【フィリピン留学】親子でするならどこが良い?人気のセブ、マニラ、バギオを徹底比較 - フィリピン留学・セブ留学|英語学校 - CROSSxROAD
2024.05.05

【フィリピン留学】親子でするならどこが良い?人気のセブ、マニラ、バギオを徹底比較

こんにちは~!

岡本家のタクとミユです。

 

フィリピン留学を考えているけど、
親子留学に向いてるのはどこ?」
「治安や費用の違いって実際どう?」
と迷っていませんか?

 

今回は、フィリピン留学で人気の「セブ・マニラ・バギオ」を徹底比較していきます。

 

フィリピンの語学学校の8割〜9割が、この3都市に集中しているということで、この3つを挙げました。

 

特に6割程度の学校がセブ島に集中しているのが現状と考えています。

 

各都市の特徴をお伝えした上で、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしていきます。

 

個人的には、移動時間が長すぎるという理由でバギオへの留学は難しいかなと考えています。

 

また、治安面やアクティビティなど総合的に考えると、セブ島が1番かなというのが個人的な意見です。

 

みなさんがどういう風にお考えになるかはそれぞれだと思いますので、一緒に考えていければと思います。

 

※動画でご覧になりたいかたは、こちらをどうぞ

 

学校を選ぶ上でのポイント5つ

 

 

フィリピン留学で、学校を選ぶ時のポイントは、以下の5つです。

  1. 留学費用
  2. 気候
  3. 治安
  4. アクティビティ
  5. 日本からの移動時間

 

フィリピン留学のメリット

 

 

最近フィリピン留学自体が人気になってきていますが、メリットとして以下の10個が挙げられます。

 

  1. お手頃な価格で英語留学できる
  2. 質の高い英語教育を受けることができる
  3. フィリピン人の優しい人柄
  4. 日本から近く時差もほとんどない
  5. リゾート地でありアクティビティが豊富(セブ特有)
  6. 比較的安全な環境である
  7. 他の留学生と交流ができる
  8. 異文化体験ができる
  9. 温暖で安定した気候(セブ特有)
  10. コンパクトシティであり生活が便利(セブ特有)

 

各都市の紹介

 

マニラについて

 

 

マニラは、言わずと知れたフィリピンの首都でルソン島の中心的な都市です。マニラを含めた首都圏はメトロマニラと言われています。

 

マニラを中心とした17の行政地域が集合した場所を指します。首都なので、行政や政治、経済に関する主要なビル、ショッピングモールなども集まっており、フィリピンの中でも近代的な街です。

 

中心地から離れるとだいぶローカルのところも出てくるんですが、中心地はもう東京と変わらないくらいです。

 

先日、日本からマニラに2泊してこられた生徒さんも「これ六本木やん」とおっしゃっていました。

 

空港周辺やマカティはすごく大きなビルがニョキニョキ立ってるような近代的な都市になります。

 

発展中のマニラですが、中心地から出ると自然もたくさんありますが、都市自体が大きいので、移動するのはだいぶ大変という感じです。

 

日本からの直行便はたくさん飛んでいるので、直行便がたくさんあって行きやすいのはメリットの1つかと思います。あとは日系企業のオフィスもマニラに集中しています。

 

 

気候は、年間を通して26〜29℃と温暖で、1年中夏という感じです。セブ島など他の都市と比べると、6〜9月は降水量が260〜400mmと2倍近い雨が降ります。

 

雨の量は、雨季と乾季で全然違います。乾季はほとんど降らないですが、雨季はだいぶ降るのがマニラの特徴です。

 

マニラ留学のメリットは、やっぱりフィリピンの中心都市首都ということで活気があるのと、インフラが他の都市より整っているというところがあります。

 

あとは日本からの直行便もたくさんあることと、唯一フィリピンの中で電車が通ってる地域です。交通についても他の都市よりもだいぶ発展してるんじゃないかなと思います。

 

ただ、渋滞はセブの比較にならないくらいやばいです。地方から都市部に行くのはすごく大変です。

 

セブについて

 

 

セブ島は、フィリピン中部に位置する南北に長い島で、フィリピン第2位の経済都市です。

 

比較的ショッピングモールやカフェ、レストランなどは整っているんじゃないかなと考えています。

 

