伝説の旅日記「おもしろそうだからやってみよ。」29th Try 〜 32nd Try - フィリピン留学・セブ留学|英語学校 - CROSSxROAD
2019.06.02

伝説の旅日記「おもしろそうだからやってみよ。」29th Try 〜 32nd Try

【伝説の旅日記を公開】

若かりし頃にアジア1人旅をしたダイスケは、旅の後、『そうだ、旅の経験を文章にして、たくさんの人に読んでもらおう』と思い立つ。時代を読むセンスがあればブログを書いていたと思うのだが、スーパーアナログ人間ダイスケは、『そうだ、電車の中で読んでもらおう♫』と、書いた旅日記を印刷し、駅で配るという行動に出る。『アジア1人旅、旅日記を書いています。よろしければ読んでみてください!!』と駅前で声を張り上げ、4年という期間(旅は1年ちょっとなのに)をかけ、意地で書ききった当時の自分を、僕は今、、、あまり思い出したくない(笑)

【 過去記事はこちら 】

1st Try 〜 4th Try

5th Try 〜 8th Try

9th Try 〜 12th Try

13rd Try 〜 16th Try

17th Try 〜 20th Try

21st Try 〜 24th Try

25th Try 〜 28th Try

 

29th Try

 

世界の車窓からは外を見るより中がオモロ~

 

 

あ~眠ぃ~。 やっぱ朝早くの出発はきっついわ。

 

まだ寝てる従業員起こすのもめんどいしな。

起こしたら不機嫌だしな。

 

えーっと、、、俺、今ベトナムの真ん中くらいかな?

ホイアンって街にいるんよ。

 

とりあえずこっからローカルバス(観光客用じゃない普通のバス)でダナンって街に向かって、そっから電車でフエって街に行こうと思ってんだよね。

 

ダナンって街には別に興味沸かなかったからさ、泊まる宿探すのもめんどいし、今日中にフエに着いちゃいたいわけ。

 

そうすると、、、早起きだよね~。

 

 

バス停着いてさ、その辺のおっちゃんに

「シンチャオ。ダナン」って言うんよ。

「こんにちは、ダナン」って意味だけど、

 

俺って雰囲気で言葉の意味変えちゃうの得意じゃん?

 

だから「ダナン行きのバスはどれ?」で通じるんだよね。

 

へっへっへ。

 

でっかいリュック背負ってりゃ誰でもできます(笑)

 

 

いざバスに乗り込み、エンジン始動!!

ブルンブルンブル~ン

 

 

 

プスプスプス、、、   

止まった。まだ動いてないよ。

 

動いているのは他の乗客。

みんなどんどん降りて行く。

 

???

 

何? もう着いたっていう設定?

 

訳もわからず他のバスで出発。

 

まぁそれでちゃんと着いたからいいけど、、、

 

故障? ガソリン切れ? ジョーク?

 

 

?は残るものの、無事にダナンの電車の駅に着き、早速チケットを買うことに。

 

聞くところによると、今は旧正月とかいう時期でチケットを取りづらいらしい。

 

どうか無事にチケット取れますように~

 

ってちょっ、おい、、、こら、あ、てめ、、、

 

おまえら抜かしすぎだから!?

 

 

抜かしていく奴らの背中に変顔的なガンを飛ばしながら自分の順番を待った。

 

リアルに両手を広げながら後続の抜かし隊を阻止し、やっと自分の順番が来た。

 

ベトナム語?できないよ。

英語?できないよ。

チケット?

 

必殺の裏技で買う。

俺の乗りたい電車はフエ行きのハードシート(庶民席)。

行くぜ裏技。

 

 

「シンチャオ。 

 フエ!ハードシート!フエ!ハードシート!フエ!ハードシート、、、」

 

はい、チケットゲット~。 余裕です。

 

しかもたった今到着した電車。

買って、乗って、出発ってタイミング完璧!!

 

チケット売りのおっちゃんを少しイラつかせてしまったものの、かなり順調だわ(笑)

 

 

電車に乗ったっけ、中が超ベトナムなんよ。

ほとんど満席なのにさー、見る限り外人俺だけじゃん。

髪型はダメージ系のアフロだし、もう注目集めまくりなんよ。

 

外に出れば紫外線、電車の中では視線(うまいっ!)

