2019.09.04NEW

伝説の旅日記「おもしろそうだからやってみよ。」109th Try 〜 112th Try

【伝説の旅日記を公開】

若かりし頃にアジア1人旅をしたダイスケは、旅の後、『そうだ、旅の経験を文章にして、たくさんの人に読んでもらおう』と思い立つ。時代を読むセンスがあればブログを書いていたと思うのだが、スーパーアナログ人間ダイスケは、『そうだ、電車の中で読んでもらおう♫』と、書いた旅日記を印刷し、駅で配るという行動に出る。『アジア1人旅、旅日記を書いています。よろしければ読んでみてください!!』と駅前で声を張り上げ、4年という期間(旅は1年ちょっとなのに)をかけ、意地で書ききった当時の自分を、僕は今、、、あまり思い出したくない(笑)

【 過去記事はこちら 】

1st Try 〜 4th Try 

5th Try 〜 8th Try

9th Try 〜 12th Try 

13rd Try 〜 16th Try

17th Try 〜 20th Try 

21st Try 〜 24th Try

25th Try 〜 28th Try 

・29th Try 〜 32nd Try

33rd Try 〜 36th Try

37th Try 〜 40th Try

41st Try 〜 44th Try

45th Try 〜 48th Try

49th Try 〜 52nd Try

53rd Try 〜 56th Try

57th Try 〜 60th Try

61st Try 〜 64th Try

65th Try 〜 68th Try

69th Try 〜 72nd Try

73rd Try 〜 76th Try

77th Try 〜 80th Try

・81st Try 〜 84th Try

・85th Try 〜 88th Try

・89th Try 〜 92nd Try

・93rd Try 〜 96th Try

・97th Try 〜 100th Try

・101st Try 〜 104th Try

・105th Try 〜 108th Try

 

 

 

109th Try

 

あぁ、、、

この4日間、超~波乱万丈だったなぁ、、、。

 

夜中寝てたら酔っ払ったおっちゃんがテントに押し入ってきて、

全財産盗られそうになったり、

 

やっぱり夜中寝てたら

酔っ払ったおばちゃんがテントに押し入ってきて、

唇を奪われそうになったり、

 

野宿して朝方外にいたら

頭から血を流した酔っ払いのお兄さんに絡まれて、

割れた瓶を突き付けられてカツアゲされたり、、、

 

 

マジでモンゴルの酔っ払いさん、

ファンキーすぎる。

 

 

2晩連続で襲われた「オラーンゴム」っつ~街から、

「ホブド」っつ~街まで逃げてきたのに、

 

着いた数時間後にはまた身の危険を感じて、

「ウルギー」っつ~街に逃げる事にした。

 

ま、行きたかったからいいんだけどね。 

ネタもできたし(笑)

 

 

「西の果て、ウルギーはいいらしい」

 

俺がモンゴルに来るきっかけになった旅人さんがくれた

メールに書いてあったんよ。

 

「西の果て」ってなんか響きがいいじゃん?

 

それに、「いいらしい」なら行ってみっかなって感じで、

目的地の一つにしたんだけど、いざ向かってみっと、、、

 

そういやぁ俺、、、

ウルギーの事何も知らねぇな、、、

 

 

 

そんななのにさ~、

また深夜に着いちゃったんよ。

 

マジ困る。

 

 

 

しかも灯りがほとんど無くてさ、

宿なんか見つかる気がしねぇの。

 

もう野宿は嫌だなぁ、、、。

 

只でさえ深夜に着いたら不安なのにさぁ、

3日連続で怖い目にあってんじゃん?

 

もう超~怖ぇ。

 

 

 

で、もう着いちゃってっから、

一緒に乗ってたみんなは

降りたい場所でどんどん降りていっちゃうんよ。

 

でも、俺どこで降りたらいいかわかんねぇからさ、

窓の外に宿らしき場所を探しながらそのまま乗ってたんだけど、

 

みんな降りちゃって

ドライバーさんとその奥さんだけになっちまったんよ。

 

で、、、

 

「あ、あの、、、ゾチッドボーダル ハーン バエン?」

(ホテルってどこっすか?)

