた生徒さんがその後海外留学がしたいと相談してくれて数名排出しているのですが、キャンプをステップにしてその後留学に行くとか、オンラインコースをしながら起業していくとか、どんどん活躍・成長していくお子様たちのサポートができたらすごく嬉しいなと思います。」

 

タク「素敵ですね。」

 

近藤さん「クロスロードに行きたいと言うお子様がいたら紹介させていただきますので、よろしくお願いします。」

 

タク「ありがとうございます。よろしくお願いします。ミユさん聞いてみてどうですか?」

 

ミユ「親のこっちがワクワクしてしまう。」

 

近藤さん「嬉しいです。ありがとうございます。」

 

タク「子供たちに火をつけて、その後のオンラインであったり、留学のステップなども行っているのが、次に次にと子供の成長につながるのはすごくいいなと思いました。ちなみに、うちのユウマもちゃんと正規の料金を支払うので、企業案件ではないので、生徒としてぜひよろしくお願いします。」

 

近藤さん「こちらこそよろしくお願いいたします。楽しみにしております。留学もそうなのですが、教育は子供に対する最大の投資だと思っていて、子供への投資はそれ以外のあらゆる投資に比べてリターンが大きいと思うんですよ。例えばうちの息子のハルキですが、どこで芽が出るか分からないから、いろいろな体験をさせたいと思って、いろんなキャンプに入れてきたんですけど、投資してきた結果、私の何倍以上も稼いでいるんです。

 

活躍をしてくれていて、親としては本当に嬉しい限りです。子供が生き生きのびのび本当にやりたいことに夢中になって取り組んでいて、結果的に収入がついてくるという話なんですけど、投資した額なんて本当に微々たるものだったと思うような活躍の仕方をしてくれているので、留学や教育のプログラムもそうですし、子供はすごいなと思います。何十倍何百倍にも成長してくれます。」

 

タク「その可能性を信じて、親も時間やお金も含めて使ってあげられるといいですよね。ありがとうございます!」

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