 

 

そうか、こういう気分だったのか、、、転校生。

話しかけてあげればよかったな。

 

とりあえず席に座った。

背もたれがめっちゃ高い木のベンチか!?って席。

 

まぁ窓際っつーのが救いだな。

このカッチンコチンの椅子で長時間耐えるのに大事なのは、、、

 

間違いない!! コミュニケーションや。

 

行くで!! 

 

無理や!!

 

アカン、、、 駅に勇気忘れてきてもうた。

だれか、だれか話しかけてくれ~ぃ。

 

「 ldンf;x¥、b:h簿へv:・djv? 」 

 

キターーーーーー!!

 

「ん? シンチャオ!!」

 

みんな大爆笑!!

 

なんだ?? なんで笑う??????

 

 

俺はなんて質問に対して「こんにちは」って返してしまったんだ~!?

 

 

お互い意味プーだけど、笑いあってさ、、、

こりゃ楽しい時間が過ごせそうだわ。

 

俺の隣には赤ちゃんを抱いた、若くてスッピンのきれいなお母さん。

 

このお母さんさ~、

喋ってくれたり、食べ物くれたり、超優しいんだけどさ~、、、

 

座席の下って空洞なのね。

だから荷物置いたりとかできるわけよ。

 

そこにね、お母さんがさ、ゴザを敷きだしたのね。

 

え?何? って思うじゃん?

 

そこに ごろ~んって、、、 寝ちゃうのかよ!?

 

さっきも言ったけどさ、

背もたれの高いベンチみたいな席だからさ、隙間があって、

 

お母さんが、、、お母さんが、、、

 

俺のケツの下にいる~。

 

めっちゃふぁんき~でしょ!?

 

おかげで屁こくとさ、めっちゃ罪悪感あっから(笑)

 

 

おもしれ~な~って思いながらさ、

景色眺めて黄昏れたりしてたんだけどさ、

 

しばらくして何気なく視線を落としたらさ、おかしな事になってんだ、、、。

 

俺の足の横におっぱいがあんの。

 

あわわわ、ちょ、お母さん、、、大胆な。

 

座席の下で寝るだけじゃなくて、赤ちゃんにおっぱいまであげちゃって、、、。

 

んもうちょ~ドキドキしちまったよ!!

 

いや~、マジで~、ガチで~、

見たかったんすけど~、チラ見ィッシュ!!

 

 

もうなんか、何でもありなんだなって思ったらさ~、

全部が超自然に感じてきて、なんっつーのかな~、、、

超居心地良かったんよね~。

 

自分が何かをやってるとね、例えば本を読んだりとか、メモ帳見返したりとか、、、

 

顔を上げると周りに人が集まっててさ、

そこをきっかけに会話だったり遊びだったりがスタートするんだよね。

 

どうやら俺は「初めまして」で馴れ馴れしくされるのも、わりかし好きらしい。

 

 

さてさて、

この電車に乗った目的でもある絶景スポットに近づいてきている。

 

でももう超楽しいからさー、

景色は別にいいやって感じで遊びつかれて寝てたんよ。

 

 

そしたら、、、

 

バンバンバン!!

ゆっさゆっさ!!

 

「ハイ! ハイ!」

 

「痛て、痛いって!? どうしたん? お母さんそんな怒って」

 

お母さん、窓の外を指差して、必死に

 

「ルック!!ビューチフル!!ビューチフル!!!(怒)」

 

あんた!? 寝てる場合じゃないでしょ!? みたいな。

 

にゃっはっはっは(爆笑)

 

ありがと。お母さん最っ高!!愛してる!!

 

 

 

 

最後にちょっとつらいことがあってさ、、、

 

みんなに弁当がまわってきたのね。

朝からほとんど食ってなかったからさ、超嬉しかったんよ。

 

だけど配ってるおばちゃんにチケット見せろって言われて、、、

 

結果、俺の弁当だけが取り上げられた。

 

何故じゃ~!?