 

そしたら案の定、

「この時間じゃぁもう入れないよ」的な事を言われたの。

 

そしたらもう野宿するしかしょうがねぇじゃん。

 

だから、超~嫌だったけど、また野宿を覚悟したんよね。

 

 

マジか、、、。

 

でね、

「どうするんだ?」みてぇな事聞かれたから、

 

「まぁ、テントあるんで。」

 

的な感じで言ったら、

 

ドライバーさんがさ、、、

 

「明日ホテル連れてってやっから、とりあえずうちに来な。」

 

って。

 

 

「えっ、マジっすか!? いいんすか? うぅ、、、(泣)

イヘ バイラルラー!!(超ありがとうございます!!)」

 

あぁ、超うれしい。やっと安心して寝れる、、、

 

 

 

 

家に泊まって良いって言ってくれてたんだけど、

あんまりいろいろしてもらうのも悪りぃし、

 

俺も気を使っちゃって、

かえって寝れなそうだからさ、

 

ドライバーさんの家の敷地内

(塀の内側)にテントを張らしてもらったんよ。

 

ドライバーさんは悪人顔だけどホント良い人で、

信用してないわけじゃねぇんだけど、

 

やっぱ自分が気をつけないといけねぇっつ~のをさ、

この4日間で改めて感じたんよ。

 

 

だから、

テントの入口を壁に向けて入りづらくしたり、

お金の仕分けをしたり、

 

自分なりにいろいろ考えて、

何かあってもある程度対応できるように、準備しておいた。

 

 

これでよし、、、。 

 

 

安心して、寝袋に入って横になると、、、

 

久し振りに横になって寝れる~。

あぁ、幸せ。感謝。

 

 

 

 

 

翌朝、

 

おいしい朝ごはんをご馳走になって、

ドライバーさん一家と楽しい時間を過ごした後、

 

近くを案内してもらいながら、

素敵なホテルに連れて行ってもらった。

 

 

久し振りの部屋、鍵も掛けられる。

ベッドもある。

 

 

ハンパ無ぇ、、、超幸せ!!

 

本当に超感謝っす!!

 

撮った写真、必ず送りますから!!

 

 

 

 

 

「ウルギー」では、超マイペースに過ごした。

 

貯まってた洗濯をしたり、

日向ぼっこをしながらホーミーの練習をしたり、

 

一日中散歩したり、

早起きして街から見える一番高そうな山に登ってみたり、

 

レストランで美味い料理とビールを飲んだり、、、

 

 

怖い経験をしたおかげかな?

 

なんかなんでも超楽しくなっちゃってさ、、、

 

最高~!!

生きてるってスバラシイ~!!

 

毎日そんなテンションだった(笑)

 

 

 

あ、あとね、

この街、シャワー屋さんがあるんよ。

 

 

約3週間振りのシャワー。

 

 

気持ち良いだろうなぁ、、、

どうしよう、行こうかな、やめようかな、、、

 

 

いやね、モンゴルって

空気が乾燥してっからさ、臭わないんよ。

 

で、ぱさぱさにはなってっけど、

ベトベトにはなんねぇの。

 

だから、そんなに不快じゃないんよね。

まぁ、髪の毛灰色になってきてっけど。

 

なにより、こんだけ風呂に入ってねぇとさ、

それがなんか超旅人チックで格好良い気がしてさ、

シャワー浴びちゃうのがもったいない気もしてくんだよね。

 

 

記録更新欲みてぇな(笑)

 

 

まぁでも、「西の果て」でシャワー浴びる事なんて

人生でそうそう無いかんね、

 

行ってきた。

 

 

 

バッチリお湯!!

 

俺の身体に当たって下に流れるお湯がまぁ~茶色くってさ、

持ってる石鹸を使いまくって、

 

ゴシゴシ、、、

 

キレイになって、、、

 

その気持ち良さといったらもう、、、

 

 

 

ふぁんたすてぃっく!!