僕らが今住んでるのはセブなんですが、細長いセブ島と真ん中ら辺にあるマクタン島というところが中心になっていて、飛行機はこのマクタン島におります。空港がマクタン島にしかないので。

 

マクタン島にはリゾート地がかたまっていて、マクタン島とセブ島の中心のところが栄えてる場所になります。

 

セブ島はもちろんフィリピン人の方が中心に住んでいるんですが、リゾート地なので日本人をはじめとするアジアの方とか韓国の方とか欧米系の方もたくさん歩いていらっしゃいます。

 

 

メリットは、勉強と観光両方を楽しめるところです。お子さんを連れていらっしゃると、土日どこかに行きたいって思われるんじゃないでしょうか。そんな時もセブ島は観光に行きやすいです。

 

昨日もクロスロードの生徒さんたちを冒険的に地元の船に乗って隣の島に遊びに行ってました。

 

日系の語学学校が多く集まっているので、自分に合う学校を探しやすかったりとか、親子で留学されてるんだなっていう方に出会いやすいです。

 

 

あとはやっぱりリゾート地なので、リフレッシュにはすごくいい環境が整っていて、アイランドホッピングに行ったり、カオハガンやボホールに行ったり、ジンベイザメと泳いだりできるのは、すごく大きいメリットなのではと思います。

 

マニラほどではないかもしれないですが、日本食レストランやフレンチ、イタリアン、中華など、たくさんレストランがあるので、そういったところでも困ることはまずないんじゃないかなと思います。

 

子供連れってやっぱり移動がすごく大変だと思いますが、セブやマニラはタクシーが安いので、家から目的地まで全部タクシーで済ませてしまうことができます。

 

セブだとすごく距離が近いので、モールに行くのもちょっとGrab呼んでちょっと行くみたいなことがしやすいので、お子さん連れにとってはすごく楽な場所かなと思います。

 

 

やっぱりマニラと比べるとコンパクトシティというところがあるので、それはすごくいいところでもありますね。

 

セブ島の気候については、1年中温暖な気候になります。マニラと比べると、もちろん雨季の方がたくさん雨が降りますが、乾季と比べてそこまで降るっていう感じではないですね。

 

今ちょうどセブ島は、雨季になるんですが、1日中雨が降るっていうのは本当に稀で、夕方とか夜にバーッと雨がスコールのように降ってやむみたいな天気になります。

 

なのでアクティビティなどに行く時も、雨季でも行けます。降る時は降るので、スコールが終わるまでちょっと待機して、終わったらまた再開するみたいなことができます。

 

なので、やっぱりフィリピン留学の中でも1番人気の場所になるかなと思います。

 

バギオについて

 

 

バギオは、首都があるマニラのルソン島の北に位置していて、マニラからバスで大体7時間ぐらいかかる場所になります。

 

標高が高くて1500mぐらいのところにあって、山岳都市みたいな感じです。そのため涼しいので、避暑地として使われているフィリピンの軽井沢みたいなイメージがある場所です。

 

学園都市でもあって、語学学校に限らずフィリピンの高校とか大学なんかもたくさん集まっている場所です。

 

山に囲まれて山の中にある都市なので、やっぱりセブとかマニラに比べるとちょっと田舎という風に感じるかもしれないですが、その分勉強するには集中できる場所かと思います。

 

標高が高いので、年中暑いフィリピンにありながらも、乾季(11〜5月)の暑い時期でさえ平均気温が18〜20℃と過ごしやすい気候が特徴です。

 

セブに住んでいると考えられないぐらい涼しいです。親子で英語留学に行きたいけど暑いのが無理という方にはいいかもしれないですね。

 

降水量を見ると、雨季にめちゃくちゃ雨が降ることがわかります。雨季にとんでもなく雨が降る場所なので、雨季に留学に行くのは大変かなと感じています。

 

あとは、セブやマニラと比べるとどうしてもショッピングモールやアクティビティなどで物足りなさを感じる方も多いと伺っています。

 

3つの都市の比較

 

留学費用

 

 

留学費用ですが、一般的なイメージとしては、3つの中ではバギオが少し安いかなという感じです。

 

ただ、学校によって費用が全然違います。特に親子留学になると費用が学校ごとに変わってくるので、単純に場所での比較はちょっと難しいかなと思っています。

 

参考として、セブ島のクロスロードで親子留学(お子さん1人とパパママどちらか1人)した場合、1週間の値段が33万7150円になります。4週間の留学の値段が71万7250円です。