 

 

みんなが自分のを分けてくれようとするからさ、

「あぁ、俺今腹減ってないから」みたいに振舞ってたけど、

 

な~ま~ご~ろ~し~

 

 

腹は減ったけど、世界の車窓からは外を見るより中が、、、

 

 

オモロ~!!

 

 

30th Try

オモロ~な電車の旅の末、俺はベトナムの古都フエにやってきた。

 

このフエでの最大の見所は、

世界遺産にもなってるらしい旧王宮だろう。たぶん。

 

王宮 きゅう きゅう きゅう 、、、

 

なんて素晴らしい響きなんだろう。

 

 

今行くからな、待ってろよ!!

海!!

 

そう、男は王宮よりも竜宮城じゃ!!

 

王宮とかマジ興味ねぇから(笑)

 

 

、、、でもみんな行くし、、、

やっぱあとでちょっと見に行ってみようかな。

 

 

フエの街から海までは約15キロ。

意外とみんな知らないんだよね~へっへ。

 

そうなのじゃ、俺ってさ~、

みんながあんまり知らない場所を見つけてさ~、

 

「あ~知らないの? あそこおススメ。」

って上から目線になるのが趣味なの(笑)

 

 

海へ行く前日の夜。

大事な大事な準備がある。超~大事。

 

それはね、、、

 

旅行者同士って結構

「明日何すんの?」 みたいな会話をするわけ。

 

それでね、

「あ~俺明日海行くっす」って言いまくるわけよ。

 

そしたらさ~、一人くらいはさ~、

「え? 海? あるの? 行けるの?」

みたいに食いついてくるじゃん?

 

それでさ、きたらさ、

「あ~、予定ないなら明日一緒に行きます?」って、、、

 

さりげねぇ~!

そんな感じで、一緒に行ってくれる人 GET!!

 

 

俺が連れて行ってあげる的な雰囲気をかもし出しつつ、

一緒に行ってくれるのはイケメンの理系さん。

 

俺は誰かが一緒にいてくれるとビビリ~が抜けて、

ふぁんき~になれるのさ。

 

さぁて、今日もふぁんき~な一日になりそうだぜ。 

 

 

っつ~ことでチャリンコをレンタルして、

Let's go to the Sea!!

 

 

15キロの道のりをのんびり行くイケメン2人。

い~の、俺もイケメンなの!!

 

 

素朴な街並み通り抜け、 

一本道で迷子になり、

 

力を合わせて道見つけ、 

笑顔が導く海へのロード。

 

広大な田んぼに囲まれて、カゲロウに向かって立ち漕ぎし、

アヒルの群れに腹減らし、すれ違う笑顔に満たされる。

 

疲労で骨折した心、

友情のギプスで補って、

 

香る潮風心が躍り、

耳に届いた波の音。

 

 

はい、海到着~!!

早速一杯やりまっしょい!!

 

 

飲めそうな店を見つけて、カンパ~イ!!

ぬるっ!!!!

 

 

ちょっと!? 冷やしてないんかい!?

ほんまにも~、頼むわ~(泣泣泣)

 

しょうがねぇから、店のおっちゃんに頼みこんで氷をだしてもらった。

でもこれって冷やす用の氷なんよ。

 

だからバケツに氷と水を入れてさ、

そん中で栓の開いたビンビールをひたっすらクルクル、クルクル。

 

冷えろ~、冷えろ~

 

10分後。 

こんどこそ~!!!

 

カンパ~イ!!

 

うま~い!!これよこれ。

 

やっぱみんなで力を合わせれば~

 

YES、WE CAN!!

 

 

 

いい感じで飲んでたら3人組のベトナメンが横に座ってさ、

一人じゃないっつ~ことでノリノリな俺が、

 

「ヨーッ!!(乾杯!!)」

 

って絡んだら、大いに盛り上がっちまいましてねぇ。

 

おっしゃ、一緒に飲むべさ~!!ってなった。

 

いや~もうめっちゃ仲良くなっちまいましてね~、

 

30分後には家にいました。笑

 

 

こん時はね~、旧正月ってやつでさ~、

日本の正月みたいな時期だったらしいんよ。

 

それもあってってことでね、

3人の内の1人の家に呼んでもらって行ったんだけどさ、

親戚一同集合みたいな感じで、、、

 

20人以上いてびっくらこいたわ。

 

 

でもなんだかな~、みんなマジ歓迎してくれてさ~、、、やばかった。

 

「ほら、せっかく来たんだからメシも食って行きなさい。」

 

目の前には日本のおせち顔負けのご馳走。

 

あらまぁ。 すいやせ~ん!!