 

 

いやぁ~、バッチリ満喫したわ。

 

よし、ウランバートルに帰ろう。

 

 

 

 

ウランバートル行きのバンの出発を待っている時、

日本人に会ったんよ。

 

こんなとこでまさか日本人に会えるとは思ってもみなかったから、

なんか嬉しくて、すぐ話しかけちった。

 

そしたら、彼はウランバートルからバスで来たらしいんだけど、

途中何回もバスの故障があって、ここまで5日もかかったんだって。

 

 

5日間バスって、、、

 

 

みんな大変な思いをしてるんだね(笑)

 

 

 

大変な事をたくさん経験して、

 

楽しい事をたくさん経験して、

 

嬉しい事をたくさん経験して、

 

怖い事をたくさん経験して、、、

 

 

なんかもう

どんなちっちゃい事でも

幸せを感じられる気がする。

 

 

 

 

 

約3日間かけてウランバートルに着くと、

久し振りの日本人宿に帰った。

 

知ってる顔も結構残ってて、

「お帰り~!!」 つって迎えてくれた。

 

 

めっちゃ嬉しい。

 

 

シャワーを浴びて、

ビールを浴びるように飲みながら、

初めましての人達とも仲良くなり~の、

この3週間の武勇伝を語り~の、、、 

 

もう超楽しい。最高!!

 

超~久し振りに日本人ばっかりの空間で、

安心感がハンパ無くてさ~、

 

なんか俺、飲みすぎちゃったみたい。

 

 

 

っつ~のは、

俺全っ然記憶に無ぇんだけどさ、、、

 

夜中トイレで

便器に座ったまま寝てたらしい(笑)

 

 

夜中トイレに起きた女の子が、

扉開けたら俺が便器に座って寝てたから、超ビックリしたって(笑)

 

 

 

 

俺もなかなか

ファンキーな酔っ払いっしょ?笑

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

110th Try

 

 

俺がモンゴルで目標にしてた大冒険。

 

達成~!!

 

超~すげぇ場所に行ったとか、

超~すげぇ事をしたっつ~わけじゃねぇけど、

 

限られた時間とお金で、

この超ファンキーなモンゴルをがっつり冒険できたと思う。

 

 

大草原を何日も歩いたり、

ギュウギュウ詰めの車でファンキーな移動をしたり、

 

自分で調べてガイドブックに載ってねぇ場所に行ってみたり、

遊牧民さんの家に泊めてもらたり、

 

キャンプしたり、

寝込みを襲われたり、

 

カツアゲされたり、、、(笑)

 

超~素敵な事、

超~嬉しい事、

超~怖ぇ事。

 

 

あぁ、いろいろあったなぁ、、、

 

うん、

俺にとっちゃぁ完全に大冒険だったわ。

 

 

 

 

自称大冒険から

無事に首都の「ウランバートル」に帰ってきてさ、

 

ずっと世話んなってる宿で、

 

「飲み過ぎてトイレの便器で寝る」

 

っつ~不祥事を起こしちまったけど、

その後も居心地の良いその宿で楽しい時間を過ごしてたんよ。

 

1週間?10日くらい?

 

 

特に旅行チックな事をする事も無く、

 

飲みに行ったり、

飲みに連れて行ってもらったり、

宿で飲んだり。

 

 

 

ダラダラ、、、

いや、よく言えばリラックスした日々を過ごしてた(笑)

 

 

 

 

そして、、、

 

冒険が刺激的すぎて、

ちょっと燃え尽き症候群的な感じになってっけど、

 

疲れも取れたし、

世話んなった人達に写真も送ったし、

申請しといた中国のビザもできたし、

モンゴルのビザももうすぐ終わるし、、、 

 

 

ぼちぼち出るか、、、

なんかもう日本帰りてぇな、、、

 

 

まぁでもな、「インド」行かねぇとだかんな~。

俺が唯一日本を出る前から決めてた目的地だし。

 

 

うし、

インドまで行ったら

帰っても良い事にしよう!!