 

この中に全ての費用が入ってます。具体的に言うと、授業料、入学金、食事代、掃除洗濯、さらに土日のアクティビティの費用、飛行機代、保険代、SSPの取得費用(学生許可書の取得費用)全て入った金額でこれぐらいです。

 

金額は学校によっての振れ幅がすごく大きくて、クロスロードはセブ島の中でも比較的安い方の部類に入るかなと考えています。

 

 

バギオの方が平均値で取ると安く見えるかもしれないですけど、学校によって振れ幅が多いので、クロストロードよりもさらに高い金額の学校もあれば、もうちょっと安いような学校もあります。マニラも同じ感じになりますね。

 

学校によって触れ幅が大きすぎるので、そんなに比較はできないですが、大きくは変わらないというのが僕の印象になります。

 

気候

 

 

2つ目のポイントの気候についてですが、気温はセブとマニラはほとんど同じです。バギオだけ避暑地ということもあって年間で平均気温が20℃を切るぐらい涼しい気温になります。

 

過ごしやすさで言うとバギオかなというところはありますね。ただ、海やプールに入れないというところはあります。

 

どこの都市も雨季と乾季があります。乾季はどこも雨はほとんど降らないです。ただ、雨季の降水量が圧倒的に違います。

 

 

雨季の降水量が1番少ないのがセブ島です。続いてマニラです。僕らも雨季のマニラにいたことがありますが、結構雨季は降り続くって感じの雨が多くて苦労しました。

 

バギオは、とくに7月〜9月ぐらいの夏休みシーズンが莫大な量の雨が降るので、僕の知り合いでバギオに留学されてた方がいるんですけど、ずっと雨だったとおっしゃっていたので、この季節にバギオで親子留学に行くっていうのはちょっと避けた方がいいかなと思います。

 

家に干した洗濯物にカビが生えたという話もありました。雨が大好きな人はいいかもしれないですが、そういう人じゃなければあえて雨季のバギオに行かなくてもいいんじゃないかなっていうのが僕らの意見です。

 

今年の夏休みもたくさんの親子さんをセブ島で受け入れさせていただいたんですけど、雨がバーって降る時があっても土日に両方とも雨で全然出かけられなかったっていう日は記憶にないですね。

 

雨季ならセブ島留学がいいんじゃないかなっていうのが個人的な意見になります。

 

治安

 

 

3つ目のポイントは治安です。バギオが1番治安が良い、一方マニラが1番治安が良くないと一般的に言われています。セブ島は観光地でもあるし中間ぐらいかなみたいイメージです。

 

実際かなり長く住んでますが、身の危険を感じるようなことは、自分たちにも生徒さんにもなかったです。

 

気を付けたいのが、スリや置き引きです。もっと危ないような感じの犯罪はほとんどないです。街中で危ないことはとくになくて、夜遅くに女性1人で出かけるとかしなければ危険なことはほぼないです。

 

タクシーをメーターでいくところを、500ペソで行ってあげるよというような、ぼったくりみたいなのがあるので、交渉次第でうまく使えるとは思うんですけど、日本と違って怖いなと感じる方がいらっしゃるかもしれないというくらいです。

 

マニラも住んでたけど、確かにちょこちょこ危ない目にあったってのは聞くので、そういう意味で若干親子でマニラっていうのは少し怖いところもあるかもしれないです。ただ学校があるようなところであれば比較的大丈夫なところに作ってるはずなので、気をつけていれば大丈夫なのかなと考えます。

 

アクティビティ

 

 

4つ目は、買い物も含めたアクティビティについてです。やっぱりショッピングモールの大きさとか考えるとマニラがダントツなんじゃないかなと思います。

 

セブについても、地方都市ながら十分でかくて豊富なショッピングモールがたくさんあるというのが9年ほど住んでる僕らの感想ではあります。

 

アヤラセンターセブとかSMシーサイドとか、調べてもらったらすぐ出てくると思うんですけど「なんだこの巨大なショッピングモールは!?」という感じで、水族館も併設してスケートリンクも併設されてるような、なかなか1日では周れないショッピングモールがセブにもいくつもあります。

 

セブシティはコンパクトシティなので、どこも回れるっていう意味ではちょうどいいぐらいセブもショッピングモールなんかは揃ってるんじゃないかなと思います。

 