 

せ~の、

チュック ムン ナム モーイ!!(あけおめ~)

 

男組と女組に別れて食卓を囲み、乾杯の 嵐~♪ 嵐~♪♪

 

こっちで乾杯、あっちで乾杯。

 

 

うぁぁああああ!!! 楽しすぎる。

 

 

めっちゃ楽しい時間を過ごさせてもらって、

最後におやっさんから一言。

 

この玉手箱をお持ちなさい。

でも絶対に開けてはなりませんよ。

 

じゃなくって、

「また来ることがあったら泊まりに来なさい。」

 

パパ~!!

 

 

みんなと握手をして素敵なあいさつで別れた。

 

 

See you again  again  again  again  、、、

 

幸せな時間をありがとう。

 

 

この後、海をばっちり満喫し、帰路についた。

 

 

でもね、、、

 

 

いいかい、人生っていうのは波乱万丈なんだ。

いいことばかりは続かない。

 

 

理系さんのチャリンコ壊れました、、、。

 

 

なんか前回の旅行でもこんなことがあったような、、、

 

直しても直してもすぐチェーン外れるんよ。

しかもペダルはハンパ無く重いし。

 

チェーン触りまくって手は真っ黒。

あ、肌は海でこんがり黒く(笑)

 

 

こりゃぁ、もう直しても無駄だわ。

はい、あきらめた~。

 

 

でも俺はあの時の俺とは違う。

チャリのポイ捨てはしません!!

 

疲労で骨折した心、友情のギプスで補って

ヌメヌメお手てでハンドル握り、紐で繋いだチャリ2台。

 

ってもう、足パンッパンよ。

重いったらありゃしない。

 

 

だから疲れたら交代して、

また途中でビール飲んだらやっぱり旨くて、、、

 

あれ~!? 今日飲みすぎかも!?

にゃっはっはっは(笑)

 

 

その後、汗だくで宿に。

濃っい~一日の感動のゴールです。

 

めっさ疲れたけど、

また今日も最高にふぁんき~な一日を過ごしてしまった。

 

 

さて、また飲みに行っちゃいますか。

 

なんたって

 

チュック ムン ナム モーイ !! ですから。

 

夜が明けたら、筋肉痛でおじいちゃんになりまし太郎。

 

 

 

31st Try

 

 

めり~くりしゅ、、、 くりすます。

(※当時これを配っていたのがクリスマスだった)

 

あ、ど~も。

出だしで噛んだ、、、って設定です。

 

ど~で~もいいで~すよ♪

 

あ、はい、すいません、、、

えっと、今ね~、ベトナムの真ん中くらいかな?

 

フエって街にいんの。

これからバスでハノイっつ~首都に向かうとこ。

 

そうそう、例のチケットで(笑)

(28th Try のチケットだよ~)

 

 

日本出てさ~、

ホーチミン、ニャチャン、ホイアン、フエって行ったんだけどさ、

ここまでは前の旅行で来たことあるところだったんよ。

 

でもこっからは、、、

 

 

未知の領域~。 ワクワク~!!

 

、、、ビクビク~。

 

 

 

俺の席だけリクライニングが壊れてる

ってとこ以外は超~普通のバスなんだけどさ、、、

やっぱ日本の常識とは違うわ(笑)

 

何時間だったか忘れたけど、

やっぱ長距離だからさ、トイレ休憩とかあるじゃん。

まぁ、当たり前だよね。

 

その場所が「林」じゃなきゃぁね。

 

男がおしっこする分にはいいけどさ~、、、

女の人もぞろぞろと真っ暗な林に入っていくんだ。

 

マジ笑えるっしょ?

 

でも、女の人は嫌だろうな~。

おばちゃんとかはすぐ近くでしたりしてたけど(笑)

 

いやいや、ドキドキしてね~し、

暗闇に目を慣らそうとしてね~し!!