 

 

 

 

っつ~ことで、次の目的地は、、、

とりあえず「ラサ(チベット)」だな。

 

つっても、俺「チベット」の事全然知らねぇから、

あんま興味は無ぇんだけどさ、

 

俺ん中で「チベット」行った旅人は「強者」

っつ~イメージがあったから、

 

俺もそろそろ「強者」に仲間入りしときたいじゃん。

ま、インド行くなら通り道だかんね。

 

 

 

 

そういえば数ヶ月前、

「チベット」に行くのを諦めた時、

あん時に初めてモンゴルを意識したんだ。

 

諦めた理由はいくつかあったけど、

まぁ単にビビってたんよね。

 

 

だってさ、

外国人の入境が厳しく制限されてっから、

行く手段も普通じゃなくてさ、

公安(警察)に見つかんねぇように行くんよ。

 

不法侵入っすか!?みてぇな。

 

それでも行くっつって行った人も結構いたけど、

自分には全っ然無理だったよね。

 

でも、モンゴルでいろいろ経験して図太くなったみたい。

 

ビビって無くはねぇけど、今は、

 

「とりあえず行ってみて、無理だったらまたそん時考えよう。」

 

みてぇな。

 

 

人間って結構変わるもんだね(笑)

 

 

 

 

 

「ウランバートル」を出発すると、

列車とバスを乗り継いで、中国の「蘭州」っつ~街に着いた。

 

でね、外国人は切符買えねぇって噂だけど、

一応こっから「ラサ」行きの列車があるらしいからさ、

試しに駅の切符売り場に行ってみたんよ、、、

 

 

 

 

「到ラサ。明天有嗎?」(ラサ行きって明日あります?)

 

「没有!!(無いね)」

 

「没有?阿、、、今天有嗎?」

(あ、無いっすか。じゃぁ、今日とかって、、、)

 

「有!!(あるよ)」

 

 

 

 

 

あれ?買えちゃったよ、、、。

 

中国語上手すぎたかな(笑)

 

 

 

 

 

 

翌日、

チベット自治区省都「ラサ」到着。

 

 

 

 

、、、あれ? 

俺チベットってめっちゃビビってたよね???

 

 

着いちゃいましたけど、、、。

 

闇バスとか、トラックをヒッチハイクして

隠れて連れて行ってもらうとかしないと行けない

 

って聞いてたんだけどなぁ。

 

 

列車はチケット買えねぇって聞いたし、、、。

 

 

う~ん、、、

 

簡単じゃん!!

 

 

 

 

ま、またいつものように呼ばれてんだろうな。

 

今回はどっから呼ばれてんだろ?

 

チベットかな?インドかな?

 

まぁ、どっちにしろ、呼ばれちゃってるくらいだかんね。

 

 

この先も楽しくなる事は間違いないべ!!

 

 

↑↑↑

 

長く旅行してるとさ、

マジでこういう考え方になるんよ(笑)

 

 

ちなみに自分が知ってる中で一番

「私呼ばれてる」って言ってる人が多いのはインドだね。

 

探してみて。

きっとみんなの周りにもインドに呼ばれてる人がいっから。

 

 

 

 

インドはねぇ、

マジで手当たり次第

いろんな人を呼んでっから(笑)

 

 

 

 

 

 

 

「ラサ」に来る列車の中で

嬉しい出会いがあったんよ。

 

韓国人美女のYeoni。

 

席は近くないけど同じ車両に乗ってたみたいで、

たまたまトイレに並んだ時に俺の前にいたんよ。

 

でね、Yeoni がさ、

トイレに入った瞬間にすぐ出てきたから、

 

「ん?どうしたんだ?」

って思ったら、目で何かを訴えてきたんよ。

 

「、、、。」

 

 

 

で、俺が入ったら、

前の奴がう○こ流してなくてさ、

 

それで出てきたみたい。

 

だから、そこはねぇ、

俺が男らしさを出してさ、

 

まぁ、

ねぇ、、、

 

 

 

流して

 

して 

 

流して 

 

出たよね。

 

 

おかげで彼女は安心してトイレを使えたっていうね。

 

良い話でしょ(笑)

 

 

 

 

 

そうやって出会って数時間?十数時間?