気軽に、今日は雨だしショッピングモールで子供をちょっと遊び場に入れようかなっていう気持ちぐらいで行けるのがありがたいです。

 

マニラにいる時は、近くの中型のモールとかはま行くのが同じような感覚で、モールオブアジアとかマカティの中心のところとかに行こうと思うと、すごく覚悟してました。やっぱり都市がでかいので、移動距離も長いし渋滞になるのでだいぶ大変でした。

 

一方バギオですが、巨大ショッピングモールはセブやマニラに比べるとだいぶ見劣りするというのはよく聞く話ではあります。その点は好き好きかなと思います。

 

 

アクティビティについてですが、マリンスポーツに関して言うと圧倒的にセブです。セブにしかありませんという感じになります。

 

マニラも日帰りでいけるようなところはあるけど、手軽さとしては圧倒的にセブですね。ダイビング・シュノーケリングは思い立ってすぐ行けるような感じで、その他にもジンベエザメに会えるスポットがあったりとか、イワシの大群と泳げるスポットとか、短期の留学では行ききれないぐらいあります。

 

 

セブ島から少し時間をかけるとカオハガン島があったり、ボホール島があったり、本当にいいリゾート地が集まっている場所もあります。

 

一方そういうところでいくと、マニラとバギオについてはあまりないかなと感じています。バギオに住んだことはないですが、マニラに関してはアクティビティはショッピングモール以外にはあんまりないのかなっていう印象がありますね。

 

日本からの移動時間

 

 

5つ目のポイントは日本からの移動時間ですが、成田からマニラのフライト時間は4時間半ぐらいになります。バギオについてもマニラのニノイ・アキノ空港を使うので4時間半です。一方セブは、マクタン国際空港に着くことになるので、成田からセブまでが5時間弱の4時間55分ぐらいと言われています。

 

一方、空港から学校までの時間は、マニラは一般的に大体1時間ぐらいかかるかなと思います。もちろん学校の場所にも寄るんですが、多くの学校で1時間ぐらいかかるかなという風に思います。

 

一方セブは、混んでなければ30分ぐらいで着くんじゃないかなと思います。クロスロードも空港寄りなので、混んでなければ20分かからないぐらいで着きます。もしかしたら15分ぐらいで着いちゃう距離なので、他の学校よりもむしろ近いぐらいです。

 

一方バギオですが、マニラからだいぶ北の山岳地帯までバスで行くため、大体7時間ぐらいかかります。

 

トータルの時間として、飛行機のフライト時間と空港から学校までの時間を足すと、マニラで5時間30分、セブも5時間30分で、バギオだけ長くて11時間30分という形になります。なので、親子留学だとバギオは行くのがだいぶ大変かと思います。

 

一方マニラは直行便がたくさん飛んでいるので、そういう意味では行きやすいです。セブも直行便がありますが、成田からしか直行便がないので、そういう意味で考えるとマニラの学校は行きやすいかもしれません。次がセブ、だいぶ離れてバギオみたいな感じです。

 

以上を踏まえて、フィリピンに親子留学するならどこがいいか検討してもらえればと思います。

 

まとめ

 

 

僕ら個人的な考え方から言うと、移動時間を考えると、親子留学ならセブかマニラがいいかなと思います。バギオは11時間半かかるので、お子さんが小さい間はちょっと厳しいかもしれません。

 

雨季の期間については、セブがいいかなと思います。マニラもバギオもだいぶ雨が降るので、特にお子さんでずっと雨となると、アクティビティも重要だと思うのでちょっと他の2つの都市は厳しいかなというのが僕らの個人的な意見になります。

 

最後に治安とアクティビティを考慮すると、やっぱりセブがバランスいいのかなと考えます。治安に関しては、やっぱりちょっとマニラは怖いかなというところと、アクティビティに関してやっぱりセブがマリンアクティビティ含めてダントツに選択肢が多いというところもあって、親子で行かれるんだったらセブがいいんじゃないかなと思います。

 

私たちもマニラに半年ぐらいいたことがあって、セブはもう9年住んでいて、バギオは行ったことないですが、その中で自分たちがセブ島が好きでセブ島を選んでいて、かなり私たち目線のコメントが入っているので、そういった部分も考慮した上で検討していただけたらなと思います。

 

今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。