 

 

そして飯休憩。

まぁ屋台に毛が生えてない感じだよね。

 

 

俺ってそういうとこ好きだし、

ぜんぜんOKなんだけどさ、

選択肢が「おかゆ」のみっつ~のはな~、、、

 

おもしろいからいっか(笑) 

旨かったしな。

 

 

1泊2日の長時間1人で移動する寂しさ、

知らない場所へ行く事への不安、

そしてリクライニングが倒れない事でたまるストレス、、、

 

ビール下さい。

 

 

腹減ってて、ビールも飲みたかったら、

おかゆとビールの組み合わせになるのはしょうがなかったんだよ。

 

でも結構イケたよ。 

おかゆはピリ辛だったし。

 

 

 

そんな時ですよ、スカウトされました。

隣の酔っ払いさんに。

 

マジ絡んできた上にウォッカ一気させるおっさんとか超ウザくね?

何回もだぜ?

 

うん、超ウザくねぇ!!

 

だって俺の寂しい気持ち吹き飛ばしてくれたし、、、

 

不安どころか記憶まで吹っ飛ばしてくれたし、、、

 

ほとんど直角の背もたれで気持ちよく寝れたし、、、

 

むしろ感謝っす!!

 

 

 

翌早朝、ハノイに到着。

まだ明るくなったばっかりだよ!?

 

でさ~、他のみんなは、

なんか旅行会社の人に質問攻め~みたいな感じなの。

 

ここはどこ? とか、

どこそこに連れてって、とかだと思うんだけど、、、

 

なんかめんどくさいじゃん?

だからちょっと格好つけてさ、

「俺慣れてっからよ。」 みたいな感じで一番に歩きだしたんよ。

ガイドブックの地図を頼りにね。

 

俺が乗ったバスの旅行会社がシンカフェって会社なんだけどさ、

ハノイって偽者のシンカフェがめちゃめちゃいっぱいあるんだ。

 

でもまさか俺が、って思うじゃん。

 

しかも本物のシンカフェの近くにも、

俺が着いたとこの近くにも「5差路」があんの。

 

そりゃ本物に着いたって思うでしょ?

「5差路」かぶっちゃったらね~、、、

 

その後、道に迷いながら地図の方を疑ってたから(笑

 

 

完璧道に迷ったんだけど、

偶然大通りにでてさ、しかもでっかい銀行があって。

それを目印に地図で現在地確認。

 

俺はさっきの場所から、

行きたい場所の正反対に30分以上も歩いてきたらしい。

 

まぁ、良い運動だぜ、、、 

俺が一番めんどくせぇな。

 

二日酔いだし、、、

 

 

 

そっから1時間以上歩いて、どうにか宿に辿り着いた。

 

は? 

ガイドブックに頼ってね~し、参考にしただけだし。

「日本人旅行者に人気」って書いてあったとか全く関係ね~し。

行ったっけまだシャッター開いてね~し。

 

 

しばらくして、宿が開いて無事チェックイン。

ここの従業員の男の子がさ~、めっちゃ態度悪りぃんだよ。

 

でもね、、、

 

長く泊まって、

仲良くなったら照れ爆笑しながらエロ小説くれました。

 

超ピュア。

 

クールなだけで、ホントはいい奴なんだよね~。

いや、読んでね~よ!!

 

読んでね~けど、

エロ小説くれる奴に悪い奴はいないよね。

 

内容相当過激だね、、、読んでね~けどね(汗)

 

 

俺が行った国では俺って外人じゃん?

だから仲良くなるって簡単じゃないしさ、

やっぱ自分守る為に最初から疑ってかかってるから、

どいつもこいつも胡散臭く感じちゃうわけ。

 

でも時間かけて仲良くなっていったら楽しい奴がいっぱいだった。

 

俺もイラッときたり喧嘩したりもしたけどさ、

嫌いになるほど長い時間付き合ってないしなって思って。

 

「こんにちは、おめ~ウゼーな。嫌いです。」

ってなんかもったいない気がしてさ。

 

だから時間があれば仲良くなるつもりでいたし、

時間がなかったら嫌いにならないように気をつけてた。

 

そしたらなんか思い出がハッピーばっかりでさ~、

超いい感じ。

 

 

超いい奴はたまにしかいね~けど、

まぁまぁいい奴はすっげ~いっぱいいたよ。

 

まぁまぁいい奴の中には、まぁまぁ悪い奴も多いけどね(笑)

 

 

この時ハノイにいたのは、、、3~4日かな?