夜には同じ部屋に泊まってた。

 

超~展開早いっしょ(笑)

 

 

さすがにベッドは別だけどね。

 

 

でも恋はしてないよ。

 

恋はねぇ、

インドでする気がするから。

 

なんとなくね❤

 

 

 

 

いやね、話すと長くなるけど、それでも話すけど、、、

 

列車ん中で Yeoni と仲良くなった訳じゃないんよ。

 

でも、夜6時過ぎに「ラサ」に着いて、

降りて出口に向かって歩いてたら、

Yeoni が声を掛けてきてくれたんよね。

 

「ねぇ、これからどうするの?」的な感じで。

 

ただ、「I don't know.」だよね。

そう、俺マジでなんもわかんなかったからさ。

 

「まぁでも、もう夜だから宿は探さないとねぇ」

 

っつ~感じで、せっかく知り合ったし、

お互い「ラサ」の事よくわかんねぇ同士だからっつ~事でさ、

流れで一緒に宿探しをする事になったんよ。

 

で、駅からバスに乗って

なんとか街の中心部っぽいとこに来てさ、

 

宿を探して歩きまわってたんだけど、

なかなか良い所が見つかんねぇの。

 

で、

「腹減ったねぇ、先メシ食っちゃう?」

的な雰囲気になった頃、

 

たまたま「ウランバートル」の宿で一緒だった

日本人さんに会ったんよ。 

 

超~ナイスタイミングっしょ?

 

それで、泊まってる宿がすげぇ良いっつ~から、

紹介してもらったんよね~。

 

でね~、なんだろ。

 

ちゃんと喋ってからまだ1~2時間なのに、

自分すげぇ Yeoni の事気に入っちゃってさぁ。

 

有り難い事に Yeoni も自分の事気に入ってくれて、

めっちゃ仲良くなれたんよね。

 

だから部屋をシェアすんのもなんか自然だったんよね。

 

Yeoni はさ、

2日後に友達のポーランド人男性 Fabian と待ち合わせてて、

 

その日から Yeoni と Fabian と

3人で部屋をシェアしてたんだけど、

 

こん時はさすがに、

 

1年半後、まさか2人の結婚式に

出席すっとは思って無かったね。

 

 

「友達」って紹介されたとはいえ、

いくらなんでも空気読めな過ぎですよね。笑

 

 

 

 

 

 

ま、それはともかく

 

 

 

つづきます。

 

 

 

 

 

111th Try

 

 

標高約3700mにある

チベット「ラサ」での生活はすげぇ心地が良い。

 

ラッキーな事に高山病的なもんも感じねぇし、

標高が高いせいか、ビールも少ない本数で酔えるから

二日酔いになる事もほとんど無く、朝スッキリ起きる事が出来る。

 

 

うん、下界より健康的。

 

 

朝起きて

 

骨っ子食~べ~て~♪♪

 

じゃなくて歯みがいて、

適当に洗濯して、

 

コーヒーを飲みながら部屋をシェアしている

美人韓国人Yeoniと

イケメンポーランド人獣医のFabianとなんとなく話す。

 

「昨日はどうだった?」 

「今日は何すんの? どっかいくの?」

 

そんな感じでゆる~い1日がスタートする。

 

 

部屋をシェアしてはいるけど、

行動を共にしてるわけじゃねぇから、

特に気を使う事も無くいつもマイペース。

 

部屋は後から出掛ける人が鍵を掛けて、

フロントに鍵を預け、

 

先に帰ってきた人は

フロントから鍵を貰って中に入る。

 

これでなんの心配も無くいつでも外出できるし、

いつでも帰ってこれる。

 

 

ただ、

部屋に鍵かけて、

鍵を持ったまま部屋の外にある共同のトイレで

 

「大」をしてたらさ、

その間に2人が帰ってきちまって、

ちょっとした騒ぎになってたんよ。

 

 

「鍵が無ぇ!?」 つって。

 

だから、

「大」の時も鍵は預ける事にした(笑)

 

 

 

 

時計の必要無いゆる~い毎日。

 

腹が減ってればもはや行きつけになった飯屋に行って、

おばちゃんの笑顔をおかずに飯を食う

 

見慣れた風景を散歩して、ふらっとお茶屋さんに入り、

甘いミルクティーを飲みながらぼーっとする。

 

 

周りは全部ローカルピーポー。

 

自分はなんとなく周りを眺め、周りは珍しい自分をがん見する。

 