 

全然もっと長くいるつもりだったんだけど、

行きたいところができちまってさ~。

 

そこ行ってから戻ってくりゃぁいっかって思ってさ。

とりあえずそっち行きたくて。

 

 

電車で行くんだけどね、

宿をチェックアウトして駅に行ったらチケット売り切れてやがんの。

 

チェックアウト後、1時間でチェックインした(笑)

 

だから次の日に出発したんだけど、

おかげで一緒に行く人ができたんだ~。

 

たまたまその日にそこに行くっつって。

 

ラッキ~!!     

 

また寂しくなくなった~

 

 

 

え? ほとんど一人旅じゃないじゃん?

 

いや、 あの、 それは、、、

 

一人旅中にいろんな人と出会った

ってことにさせてもらえませんかね~(汗)

 

超でっかい声で「アジア一人旅~」とか言って配っちゃってるんで、、、。

 

 

さてさて、今度の目的地は サパ ってとこなんだけどね~

なんでそんなに行きたくなったのか、、、

 

だって、

だって、、、

 

少数民族がいるんだってさ~、

 

うわぁぁ会いてぇ~!!!

 

 

モン族っつ~人達がいるんだって~♪

 

 

まさか、ドラえ、、、

 

どんななの? ねぇ、どんななのぉぉ?

 

 

つぢゅ、、、つづく

 

 

 

 

32nd Try

ベトナムの首都ハノイから電車で9時間。

そこから車で2時間の小さな町、サパにやってきた。

 

ここには~、、、

 

少数民族がいるんだぜぇぇぇぇ!!

 

 

少数民族がいつも笑顔でひっそりと暮らしている、、、

わけじゃないな。

 

少数民族が観光客への営業スマイルで

ちゃっかりと暮らしているって感じ(笑)

 

なんかね、

着いたら町が山の斜面にあってさ~、

なんっつ~のかな、スイス?

 

スイスってどんなとこか知らね~けど、そんな感じがしたんよ。

 

 

まぁほとんどがホテルとか土産物屋なんだけど、

離れて見るといい感じなの。

 

 

少数民族の人達のほとんどは、

ここから10~20キロくらい離れた自分達の村に住んでて、

朝になるとこの町に出てくるんだって。

 

自分達が作った服とか、鞄とか、装飾品とかを売りにくるんよ。

 

まぁアパレル関係(笑)

 

 

そんでね、

ここって標高が高いからさ、朝は濃い霧に包まれるんよ。

 

もちろん季節にもよるだろうけど、

本当に100m先が見えないくらい。

 

その霧のなかから

民族衣装を身にまとった人たちが歩いてくるんだよ、、、

 

 

「コンニチハ~! カバン買う? キレイ。」

 

 

えぇぇぇええ〜!?

 

 

なんだよぉ、めっちゃ幻想的だったのに~、、、

 

超現実的じゃんか~。

 

少数民族が日本語喋っちゃダメっしょ~。

 

夢壊れた~、、、      

 

けどおもろいな~(笑)

 

 

 

マジみんな超外人慣れしてるんだ。

英語も日本語も結構喋るんだよね~。

 

そんでもって人懐っこいっていうのかな?

だからさ~、絡みやすい!!

 

でさでさ、なんか町に出てくるのは女の仕事なのかな?