テーブルに小銭を置いとくだけで、

オートマチックに注がれていくミルクティー。

 

3~4杯飲むと、トイレに行きたくなって宿に戻る。

 

 

特別予定もないから、なんとなく屋上に行き、

なんとなく少しできるようになったホーミーを練習する。

 

 

飽きてきてなんとなく町にでると、

やっぱりなんとなく出てきた知り合いの日本人と会ったりして、

 

二度目のお茶屋さんに入り、

互いの武勇伝や珍プレー、馬鹿話をしたりする。

 

夜になってなんとなく飯を食い、

相手がいれば飲みに行き、

一人なら屋上でロマンチックに浸りながら飲む。

 

眠くなければ本を読み、眠くなったら寝る。

 

 

 

そんなゆっくりな1日。

 

これ結構幸せ。

 

 

 

 

つっても、

やっぱずっとそんな毎日を過ごしてたら、、、

 

いかんよね。

 

よし、ネパール行こ。

 

実はYeoniとFabianはもう先にネパールに行ったんよ。

 

 

あのね、

チベット自治区内って、

外国人の自由な旅行が認められてねぇからさ、

「ラサ」からネパールに陸路で行こうとすると、

 

基本的には旅行会社で車をチャーターして、

「ツアー」って形で行かなきゃいけないんよ。

 

で、

途中チベット人の村に寄ったり、

有名な湖に寄ったり、

エベレストのベースキャンプに寄ったり

 

っつ~感じで、いろんな「ツアー」があるから、

それによって金額は違うんだけど、

 

「ツアー」の料金は車1台あたりの値段で、

行く人数で割るんよね。

 

 

だから、

いろんな宿とか旅行会社に掲示板があって、

 

いろんな国の言葉で

 

「 ○月○日ネパール行き3泊4日 ××コース 2人募集 」

 

みてぇな張り紙がしてあんの。

 

 

最高で5人一緒に乗れるんだけどさ、

そうすると値段も5分の1になっから、

やっぱみんなできるだけ5人集めたいんよね。

 

 

で、

たまたま知り合った日本人さんがやっぱ募集しててさ、

 

「あと2人欲しい」

 

っつ~ことだったから、

ちょうどそろそろネパールに行こうかな~つって言ってた

YeoniとFabianを紹介したんだ~。 

 

俺っていい奴っしょ?笑

 

 

 

 

ちなみに俺は、、、

 

もうめっちゃリラックスしたからさ、

ちょっと冒険してみようと思って。

 

「ツアー」じゃなく、自力で行ってみよう大作戦。

 

目指すはネパールとの国境の町「樟木(ザンムー)」。

 

そこまで行っちゃえばなんとかなるはず。

 

問題は「樟木」までどうやって行くか、、、

 

 

中国人のふりをして

バスに乗ればいけるんじゃね?

 

 

外国人は制限されてっけど、

当然中国人さんは「樟木」までバスで行けるんよ。

 

そりゃそうだよね、

中国人さんにとってはただの国内の長距離バスだかんねぇ。

 

 

っつ~ことは、

外人ってバレずにバスに乗れたら、、、

 

 

早速、チケットを買いに行った。

 

 

正直、

中国では何度も列車やバスのチケットを中国語で取ってきたから、

今回も自信があったんよ。

 

 

でも、、、

 

「ニィ シィ ナァガ レン?(あんたどこの国のひと?)」

 

さすがに「中国人です」とは言えず、

 

日本人ってバレて、

チケットは売ってもらえなかった。

 

 

くそぉ、こうなったらしょうがねぇ。

 

勇気を出して奥の手だ!!

 

 

「 すんません、お願いがあるんですけど~。

 

あのね、俺って日本人だからチケット買えないんすよ~。

 

でね、その~、

代わりに買ってきてもらえませんかね~?

 

もちろんタダとは言いません、、、。

30、、、     いや、50元でどうっすか?」

 

 

的な感じで、通りすがりのおっちゃんに声をかけた。

 

 

「100元だ!!」

 

「70!!お願い!!」

 

 

「、、、樟木だな。」

 

 

「謝謝~!!」

 

 

よっしゃぁ、GET~!!

 

 

 

 

やってみるもんだね。

 

まぁでも、チケットが取れたってだけで、

バスに乗せてもらえなかったら意味無ぇんだけど、、、。

 

 

ま、とりあえず 第一関門突破!!

 

 

なんだか

ファンキーな香りがしてきたぞ~、、、

 

 

ドキドキ、、、

 

 

 

つづく

 

 

 

 

112th Try

 

 

本来、外国人旅行者が

チベットの「ラサ」から陸路でネパールを目指す場合、

 

旅行会社のツアーに参加する形で、

車をチャーターして行かないといけないんよ。

 

でも、

 

「できれば自力で行きてぇなぁ、、、」

 

って思った俺は、

 

冒険してみっか。

 

っつ~ノリで、

 

外国人は乗る事が許されてない一般の長距離バスで、

チベットとネパールとの国境の町、

 

「樟木(ザンムー)」を目指す事にした。

 

 

チケットは、通りすがりの中国人のおっちゃんに、

千円くらいの賄賂を渡して買ってきてもらった。

 

出発は明日の朝。

 

でも、本来外国人が乗っちゃいけねぇバスだかんね、

いくらチケットがあっても、乗れるかどうかはまだわかんねぇ。

 

けど、そんなこと今から考えてたってしょうがねぇ。

 

それよりも、今日が最後かもしんねぇ「ラサ」。

楽しんどかねぇと損だ!!

 

 

よし、飲もう!!

 

 

 

 

んふ~、気持ち良い~♪♪

 

何故かチベット最後の夜は、

韓国料理をチョイスしちまったけど、

 

「ラサ」で出会った日本人の旅人さんと2人で語り合いながら、

時間を忘れてがっつり飲んだ。

 

宿に戻った時には、

門限なんかとっくに過ぎてて、

 

ドンドンッ!!すんませ~ん!!

 

てやって、無理やり入れてもらっちった(笑)

 

 

あぁ~、良い夜だったぁ~、、、 んん~ 

 

zzz、、、

 

zzz、、、

 

 

 

 

 

 

翌朝、6時半、、、

 

 

pipipi pipipi pipipi 、、、

 

 

日本から持って来て、

ずっと使ってるSEIKOの目覚まし時計の音で目が覚めて、

 

ベッドから起きると、体調の異変に気が付いた。

 

富士山並みの標高3700mのとこにあるこの街で、

これまで全く出てなかった「高山病」の症状が、、、

 

「高山(地においての、酒類多量摂取に伴う二日酔い的な)病」

 

最悪な体調で荷物を詰め込み、

出発の準備をすると、

長い事お世話になった宿をチェックアウトした。

 

「昨天晩上 ドンドンッ!! 対不起。」

(昨日の夜はドンドンッ!!ってやってごめんなさい。)

 

 

 

 

 

うぅ、頭痛てぇ、、、。

マジもう一生酒なんか飲まねぇ、、、。

つっても夕方になったら飲みたくなるんだろうなぁ、、、。

 

あぁ、だめだ、、、

 

気持ち悪りぃ、、、。

 

最悪だ、、、

 

 

体調が最悪なまま、

数十分かけてバスステーションまで歩いて行くと、

バックパックを枕に、待合所のベンチに倒れ込んだ。 

 

別に今日行けなくてもいいかも、、、

 

 

時間になって、みんながバスに乗り始めたから、

重い頭を起こして俺も乗り込むことにした。

 

もしここで外国人っつ~のがバレたら乗せてもらえねぇんだからさ、

本当なら超ドキドキの瞬間のはずなんだけど、

 

二日酔、、、

 

「高山病」が激しくて、とにかく早く寝たかった俺は、

さっさと乗り込んで席に座ると、すぐ目を閉じた。

 

起きた時には「ラサ」を出てたね。

 

はい、第2関門突破~♪♪

 

 

 

 

だけど、まだ安心はできねぇ。

 

出発はできても、

この先何度かチェックポイントがあるっつ~噂。

 

そこでバレたら罰金、

或いは最悪バスごと戻されるっつ~噂も。

 

バスごとっつ~のだけは、、、 

 

みんなからリンチにあう恐れが、、、

 

 