ほとんど女の人なの。

 

衣装も手伝ってんのか知らないけど、

みんな小っちゃくて超かわいいの。

 

ほら、もっと近こぅよれぃ。

もっと馴れ馴れしくしてくれぃ(笑)

 

 

町でよく会う子供にずっと、

「ちゃ~っす!!」って挨拶してたんよ。

流行るかなって思って(笑)

 

そしたらあいつら、

ちょっとダサめのアフロの俺に向かって、、、

 

「クルクルパ~!!」 って。

 

 

誰が教えたんじゃ!? 使い方完璧じゃねぇか。

 

 

あとはね~、

少数民族さんとのミスマッチがまた笑えるんだよ。

 

インターネット屋でゲームに群がる民族衣装

やりこんでるねぇ、、、ブラインドタッチだもんね~

 

民族衣装よりもウェディングドレスに夢中な女の子達

そうだよね、女の子だもんね。

きっとウェディングドレスも似合うよ。

 

バイクで2ケツして飛ばしまくってる少数民族

バイクって楽だもんね。

日本にも特攻服を着た少数民族がいるよ。

 

民族衣装にフリースを合わすお洒落さん

ユニクロなの?

それはユニクロで買ったやつなの???

 

 

 

そんでまた、町から出るとすげぇんだよ。

 

一面 ぶぁ~ って段々畑なの。

 

そこをバイクでぶぅ~んって走ってさ、

気分でバイク停めて遊んだり、

景色を眺めながらビール飲んでふぁ~ってなったり。

 

超爽快っすよ!!

 

 

山を歩いて探検するのも楽しかったな~。

 

段々畑のおまけみたいな小っこい村があって、

3歳くらいの男の子が潤んだ瞳でブレスレットを売ってくるの。

 

そりゃ買っちゃうわ~。

 

でも買ったっけ、ダッシュでいなくなりやがんの(笑)

 

 

登って行って疲れて休んでると、

気がついたら牛に囲まれてたり。

 

「モ~ッ」

って鳴き声真似したら遠くから一頭走ってきて焦ったわ。

 

 

気づかないうちに縄張りに入り込んでしまったらしく、

犬に追いかけられたり。

 

「ワンワンワンッ!!」

 

「ちょっ、ごめんごめんごめんっ!!」 みたいな(笑)

 

 

適当に歩きまくってたら道無くなっちゃったり、、、。

 

そうなんだよ。マジ遭難だよ。

 

 

藁にもすがる思いで、

落ちてる牛の糞を頼りに歩いてたらさ、完璧行き止まり。

 

 

目の前、川がぶぁ~って、、、

 

やっぱ糞にすがってもだめだったわ。

 

 

 

超テンパッてさ~、

川無理やり渡って、泣きそうになって、、、

 

いざ道見つけたら、町結構近け~の(笑)

 

 

目の前が高台になってて見えなかっただけ、みたいな。

 

そこ登ったら

民族衣装がバイクで走ってたから安心したってゆ~ね。

 

 

 

いやぁ~やっぱ一人旅って最高!!

 

二人だったんだけどね。

 

一人だった風に書いてみました(笑)

 

 

このサパの後、

首都のハノイに戻るんだけど、ビザがもうすぐ切れるんよね。

 

そこで裏技でしょ。

ちょこっと中国大作戦!!

 

 

中国もベトナムも15日間はビザいらないんよ。

そんで、サパの近くの電車の駅がある町から、歩いて中国行けるの。

 

だから、一瞬中国行って、

帰ってきたらあと15日間ベトナムにいれるってゆ~感じ。

 

どう? すげ~べ?

 

っつ~ことで、一瞬中国に行って、肉まん食ってきました~(旨)

 

 

面白いんだけどさ、

中国とベトナムって1時間の時差があるんよ。

 

ベトナム国境の街から中国国境の街って、

手続き抜かしたら5分で着くんだよ。

 

だけど、

11時にベトナム出たら12時過ぎに中国に着いて、

17時に中国を出たら16時過ぎにベトナムに着くの。

 

国境線またいだら、

 

俺の右足未来に行っちまった、、、

 

とかできるんだよ~。

超おもしろいっしょ~。

 

 

ためになるね~♪ ためになるよ~♪♪

 

 

 

まぁそんな感じでもうちょっとベトナムにいます。

 

それでは皆サパ、良いお年を、、、

 

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

この記事をかいた人

クロスロードのなんでもおじさん。クロスロード愛が強すぎてボランティアスタッフとして居座っている。 書道家という一面も持ち、世界の路上で2万人を超える人たちに日本語でお名前を書き、プレゼントしてきた。好きな言葉は迷ったらGO。