 

外国人の旅行が制限されてるこの地域。

でも、絶対に旅行できねぇっつ~事でもないんよね。

 

正確には、パーミット(外国人旅行証)

っつ~のがあれば、旅行して良いみたい。

 

ただ、個人でパーミットを取得するのは

まず無理っつ~のが現状でさ、

それで自由に旅行ができなくなってるんだよねぇ。(2007年10月当時)

 

 

 

 

 

昼過ぎ、

たくさん寝て高山病、、、

「二日酔い」も大分楽になった頃、

 

第3の難関、

チェックポイントに着いたらしい。

 

バスが停まると、お巡りさん的な人が乗り込んできて、

前から順番にパスポート?

身分証的な物をチェックしている。

 

えっ? 

中国人さんでも身分証提示すんの? 

 

 

 

マジか、、、。

どうしよう、う~ん、、、 

 

なんとかバレませんように、、、 頼む、、、

 

 

お巡りさん的な人が自分とこに来ると、

超~冷静ぶって、みんなと同じようにパスポートを渡した。

 

開いたページは、

パーミットとは関係無ぇけど、それっぽい中国ビザのページ。

 

「はい、パーミット!!」

 

っつ~感じでね。

 

 

 

すると、、、

俺のパスポートは5秒で返ってきて、

他の人のチェックもサクッと終えると、

お巡りさん的な人はサッサと降りていって、バスが出発した。

 

 

えっ?OK?

 

さすが中国。

 

形式上チェックはするものの、

パーミットなんて実際見た事無ぇんだろうな、、、。

 

助かった(笑) 

 

 

よし、第3関門突破~!!

 

 

 

 

 

 

 

でも、、、

 

 

夜遅く、

バスが停まったのに気がついて目を覚ますと、

大きな建物の前に停まってた。

 

休憩? 

 

よくわかんねぇけど、みんなバスから降りてくからさ、

自分も後に付いて降りたの。

 

で、外に出たとこで、発見しちまったんよね。

 

門のところに、

 

「中華人民共和国政府なんちゃらかんちゃら」

 

って書いてある。

 

 

政府の建物!? 

 

 

うわぁ、、、 

 

これはさすがにヤバいかもしんねぇ、、、

 

 

建物の中に入ると、

カウンターがあって、

 

そこにさっきの人よりも

かなり風格のある感じのお巡りさん的な人が座っていて、

並んでる人の身分証を順番にチェックしてる。

 

しかも、今度はさっきと違って、

1人1人丁寧にチェックしてるみてぇだ。

 

これはマジでやばい、、、。 

 

 

 

 

 

自分の順番が近づいて来る。 

 

万事休すか、、、

 

 

えぇいっ、こうなりゃもうやけくそだ!!

 

 

 

 

「はろ~!!」

 

 

 

 

もうバレないのは絶対無理だと思ってさ、

逆に、最高の笑顔で

 

「私は外国人です!!」

 

ってアピールしてやった。

 

俺のパスポートを隅から隅まで

じっくり見る風格のあるお巡りさん的な人。

 

「OK!!」

 

あ、どうも~、、、

 

って軽っ!?

 

 

何の為のチェックなんだろう???

 

 

まぁでも、よかったけど、、、。

 

 

 

 

 

 

翌日、

「樟木」に到着すると、足早に中国を出国した。

 

出国手続きも問題無く、

無事にネパールに入国する事ができた。

 

これでもうビクビクする必要は無ぇ。

 

やったぁ~!! 俺は自由だ~!!

 

 

 

 

 

 

ネパールに入ると、

人種、乗り物、町の雰囲気、

全てが変わってテンションが上がった。

 

なんか改めて思ったんよね~。

 

俺、外国にいるんだなぁ~。

 

 

 

 

日本を出て丁度8ヶ月。

 

ようやくインドの手前まで来た、、、。

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事をかいた人

ダイスケ

クロスロードのなんでもおじさん。クロスロード愛が強すぎてボランティアスタッフとして居座っている。 書道家という一面も持ち、世界の路上で2万人を超える人たちに日本語でお名前を書き、プレゼントしてきた。好きな言葉は迷ったらGO。